2002年11月20日
黒柳「池宮マサノブさんですよくいらしてくださいました。さて皆様私どもテーブルのようなものの前に座っておりますけども、これは一体何なんだとお思いだと思いますし皆さんご覧になったことも私もこういうものは初めて見るんですけども実物、映画なんかでは見たことがあるんですけどこれを演奏していただくということなんでまず演奏していただくのにはどうすればいいのかというのをちょっと池宮さん恐れ入りますけどもちょっと皆様ご覧くださいませ。
池宮≪まあ一応ふたを開けるということで、開けるとこう鍵盤が見えるということなんです。
「とても簡単に開くんですね。結構。で実はこれピアノにはなっているんですがこれはラグタイムというお得意のものをお引きになるのにはいいピアノ
≪そうですね。まあ19世紀アメリカでとても愛好されたピアノで1番最初にあのラクタインという音楽を奏でた楽器でそのオリジナル楽器ということで。
「でラグタイムというものがどういうものかというのを皆さんに、お気づきであれかとお思いかもしれませんがそのラグタイムというのをちょっとやってみていただけますか?
≪はい。~演奏中~
「すごい(拍手)感じがありますよね。やっぱりあれですかねぇこれ映画なんかで見ると黒人の人たちと関係あるように思うんですけどもってやっぱりこれで黒人の人たちと関係ある?
≪そうですね、黒人の人たちが奴隷解放宣言で
「南北戦争の?
≪そうです。その自由になった喜びを音楽にしてあらわしたのが始まりということで。それから19世紀末、20世紀初頭に花咲いた1番最初のアメリカのポピュラーミュージックといわれているんですけども。
「私今メーンウエストという女優をやっているんですけどもね、その人の時代がこの音楽なんですね。だから舞台でいつもずっとかかっているのこの。この形式をラグタイムという。
≪そうなんです。
「それで皆さんね演奏なさるときにコンサートたくさん、もともとクラシックのすごいコンチェルトもお弾きになるピアニストでいらっしゃるんですけどもこれをお弾きになるときは客席におしりを見せないといけないですってね。
≪そうですね、やっぱりこの板をしまっているんですけどもこのふたをねこういうふうに、それで音が後ろにねお客さんに行くのにですから私はこういう風に演奏して終わったらこういうふうにして(おしりを見せて演奏して、演奏が終わると前を向いてあいさつをする)
「横向きにお客様に演奏をすることは音の関係上このふたがここまでしか開かないので音の関係からすると後ろへいっちゃうのでお客様の客席の方に行くために演奏者はお尻を向けてやると。だからコンサート用とかそういうのではなくてみんなで楽しむためのものなんでしょうかね
≪そうですねもともとはこういうのは家なんかで家庭で愛用されたもので。
「上流階級なんかはアメリカなんかではずいぶんこういうものがあったんですね。
≪そうなんですね。風とともに去りぬとかああいう映画に出てくるああいう大邸宅には必ずあったピアノ。
「こんなに大きいものだとは思わなかったですけども。すごいのは池宮さんはこれをただでどっかでアメリカでおもらいになったんですって
≪いいえいいえそんなただでは(笑)
「ただではなかったんですか(笑)
≪ちゃんとお金を払って買ったんですけども(笑)
「お買いになったですか。何か納屋にあったっていうのはこれ何ですか?
≪あのねぇ1番最初のピアノがこれじゃないですけども。
「これじゃないですか
≪あの一応初めてピアノを始めたときにあのまた話が長くなるんですけども(笑)そのやりだした時にピアノがなくてですねそれであるメーン州という田舎の市役所のそういうオペラハウスでその小さな劇場のもの舞台裏にあったのこんなん邪魔になってしゃあないから持っていけとか言われてですね、もらって帰ってきたのがこれだったんですね。それで自分で治して
「これだいたいなんていう名前のものなんですか?
≪これはね正式な名前はスクウェアグランドピアノというんですけども、でスクウェアピアノとよく言われるんですけども。これはあのとにかく私がこれを持っているのはニューヨークのスタイムウェイの1872年のものなんですけども。
「これスタイムウェイ何ですか!
≪ですからこれは立派な骨とう品なんですけどもで
「いまは新しいのを作ってないですか
≪もうないですよ。
「元々池宮さんはものすごいおもしろい経歴の方で今ずっとニューヨークに在住でいらっしゃるんですけども音楽祭もご自分で作ってらっしゃるんですけども元々は高校1年生までは日本に京都に
≪そうなんですよ京都の洛星中学高校に行っていまして
「お父様があちらの大学の
≪そうですねぇうちの父が京都大学で教えていましてそして向こうの大学のカンザス州立大学に交換教授で呼ばれまして家族全員で行きましてそれが1962年なんですけども。それで気がついたら鉄砲玉ということで私も今年で40年もアメリカに住んでいるということで(笑)
「そうなんですってであちらにいらっしゃってお父様は京都大学の教授をやってらしたんですがあちらの先生と交換でいらっしゃいましてこちらはそのまま向こうの高校から大学にいらっしゃいましたんですけどもそこで物理学をなすったんですね。原子物理学?
≪ええそうなんですよね。
「すごいです原子物理学をなさったそうですけども。そのころだんだんベトナム戦争
≪そうなんですね私もその時代特に物理とか数学とかすごく成績がよかったのでその州立大学から奨学金が出まして、あのいったんですけどもわかったことは何かとにかくすごい政府が力を入れてですねその時代は冷戦の時代でしたからソ連と競いあってとにかく核兵器をどんどんで発達させようということであのいろんなお金を費やして成績の良い物理学者を作ろうということをしていまして。
「なるほど
≪それに私が気がついたらこんなアホなことはやりたくないと。あのその州立大学の中にもですね核爆弾の小さな実験場があったんですよ。もうそんなのいっぱいねぇ見てね、それでベトナム戦争の悲惨なことを見ましてですねこんなことに全然貢献したくないし、ということで私もその物理学をやめましてそれよりも私の本当の好きな音楽をやりたいと
「ピアノは前からやってらしたんですね。
≪そうですね。
「それでピアノはクラシックをやっていらっしゃってですね。すごいんですよクラシックではオーベリー音楽院のピアノ科をご卒業、首席でご卒業。それからインディアナ大学の大学院で最優秀学生として大学院で修士号までをおとりになっていらっしゃる。もう本当のピアニストでいらっしゃるんですけども初めてこれと出会ったのが黒人の人がひいていたんですって?
≪そうですねたまたまニューヨークのハーレムでちょっとボランティアで困ったは青少年の子供たちをヘルプしていたんですけども。その時にあのいろいろ麻薬とかやったらアカンよとかねぇ勉強せなあきまへんよとか言ってるんですけども。全然ね一応を聞いてくれるんですけどもあまりが接点がなくてですねそれであのあるとき子供たちが楽しそうにおじいちゃんが黒人のおじいちゃんがひいている音楽をピアノみんなで手拍子で聞いていてこんなの面白いななんだろうと言ったらこれはラグタイムを知らないの?とか言われましてですね。こんなの素晴らしいと思って僕も弾きたいと思いまして
「じゃラグタイムは元々その黒人の方たちのリズムだったんだけども黒人の人は白人のメロディーだってなんだってつけられるという感じでですね池宮さんは楽譜を出してらっしゃるんですよ。そこのところに青い山脈があったんですね。日本人が大好きなね。あれに楽譜に(写真)これなんですけどもラグタイムという楽譜を出してらっしゃるんですね。池宮さんがお作りになった。池宮さんの中の青い山脈をちょっと少しでいいですから青い山脈というものをラグタイムにするとどうなるのかはちょっといいですか
≪~演奏中~
「わあすごい(拍手)面白い。でもアレですよねあのたくさんコンチェルトもひいていらしてオーケストラと一緒に普通のピアノであのひいてらっしゃるのに比べるとなんだかすごい力が入らなければいけないような気がしますけどもそんなことはないんですかこれは
≪なんか自然にはいっちゃうというねぇ楽しい音楽なんでエネルギーがバーとはいちゃうんですけどもね。
「そうなんですか。
≪このねぇピアノもね本当に可愛らしいモーツァルトもね~演奏中~こういう、音がねぇ可愛らしい。
「普通のピアノと形は違うんですけども何か音楽的なことで変わっていることはあるんですか?
≪ええいろいろハンマーがね鹿皮で覆われていまして高音部の方は。だからこういう可愛らしい音が。
「普通はピアノは
≪全部フエルトなんですよ。んだからこういう可愛らしい音もする。いろいろ構造上も下もしまってますしね。普通のピアノは下が開いているんですけどもこれはしまっていたり。
「本当に何もタンスみたいになっているんですよね。はっきり言うとタンス。(笑)タンス状態。なるほどでそういうことでアメリカにそのまま40年お住まいになってですねぇそれは大変な音楽祭をやってらっしゃいますよね。いまは日本の人も参加するような。
≪もういろんな方に来ていただいて
「何という音楽祭?
≪あのアーカディー音楽祭アーカディーミュージックフェスティバルというんですけども。
「それはメーン州にあるんですか
≪そうなんですよ。ボストンの北の州なんですけども
「とてもいいところですよねぇ私もメーン州ちょっとしばらくいたことあるんですけどもものすごく。大西洋に面していましたね。景色のいいところで
≪アケリアナショナルパークというアケリア国立公園というとてもきれいな所(写真)今写っていますけどもとてもきれいなところなんですよ。
「そうなんですか。そこで1番最初にいろんなことおはじめになったものですからそこで記念して音楽祭をやっていらっしゃって、いろんな人がいろんなふうに参加できる音楽祭でもう22年になるんですね。
≪そうですね。
「すごいですよね。日本からも人が参加する音楽祭になったというんですからすごいと思うんですけども。まああちらの音楽家の方たちともいろいろ一緒にやってらっしゃる。
≪そうですねぇロシアとかヨーロッパ各地、中南米、日本とかいろいろ皆さん来て下さって国際音楽祭。それから音楽を通してですね私本当やりたいのは親善というのか皆さんが心が通じあってでお互い知り合って少しでもみんながねぇ楽しく生きられるようなことに世界になればというようなことで本当にみんなホームステイをしてもらうんですよ。
「ああそうなんですか。ホームステイ
≪例えばロシアのねレニングラード少年合唱団とかみんな50人子供たちが来たときなんかはみんなホームステイしてそのメーンのロブスターを食べたりね、ブルーベリーパンケーキを食べたりそれでホームステイを全然生活様式が違いますからそれで歌の音楽祭でステージの中で見るだけじゃなくてこう自分の家に実際に泊まってもらって皆で一緒に食事をしたり
「いまでも100年も200年も前の農家をちゃんと改造したお家とか、いろんなのがありますものねメーン州にはで。今おっしゃったようにメーンロブスターとかねブルーベリー、あとムール貝ですかねああいうものもたくさんとれるところですしじゃ皆で楽しく景色のいいところで暮らしながら音楽をそこでやるということの音楽祭。
≪そうですね。
「じゃちょっと時間がせくようでございますがコマーシャルをはさみまして今日はちゃんと演奏の時間がございますのでこのラグタイムを皆さんにたっぷり聞いていただこうと思います。ちょっとコマーシャルがございますのでちょっとコマーシャル
黒柳「それでは池宮正信さんにこれからラグタイムでひいていただくんですけどもこの曲の題名なんですけども
池宮≪あのメープルリーフラグといいまして、あのスコットジョップリンという黒人の作曲が書いた曲です。
「そのメープルリーフというのはあのあれですよねカナダの国旗になっている
≪そうなんですね。あのねよくメープルリーフという言葉があの出てくるんですけども黒人の人たちにとってはですね奴隷だった苦しい時代にあのメープル、楓のシンボルはカナダの国旗ですからそのカナダまで逃げればですねカナダには奴隷制度がなかったのでカナダまで逃げれば自由になるというそのあこがれというのかまあ天国というのか自由の国というそういう意味があったんですね。
「メープルシロップってあのホットドッグ・・・いやホットドッグじゃないやホットケーキにかけるやつありますよね。あのあれがすごくおいしいんですけどもあれと同じだと思うんですけどもそのメープルリーフラグというのをそういういろんな意味がこもっているこれも題名がラグはとてもいろんなものがありますよね。それではとりあえず聞いていただいてよろしいですか。お願いいたしましょう
≪~演奏中~
「わああ(拍手)素晴らしい。そうだ上着を脱いでやっていただくとになっていたんだ。お脱ぎになります?
≪今ぬいどいた方が、ちょっと頑張りすぎて(笑)
「でも本当に楽しいものなんですね。
≪いや本当にね思いっきり明るい楽天的な、本当に素晴らしい音楽(笑)。
「そうですね。これみなさんいろんなところでみなさんこれラグタイムというこの形式の音楽をお聞きになったことがあると思いますけどもびんびん、やはり黒人の人たちが奴隷から解放されていいじゃんっていう感じで自由になって
≪ハレルヤという感じでね。
「それでもまだずいぶん差別は続いたんですけどもそれでもやれるんだという感じでねやはり白人の人が作ったメロディーでも自分たちがこうやればこんなに楽しいのになるんだぜって。すぐに踊れるようになるんだぜって。なったんですからそれは面白いですよね。いやでも日本の方がこういうのをお引きになって40年もニューヨークにそうやってその前もいらっしゃったんですけども40年アメリカにお住みになって、でたくさんのボランティアも向こうでやっていらっしゃるということなので向こうの人も驚いていると思いますけども(笑)。ちょっと一休みしていただいてよろしいですか
≪はい(笑)
「ちょっとコマーシャルに参ります。コマーシャルです
≪
黒柳「あのさっき演奏していただいたスコット・ジョップリンという人の曲だったんですけどもこのスコット・ジョプリンという人はこのラグタイムのいろいろ作曲をしている人なんですか?
池宮≪ええ、彼がね1番ラグタイムの王様と言われていましてラグタイムを高度なものに作りあげた人のですよね。もう彼は本当に素晴らしくてあの彼の両親は奴隷でして、それで解放されて本当にも何もなかったゼロからのスタートしたスコット・ジョップリンなんですけども、その両親はとても立派な方であの教育が1番大切だということでその時代に彼を大学まで卒業させたという。すごい立派な。ですから大学を卒業した黒人て少なかったんですよね。当時はねぇ。
「そのラグタイムというものが今ひいていただいたとても楽しくて皆さんお分かりになったと思うんですけどもどんなふうに進んでいったか、音楽的にはどう?
≪ええ、そうなんですよあのメロディーその時代にはやっていたメロディーを自分なりにいろんなふうに作り出したということで皆さん一例を取りますとフォースターの”故郷の人々”とか~演奏中~これをですねそのその時代に流行ってきたマーチですね、まあマーチングバンドでブラスバンドがすごく盛んになりましてそのブラスバンドのリズムをですねいろんなメロディーにつけることがはやってきまして、それをこれにスワニカをつけると~演奏中~こういうふうになってきてそのうちもっとおもろいことができないかなちゅうことでリズムを少しずつ崩し出して~演奏中~
「ずいぶんリズムが変わりますよね
≪それで1番初期のラグタイムというのはスワニカラグというのはこういうのです。ちょっと1分ぐらいいいですか?
「いいです。
≪~演奏中~
「おおお(拍手)こういう形になってきてそれでラグタイムというものが確立してきたということなんでしょうかね。
≪そうなんですね。
「で今日のお客様のコンサートがありますので皆様ですねいいですがよろしいですか申し上げますけどもこういうのを前半はクラシック?
≪クラシックですねショパンとかを引きまして
「そおお引きになるんですよ。後半はこのピアノお持ちになりまして後ろ向きなんですけどもあとおしゃべりも入ったりするんですか?
≪はいこういう感じでいろいろ。
「いろんなものを、皆さんのすごく面白いしこういうものを弾いてみたいという方もいらっしゃると思うんですよ。申しあげますからリサイタル”愛と癒し平和の願いを”をというタイトルで京都のかもの文化センター、あと26日浜松、30日京都、12月7日は神戸女学院というふうになっています。それであの初めはクラシックのリサイタルをなさるんですけども、池宮マサノブさんのコンサートですからぜひ皆さんいらしてください。面白いと思います。それから今お話しでたんですけどもコマーシャルの間にちょっとよく映画を見ているとここ(顔)のところになんていうですかねぇ
≪ハンマーが
「ハンマーが出てくるのをよく黒人の人がひいている映画がいっぱい見るんですけども、あれは普通のタテピアノをアプライトふたを開けちゃって
≪そうですね
「そうするとこれをやるのにいいですかね。
≪えええラグタイムに(笑)
「皆さんのお家で開けちゃダメですよこれがやりたいからって。でもそうすると感じがでるんですかね
≪そうですね。あの19世紀このピアノがすごく流行ましてそれで20世紀になってくるとやっぱりアップライトがはやってきましてこのスクエアピアノがだんだん廃れてきましてアップライトの方が場所もとらないし、ということでそっちに行ったんですけども。まあ両方弾けるんですけどもね
「まぁあの池宮さんの場合はいろんなものをお使いになってお弾きになるんですけども元々はこれでスタインウェイ、途中からご覧になった方はお分かりかもしれませんがスタインウェイだそうで今はもう作ってないそうですけども当時アメリカで南北戦争のころとかその前にお金持ちの上流の家には1つ、1件にあったそうでございますけども。そのピアノ1番最初のやつは納屋にあったのを譲り受けたというかもらったんだけども、これはちゃんとお買いになったものだそうです。でも珍しいものでございますね。タンス状態になっちゃう。でもおもしろい音楽、面白いですねこうやってみると。
≪ええ本当にねぇいろんな音楽が。私ねぇ本当音楽祭で音楽監督をさせてもらっていろんな音楽を自分で決められますからいろんな音楽をで選んで弦楽四重奏のクラシックからですねぇラグタイム、タンゴとかねぇいろんな音楽を楽しませて頂きます。
「じゃちょっと皆さんコマーシャルです。
≪はい
黒柳「池宮マサノブさんはシマダヨウコさんの。歌手の
池宮≪そうなんですよ彼女いとこでして。
「もうシマダヨウコさん私コンビで7カ月一緒にずっとコンサートをやったので仲のいいお友達で”(物真似)ゴザイマスノヨー”っていうソプラノの元気な方なんですけども。お母様同士がご兄弟なんですって
≪そうなんですよ。よろしくと言ってましたけどもね(笑)同じおじいさんでね
「そうなんですってでお母様同士がご兄弟だそうです。まぁあのいろんなことをやってらっしゃる中にニューヨークにお住まいなんですが40年間アメリカにいらっしゃる。それでマザーテレサが何か関係していたつくった?
≪そうですね彼女がお作りになったホームレスの施設がハーレムにあるんですけども。特に女性のためのだけのホームレス。特に家内暴力とか非常にありまして子連れで行く場所がないとかですね、そういう人たちをかくまう場所でそれで食べ物を炊き出しがそこでやってもらえるので私も
「炊き出しのお手伝いに行ってらっしゃるんですって!私そこでピアノでもオフをお引きになるのかなってぇ思って。炊き出しのお手伝いというからあら偉い。毎週何曜日かに週に1回はやってらっしゃるんですってね。そういう炊き出しのお手伝いを。
≪今ね本当に特にテロの貿易センターから起こってからかなり増えましたね
「そうなんですって今とってもホームレスの人が増えているそうです。アメリカでもニューヨークでも特にね。でもまあ日本のコンサートもみんなが来て喜んでくださると思うので楽しいコンサートを。先ほどのように前半はピアニストでいらっしゃるのでクラシックのいろいろなものをお引きになりまして、それから後半はこのラグタイムになるというわけで体がゆすれるような楽しいものだと思います。本当にありがとうございます。たくさん弾いていただいてありがとうございますお元気で。
≪ありがとうございました
「ありがとうございました