2002年11月29日
黒柳「江波杏子さんですどうもしばらく。きょうは何ですかスエードの。
江波≪なんかでちょっとこんなのが流行ってるそうなんですね。
「そうそうそう。腰ベルトみたいなのね。
≪こういうものをつけているのがたまらなく嫌なんですよ。いろんなものを付けているというのが面倒くさくて。肩こっちゃうんででちょっとを脱ぎたいなという感じなんですけども。
「でもまあそういうものが一応今ファッションだからテレビにお出になるのでね。まあやったほうがいいんじゃないかと人の意見も入れて、本当は何もない方がいい。
≪そうですね。
「でおいでいただいて10年前15年前25年前。あらかわっているわね。あのあなた出ていくようにお願いした人間が普通17年とかねそういう半端があるんですけどもあなたの場合どうしてきちんとしているでしょう。10年前15年前25年前って偶然ですね。
≪そうなんですか(笑)。
「ちょっと見ていただきましょう。ご覧になってほらおかわりがないでしょう。これ10年前。それから15年前。あなたでもすごくあれですよねお顔の骨格が男の人みたいな骨格。
≪男顔ですね。
「小さい顔なんだけども男顔というでしょうか。
≪骨顔なんですよ。
「骨顔
≪骨なんですよ全部
「25年前はこういう感じなんですけども。あなた。ちょっとこういうふうにしていらっしゃった時代もあるんでこれが25年前のことなんですけどもね。でこのお顔が割とクールな感じもするということで皆さん割とあなたのことをご覧になる方はねぇそんな風にご覧になるみたいなんですけども。あのふだんの生活はあのアレなんですって機械仕掛けのものはほとんどだめ。
≪全然ダメです。いかがですか?
「私はもう全然アレですよ(笑)だめなんですよ。
≪何ですかあの要するにカードとかね
「キャッシュカード?
≪お金のあの。
「出すのはいいですよ
≪出すのはやっとできるようになったんですよ。出すのは。カードで。入れたりするのが
「現金を入れたりするのはちょっとやったことないですね。だけどこの間出す奴も私ちょっと恥ずかしかったですけど50,000円とかいうのも50,000円って漢字で書いたら0はつけないですってね。だけど50,000円に一十百千万って0全部つけて50,000円だからなと思って万円とをつけたら残金がありませんて出るのね。50,000円残金がないってどういうことかなと思ってまたもう1回初めからやり直したら、表で人が待ってたんですよ芝居の旅だったから。すいませんと言ってまたやったら残金がありませんってあまりいうから今度はそこに公衆電話があったから事務所に電話してねぇ50,000円程残金がないってそんなことはないですっていうのでやってたら全然出ないの。全然出ないからダメだよこの機械はっていうことで隣に行ってやってみたらだめだったの。そしたら黒柳さん入ってきた人がまあ芝居の人がこれ0全部いっぱいつけたところに万円をつけちゃうから(50,000万円)5億円になってたんですねぇ。
≪(笑)
「それが、だから
≪わかりますその感じなんですよ。素晴らしいですね。そういう方がいらっしゃるんですね。
「全然私ねそういうので自分で疑問に思わなかったの。だって50,000って書いて万円てつけて何が悪いと思ってたんだけども。一般的には5億円だったらしいの。だから残金はないですのでそんなには(笑)
≪おかしいですね。
「あなたも大体そのところ
≪電車とか
「電車の切符を買うのも難しいですね。
≪難しいですね
「この間どうしてものらなくてはいけなくて人に頼みましたね、高校生の女の子に。
≪全然知らない方。
「品川から池袋に行くのに1人だったの。どうしても今のあれが分からないですよね。
≪そうなんですよあの地図みたいなのがね。
「人がどこにもいないでしょう聞こうにも。それででどうしようかなと思ってめちゃくちゃ買って中に入ってちゃって、でも降りるとき大変になっちゃうと思ってまだ時間がかかるから。そこに高校生の女の子がいたから”すいません池袋まで切符を買っていいただきたいんですけども”と行ったら”あら~切符の買い方知らない人がいる”とかなんて言われちゃって
≪(笑)
「すいませんと行ったらあら黒柳徹子さんですか…。ごめんなさいね急いでんのと言って買っていただきましたけども。
≪そうですか私の場合は並びますよ。
「そうか人がいたら私も聞きますよ人がいなかったの。
≪いやそれでも一生懸命買ってるんだけども何か汗が出てくるんですよね上がっちゃうんですよね。緊張しちゃって。後ろの方に申し訳ないなと思ってでも何かちょっと恥ずかしいな聞くのもって。
「もう何でも聞いて。携帯でもってメールを送るのは
≪いやできないです。やろうと思って練習したんですよ。
「練習はなさったの。
≪皆さんおやりになるからメールをなんとかって皆さん。何でメールなの?電話しちゃえばいいのにね。
「でも相手がお留守だったりしたらさ電話のメッセージで声で入れるよりはどこにいてもピピピっとわかんないけども持っているところが電気がつくみたい。そしたらメールだとか言ってみると何が書いてあるんじゃないの。もっといいのはそこに写真がつくんですよ。あなたご存じ?私この間夜遅くスーパーに行ってねあの物を買うのにわりとちゃんと何が入っているかって見るのね(*その商品の中に何が入っているかよく見る)ここのところで(顔の横)何かをやっている人がいたのでなんだろうと思ったら私がこうやってみているねぇ所写真に写してその人は誰かに送っているらしい。
≪黒柳徹子が何かを買っている
「添加物が何かを見ているわよとか訳わかんないけどもそんなこと言ったでないか。
≪(笑)
「あれはやめてもらいたいわね。でもこれから携帯全部ついちゃうんですって。
≪(笑いすぎていすの背もたれに頭をぶつける)
「ごめんなさいね、後ろによっかかるものがないですから。頭をぶつけちゃう。
≪おかしいですね黒柳さんて。
「私がおかしいんじゃないですよ。その写している人の方が変じゃないですか。
≪まあね変ですけどもね。本当にパタパタ
「あれ道路を横切る人がやっている時やめてほしいですよね危ないですよね。どこも見ないでこう集中して道路を横切って人が行くから何となく行くんだけども自動車がきたら危ないですよね。
≪でもねメールというのねこなかったらお答が来なかったがすごく寂しい感じにならないかなと思うんですよね。どうなんでしょうなさいます?
「私しない。しないですよそんなの
≪手紙を書いちゃった方が早いすよね。
「電話をかけてメッセージした方がいいと思うんですけども。でもやっぱりどこでもすぐにピピピピピピとなったらどこでも見えるというのがね犬の写真なんかを送ってもらって喜んでいる人がいるじゃありませんか。仕事してる最中に犬の写真なんか見せられたってかわいいわねといいますよだけどねそういうのねちょっとでどうかと思うわ。
≪そうですね。犬なんかお飼いになってるんですか?
「飼ってませんよ。アイボは思っています。でもでこれは私ひとつ誇れるの。ロボットの犬を持っています。これはもうねぇ
≪すごいですね機械じゃないですか。
「それがも
≪できるじゃないですか
「この犬は私が育てたものですからだいたいこういうリモコン出すと犬が嫌がるのようフーーってこうやってやりたくないっていうのようちの犬が。この間はちょっとソニーの方にお目にかけたらこんな風には作ってないとおっしゃいましたけども。こんなに強く首を振るようにも作っていないし、全然自分たちが作ったものとは違う犬になっています。といってびっくりしてらっしゃいましたけども。うんと驚いてらっしゃいました。あなたはずいぶん風をお引きにならないようにまあ芝居もやってらっしゃることもあるんですけども、なんですかで失敗も多くてホテルで、レストラン?ホテルに宿泊してらしたときに何か気取ってトイレにいらっしゃったとかで
≪いやだわね。こういうことがよくあるんですよあのなんていうのかなバカなんですね、ホテルでねホテルに長く逗留しますよね仕事で1カ月ぐらい。その時にまあ帰って只今と言って帰ってくるでしょう。お食事かなんかして。おかえりなさいませとか言われて、どうも気持ちよくお休みなさいとか言ってスーと気取ってって一応ホールでね気取って部屋に入って鏡を見るでしょう。鏡を見たときにぞっとするんですよ。後ろにスカートが全部入っていたとか。
「パンティーの中に巻き込んちゃった
≪パンストの中に。
「パンツ丸だし。おしりの方が。まさかそれでかえってらしたんですか?
≪そうみたいですね。
「行動していたところが全部そのままでトイレにいらして
≪その時はたまたまねぇそのスカートがあのこのノレンのようになっているスカートがはやったことがありますよね。その1枚ののれんが入っていたんです。だから全部ではなかったんですけどもとりあえず15センチぐらいは入っていたんですね。
「だからそこのところが丸出しで歩いてらした。
≪そういうようなゾッとすることがほとんど1カ月に1回から2回あるんですよ。
「でも巻き込むことはあることはありますね。でも私知らない人がねスッと直してくれたことありますよ。
≪似てますね
「似ているところがあると思いますよ。
≪いやだ~
「でもあなたの場合はそういうことをなさるような人には見えないじゃない。
≪私?そうですか
「そうですよ顔を見てたらそうですよ。それは思いませんよ
≪どういうふうに思います?
「冷静できちんとしていて。
≪冷静に見えますか。とんでもない反対
「間違いなんか一切ない。
≪えへへへへへ。そんなばかな
「すごい声ですね。あなた中村玉緒さんとどっちどっち。中村玉緒さん
≪いやだ。そうですか
「えへへへへへって。
≪あの方先輩ですからね大映の。2、3年先輩ですね。
「じゃ皆さん大映でああいう声を出すのが決まり
≪藤村志保さんみたいな人もいますからね。黒柳さんお元気でらしたみたいな感じの方もいらっしゃいますし。
「あなたもすごい間違いが多いの知っている藤村志保さん。
≪あの人がすごく多いですよ。
「マンションのところに指輪を落としてなんとかの指輪が落ちてますとあったときに大きな声で”指輪を落とすなんて誰かしらね”とか言って1週間たっても10日たっても張り紙があるから取りにこないのかしらバカじゃないとかいったら、ご主人からもらった指輪がなくてどこ探してもないから言ったらそれご自分のだったんですよ(笑)。
≪ああでもありますね。あの方は
「あなたはそういうことはないの?
≪私ほとんどそれなんですけどもね(笑)。
「あなたそれにしてもあなたの声の笑方は中村玉緒さんに
≪止めてくださいよ!それを言うと中村玉緒さんに
「いやそれでもあの方はそれがトレードマークですから。
≪きょうはねぇいま芝居をやっていますんでちょうど芝居の間でお休みなんで、黒柳さんもお芝居をなさって。
「そういうときってそういう声を使っているからそうなっちゃうのね。
≪そうするとねお休みの状態のときにこういう声になるんですよ。筋肉の関係ですかね。このよく疲れているとだんだん年をとってくるとのどの筋肉が加齢でたるんでいびきがハハハといういびきになると聞きますよね。そういう状態になるじゃないですかね。普段の声が笑い声が。
「起きているときに
≪芝居をやっているときはきれいな声なんですよ。
「舞台ではね。
≪きれいな声なんですよ。ところが今日は腹式呼吸の体操もしていませんからやっぱりちゃんとやって来るべきでしたね。
「いやいやいやいやでも魅力的じゃないですか。すごいいい声ですよ。さっきの声は。ちょっともう1回やっていただけません。
≪いやだ~。
「ハハハ私できない。もう1回やって
≪ハハハってこういう感じですか?(笑)なんなんですかこの番組は。
「でも本当。そういうふうな。入りますというときはそういう感じはなかったでしょう
≪だってあれはずっと昔ですもの。
「でもそれにしてもあれは男っぽい切符の人だったんだけどもやっぱり女という。
≪あれは私なんだかわからなくやっていましたからあの時は。だいたいばくちというものが全然分からない状態でただ写っていたということですよね。何も理解していなくて
「じゃ入りますとおっしゃりながらもこれがそこに出たものがどうなるかってわかんないの?。ぱっと開けたときに
≪それはまあ分かりませんけどもまぁ大体ルールはしってますけども、そういうことに興味がないですね。だいたい数字とかそういうことに。
「でもずいぶんを取りなったでしょ銀さん、
≪17本とりましたね。
「17本。あなたの人気はいまでもお銀さんと呼ばれでしょう
≪そうですか
「パンツ丸だしにしたらおかしいじゃない。
≪いやだわ。
「そういうことがいろいろあるそうですけども。何か係りの者がねほんとうは江波さんはとっても面白いざっくばらんな性格なのに皆さんはちょっとそういうふうに思ってらしゃらないようなんで今度は和ませる性格なのでそういう江波さんがここでで出るといいなとマネジャーの方は係りの者におっしゃったようですよ。
≪そうなんですか。何で私が冷静に見えるんですか?
「なんとなく
≪どうしてかしらね?
「やっぱりあなたのおっしゃったお顔の感じですかね。
≪骨顔だからあまり表情がないのかな。骨が硬くて。
「骨顔というのも生まれて初めて聞いたんですけども。骨顔というものはあるんですか?
≪ポチャットした方に私は肉顔だけどもあなたは骨顔ねって言われたことがあるんですよ。私は丸いふわっとした顔立ちって本当にあこがれじゃないですか。そうなりたい。
「私も骨顔ですから人のことは何も言えないわね(笑)
≪どっちかと言えばそうですよね
「どっちかなんて言わなくても全然そうですよ(笑)
≪(笑)
黒柳「でも何かあなたレストランにいらっしゃって足が冷えるといけないからレッグウォーマーみたいなの
江波≪必ず芝居を見に行くとか劇場に行くときは完全にレッグウォーマーですよ。レストランに行く時でもねぇ例えば食事なんかあっと言うときはハイヒールなんかをはいたりしますよね。絶対に冷えますから。今日はブーツですけどもね。
「ここは見えないようにあら~とかおっしゃりながらレッグウォーマーをしちゃうんですってね。ハイヒールときなんか。
≪そうなんですね。あら~なんて言いませんけどもねするんですよ
「あらそうなの。わからないようにね。テーブルの下で。
≪それをもう忘れちゃってトイレなんかに行っちゃうとスーとおいしゅうございましたはなんて行くと変な汚いレッグウォーマーをしてたりするんですよ。ハイヒールの上にって忘れちゃうんですよ何でも。ひとつのことに夢中になると。
「でもそれってわからなくはないですけどもね。でもそれはあなたの昔からのご性格?途中から変わってきた
≪いえ元々がそうなんじゃないですかね。でこの唐突にすてきですよね(黒柳さんのファッションについて)
「これですかここのところに3段階になっていて別にこれをおっしゃってくださいと言ったわけではなくていきなりあなたがおっしゃったんですけども。ここ刺繍になっていて3段階になっている。
≪すてきですね。失礼ですけども古いの?
「古いの。
≪じゃ昔黒柳さんがテレビでお芝居をなさっているときなんかでもなさっていたんですか
「そうですね。
≪私黒柳さんあこがれていたんですよ。
「何?私にあこがれていた、どういう時?。すごいねこの聞き方が何か男が話しているみたい。ホントにもう私に、憧れた、どういう時?
≪いやもう昔よく丸メガネのおばさんとか
「マイコ1人とか。
≪とか
「若い季節
≪若い季節とか大好きでしたね。やはりあのころに黒柳さんのような女優さんってほとんど日本には皆無じゃなかったですか。
「分かりませんけども
≪ちょっと知性的で本当にすてきでしたよ。もう服なんかとってもあこがれていました。私たちの友達みんなあこがれていました。
「そうなの。うれしい。やっぱり根本はひまわりとかジュニアソレイクとかであとはローマの休日ほかオードリヘップバーンですね。見ちゃうといいなと思って顔も考えないであんなのいいわねとか思ちゃったりして。ずいぶんあれしましたけども。
≪やっぱりねぇ
「でもずいぶんしばらくドラマには出てないですから今ドラマではねぇどんなファッションするかということが見ていただけてないですけども。
≪でもすごくユニークな役をお作りになってすっごいかっこいいと思ってましたね私。
「ほんと。ありがとう。でもあなたずいぶんお若いときでしょう。
≪そうです高校生くらいの時。
「そうですよねそれからあなた大映にいらっしゃって
≪そうですそうです。
「大映にいらしてずいぶん芸歴も長いですものね。でもそのころもテレビでも見ていてくださって。
≪大ファンだったです。あれ土曜日かなんかでした?
「日曜日です。
≪必ずあれを楽しみに。
「あれは都会的なみんなが好きだったドラマでしたね。
≪でもあのころ珍しい
「でも生だったので何もNHKには1つの映像が残っていないんですよ。写真しか。記録にも残っていないですよ若い季節は。
≪VTRというものがなかった
「夢であいましょうの方はねディレクターがね反省ようにということですごい汚いんだけども取っておいたのが少し残っています。数本。若い季節は全くないですね。だからいいと思っていますけども私は残らなくて。
≪いやいやすてきでしたよね。ああそうなんですか。
「あれは男のこと女の子がきているものがはっきり違っていましたからね。
≪そういうことですそういうことです。
「こういうところがウエストを細くして広がっている(スカート)。
≪(現代の話)そのことも私街を歩いていてねも携帯をパタパタでどっちが男の人が女の人かわかりません。わかればいいというものじゃないですけども服がねとっても高い服を着ているわけでしょう今の若い人は。でもあのころて高いものを買えばちゃんと高いものというぐらいきれいな服でしたよね。
「無理してでも女の子らしくしようとペチコートなんかを何枚もはいちゃったりね。
≪あのころはやっぱりお洋服なんかでもすごく欲しいなと思ったり映画を見たりでも売っていませんでしたよね。
「自前でしたね。
≪作りましたよね。
「つくんないといけなかったんですよ。
≪私も洋服自分で作ったことありますよ。
「そうですよね染めたりとかね。私もずいぶん自分でやりました。
≪私サンダルとか自分で靴をくりぬいてサンダルとか作ったことありますよ。
「すごいですねあなた独創的ね。靴をくり抜いてサンダルにする。確かに入らないところとちゃえば。
≪サンダルて売ってなかったじゃないですか。
「すごいそれ私初めて聞きました。
≪そうですかそういうことやりませんでした?
「私はねぇいくらなんでも靴は自分では。昔地下足袋みたいなものをちょっとなんとかしたことはありますけどもそういう靴をくり抜いてサンダルにしようという思いはありませんでした。ただストッキングなんかはグレーとか黒はなかったですから自分で染めて全部自分で染めて履いていました。
≪Tシャツというものも戦後アメリカ兵から入ってきたんでしょうけどもそういう映画なんかを見るとすごいかっこいいじゃないですか。そういうのを自分で木綿で作りましたよ。ジーパンを、ジーパンなんて売ってないですからどっかへ行って買ってきて古いジーパン。それにTシャツをしてまあスニーカーなんてかっこいいものはないので、イタリア映画なんかを見ると履いているじゃないですか。
「そうですそうです。
≪あの黒の・・・的な。
「ソフィアローレンなんか随分サンダルを履いていましたよね。
≪ああいうのですごく憧れで日本になかったものですから
「おしゃれだったのよ昔はね。結構自分で作ったりでもねぇ。
≪皆さんご自分のあのスタイルというものを持っていて
「スタイリストなんてなかったから。
≪そうですよいなかったですよ。
黒柳「
江波≪本当にそういう意味では格好よくて今は舞台ではどういうことを?
「ええ今度ニュースステーションに出させていただきましてメーンウエストというアメリカの。あなたも今舞台よね。
≪はい今芸術座です。
「メーンウエストという一応江川悦子さんという方が作ってくださってこれ本当にうまいお上手な方でねぇ。
≪すごいじゃないですかバスト!ご自分の?
「これを私自分のだったら人生変わっているてこないだもいったんですけども、自分のじゃないです。
≪すごいじゃないですか。
「すごい上手に作っていただいて。
≪これ作ったんですか?
「これは江川悦子さんという方が作っていただいて、まあ着ているというのが正しいかもしれません。
≪でもすごいセクシーじゃないですか。
「これでやっぱりメーンウエストの若いときというんですね。
≪すてきじゃないですか。
「ニュースステーションに出た時のはやっぱりこれもでハリウッドの大スターになったときですから。
≪わあきれいすごいすてきじゃないですか
「まあ一応ものはついでですからせっかくお写真を出していただいたからこれで12月1日までルテアトル銀座という京橋でやっていますので、その後大阪に行きますのでこれご覧になりたい方は大阪でご覧になってください。まあそういうのをやっているんですけどもメーンウエストという人やってみて強い女の人は面白いと思いますね。
≪やっぱりあの男性のような女性じゃなかったですか。
「そうですね。だけどいつもやっている女の人はそうですよ。みんな泣かない。そして明日しか見ていない。とにかく前向き。それをやっているとね自分もそういうふうにしなければなと思いますよ。
≪ほんとそうですね。
「でもあなた今は芸術座に出ていらっしゃって
≪12月28日までです。2カ月
「そうすると松阪慶子さんと一緒にやってらっしゃるんですよね。
≪そうですそうです。
「だけどそういうこともいろいろあるんですけどもあなたにアレでしょうあれにお出になったでしょうサントリーミステリー大賞スペシャル。ドラマ
≪明日です明日。
「テレビ朝日系で夜9時から。これはあの原作がウメズキルイさんというかたがお書きになった”子盗り(ことり)”ってねバードの小鳥じゃないんですよ。子供をとる盗ると書いて
≪そうですそうです。
「さっきもおっしゃった藤村志保さんと一緒に出てらっしゃって。何十年ぶりの共演だとかでいうんでしょう。40年ぶり
≪だからね40年ぶりというとシーと言われちゃう。
「これがあれなんですか。(写真)。
≪対決なんですけどもね
「女の対決
≪彼女とは同期です。
「そうなんですってで。でもあなたはアレでしょう大映に育てられたという気持ちがすごくおありなんでしょう。
≪あります。
「特に京マチコさん
≪素晴らしい大先輩あの方は本当にねまああの方がトップでいらしてそこで若い時を過ごさせていただいていろいろと教えていただきましたよね。
「私も随分ドラマに出ていたころね時々ご一緒したのよ。お姉ちゃんなんて言ってね本当にすごくいい方でねぇ。
≪素晴らしい方で。
「でもどうしても羅生門の時の京さんのことをを思ちゃうんですけども。何かVTRがあるんですってサントリーミステリー大賞スペシャルドラマのちょっと子盗りをちょっとに見ていただきましょうか皆さん。~VTR~まあ恐いでんなあ(大阪弁で)
≪変な関西弁つかちゃって。
「いや私も関西弁使うのみんなに止めてくれと言われるんですけども(笑)ああいうイメージで皆さんあなたのことをご覧になるのかもしれないですね。
≪恐いじゃないですか。
「だから怖いんじゃないですかね
≪恐いんだな。
「可愛らしいのに。あなたはご結婚とかしたことは?
≪ないです。
「ない。
≪したかったですね。したいですね
「したかったってこれからも別に望はすてたわけじゃない?私も別に捨てたわけじゃないですよ。こんなにになってきたけどね。でもやっぱりちょうど良い方がいらっしゃらないかなという感じで生きているということはあります?
≪そうですねぇどっかにあるんですね。明日があるさですからね。
「そうなんですよ。そうなの。
≪黒柳さんは?
「私はもちろんそうですよ。私は20歳過ぎのころから結婚しようとずっと家庭の主婦になろうと思って今日まできてしまったんですから。なかなかねうまくいかないですよ。
≪そうですね。
「あなたもそうなの?
≪そうです
黒柳「本当はクールなだけじゃない江波さんということで今日はお話しを
江波≪本当はクールじゃないんじゃなくて元々クールじゃないですよ。
「でも活字はすごいお好きなんですって?
≪まあねそういう世代ですからね。新聞がないとでダメなんです。もうで新聞が私の1番の和みの時間。
「で本屋さんにいらっしゃると5時間ぐらい本屋さんにいらっしゃるんですって?
≪そういうときもありますね。
「お母様は江波和子さんという女優さんでいらした。
≪はい
「わりと早くお亡くなりに
≪そうですね。私が5歳のときに亡くなりました。
「そう。そういう点では強く生きていかなくちゃというところがおありだったのかしら?
≪かもしれませんね。もう1人しかいませんからね。
「まあそんなわけでどうもありがとうございました
≪どうもありがとうございました