本日の徹子の部屋ゲストは梓真悠子さん

2002年1月8日

黒柳「どうですか女優さんでいらっしゃるけど結婚なされて赤ちゃんお生みになってお母さんになった気持ちは」

≪子供が好きだったので生まれてうれしく思ってますけどわからないこともあるので母にいろいろ聞いてがんばってます≫

「これは偶然なんですけどニューヨークのレストランで食事をしてましたら加山雄三さんのお嬢さんが赤ちゃん連れていらしゃって”あれなんでって”なんだかよくわからなかったの」

≪子供をニューヨークで出産しましてそのとき生後1週間ぐらいでした。

「あなたのお母様もいらっしゃって。お母様はずっとお生みになるときからいらしゃったの」

≪はい≫

「加山さんはまだ赤ちゃんを見てなかったのね」

≪妊娠してたときは一緒に生活してたんですけど≫

「あらそう」

≪ですから父よりも早く黒柳さんに見ていただいて≫

「私は友達のうちから加山さんにFAXして”赤ちゃん見ましたよ。悔しいでしょ”って。あなたにも似てますけどあなたのお父さんの上原謙さんにも似てますって。似てたでしょ」

≪母が驚いてました≫

「やっぱりそう。」

≪でも不思議なんですねえ赤ちゃんって日に日に顔が変わって。父にも似てるって≫

「今1歳5ヶ月でどんな風?」

≪あの歩き始めたのが早くて9ヶ月ぐらいで歩いて今は走り回ってます≫

「目が離せない」

≪目が離せません。私の小さいころはすごくやんちゃなんで理解できますけど。父のことをジージーってよんで≫

「ジージーて呼ばしていいの?」

≪いいみたいです。≫

「子供ってかわいいですねテレビ見てもジージー、写真見てもジージー」

≪母の方はバーバーって呼ばれたくないみたいでナーナーって呼ばしてますけどバーバーって≫

「ハハハハハハハハ」

≪でも父が呼ばしているみたいで≫

「でもあっという間の出来事」

≪ちょうど6年前に家族でこの番組に出さしていただいて≫

「6年前に加山雄三さんの家族が全員ででてくださってこんなことは2度とないだろうっておしゃってましたけど。お兄様2人はあなたのことを可愛がってましたけど結婚するときはどうでした」

≪すごく今の主人の事を気に入って”お前にはもったいないから早く結婚しろ”って。兄弟仲がいいので暇なときは家に来たりしてます。お食事に行ったりしてます≫

「ご主人はデパートにお勤めのサラリーマンで」

≪はいそうです≫

「佐藤さんっていうんですけど彼は加山雄三さんの若いころにそっくりなんですねえ」

≪よく言われるんですけど初めて主人を父に紹介するときに父の第一声が俺の若いころにそっくりだって。私はぜんぜんそれまで思ってなかったんですけど≫

「あなたはご存じなかったんですけどでも偶然お父様の若いころにそっくりで。どういうところでお会いになったんでしたっけ?」

≪お友達のパーティに出席しましてそのときに知り合いましてグループで何人かいたんですけど彼が一人で私のところに来て”いや実はすごく気に入ったので今度一緒にお食事に行きませんか”っていわれてすごく誠実だったんですね≫

「誠実」

≪軽い感じではなくてこういう誘い方って信じていいのかなって思ったんですけどそれから時間を決めて会うようになってからこの人本当に誠実なんだなって思うようになってから≫

「でもあなたは慎重で2年ぐらいお付き合いなさって」

≪そうです私すごくスポーツが好きで彼も好きで海に行ったり打ちぱなしにいったりして≫

「お父様と趣味もそっくりね」

≪そうですね≫

「みんなに祝福されるって事はいいことですね」

≪そうですね≫

「ご両親のような家庭を作るのが目標」

≪そうですね。すごく幸せだったんですね兄弟も多くて楽しい思い出がいっぱいいっぱいあって私もこういう家庭を築きたいなってそれが夢だったんで≫

「今年はみんないい年になればいいなって思ってると思うのね。ですごくいい話を聞けてよかったです」

≪はい≫

「お父様とバージンロードをうで組んで歩かれたときはどういう気持ちでした?」

≪ちょうど結婚式場がすごくバージンロードが長かったんですね50メートルぐらいあったんですね≫

「ずいぶん長かったのね」

≪そのときいろんなことを思い出してしまって神父さんの所に行くまでに涙・涙で≫

「すでに」

≪歩いてるときに父が手をギュッと握ってくれてそのときに涙が止まらなかったです≫

「そう」

≪幼いころからのことが思い出されて。父もぐっと来てました≫

「お父様は絵も描いてくださったんですって」

≪結婚式はロサンゼルスでしまして家族で別の場所に移動したんですねそこで絵をかいて個展に出展したんですけどそれを父がプレゼントしてくれたんです≫

「これが」

≪ラブナビーチ。好きで好きでそれで母がこれは絶対に抑えてプレゼントしてあげないとってくれたんです≫

「お母様から。お父様の絵はとっても人気なんですって」

≪家に行くとしょっちゅう描いてます。エレキを引いているか絵を描いてるか。あと孫の相手をしているか≫

「いいですねお元気で若々しいお父様がいらして」

≪はい≫

「”梓”っていう名前は芸名なんですけど”真悠子”っていう名前は本名で」

≪母が決めてくれて。母が私が生まれる前に読んでいた小説があってその主人公が真悠子っていうんですけどその真悠子っていう≫

「響きが?」

≪響きもそうですけど。小説の中では頭もよくて何でもできておしとやかで理想的な女の子だったんですね。それで娘もそういう風になってほしいという気持ちもこめてつけたんですけどまったく違ったはとか最近言われて≫

「今はおしとやかにされてますけど兄弟が3人敵に回ってもこの方のほうが強かったっていうぐらいお転婆だったようですけど。今度お目にかかるときはお子さんも大きくなってるんでしょうけど」

≪父母のように温かい家庭を築きたいと思って≫

「本当にありがとうございました」

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