本日の徹子の部屋ゲストはタモリさん

2002年12月27日

黒柳「さあ皆様恒例の年末のタモリさんです。徹子の部屋はをタモリさんを拝見してそしてお正月を皆様に迎えていただくということに決めておりますからこれから後の番組の方はお気の毒ですけども一応私どもはそう考えておりますから。笑っていいとも20年。5,000回を今年お迎えになったということで本当におめでとうございます。

タモリ≪ありがとうございます。

「でも生だからあのおやりになることはアレだけどもそこにいらっしゃるのが大変でしょうで私毎日毎日ねけがも・・・ああ!怪我はちょっとあったか(笑)

≪けがはおととしありました(笑)

「でもまあ病気もなく20年間務めになるのは大変だなと思ったんですけどもあれは録画じゃできないとおっしゃったけども。確かにそうですね。

≪あんなものは録画でやったらばかばかしくてやってられないですよ。

「(笑)。考えるだけでも私が録画でもお1人のゲストの方だからですけどもね。あれだけの人数を

≪いっぱいいますからね。次のコーナーにまだ違うゲストがくるし、エンディングに外国人が来たりなんかしますから。あれを録画でやれと言われればもどうかなっちゃいますよ。

「1日そんなの3本も取れと言われたら

≪冗談じゃないですよ。

「やっぱり生の方がバーと一過性にやれちゃうというね。

≪もあとは何も覚えていないという。ごめんねという感じで終わりです。

「それで勢いでやっちゃう。(笑)

≪生だからねということで(笑)

「その代わりにどこかへ旅行にへはいらっしゃらない??

≪いきません。

「そうですってねぇどこへにも。

≪この10何年間1番北が仙台、1番南が下田ですかねぇ。1番東が確か成田だと思います。1番西が静岡の清水市というその範囲内でずっと生活していますね10何年間。

「なるほどね。この20年間の間にいらっしゃったのはそれぐらいしかないということで外国旅行何かはとんでもない

≪飛んでもございませんね。

「だって飛行機お嫌いなんですってね。

≪飛行機が嫌いですね。もう飛行機はダメですね。

「あなたずいぶん近代的な方なのに何で飛行機はイヤなんですか?

≪あのねぇ飛行場に行くと飛行機が飛び立つところを見ていると何かいたいけな感じがするんですよ。あの滑走路の端に行きますでしょう。

「うん。

≪その時に何かうなだれていってるような感じがするんですよね。

「わかりますよね。

≪後うなだれていって自分は果たしてちゃんと飛べるんだろうかという(観客笑)何かこう言っていますよね。前も言っているし後もきているから一応行くんだけども、前が止まるとああよかったと後となるでしょう。それで滑走路に立って震えるじゃないですか。

「(笑)

≪そしてウーーーブウーーーというでしょう。あの時「よし!!!」という気合が聞こえるんですよ飛行機の。

「うん。なるほどね(笑)

≪飛ぶ職務だ仕事なんだお前は。お前が飛ばなければどうするんだ!と言って自己暗示ですよね必死になって「俺は飛ぶ、俺は凄い俺はジャンボなんだ」ジャンボなんだとすごいだろうといってそしてパイロットもおい飛べ飛べ「ちょっと待ってくださいちょっと待ってください私行きますからちょっと待ってください」。そして上がって50メートルぐらい上がればもう絶頂ですよね。みろ余裕さっとすっとスロットルを絞ったりなんかしていくんですよ。あれを見ているとねぇあそこまでやっぱり機械を酷使してはいけないなと。ただ早いがためにでああいうふうにもう少し機械はいたわったほうがいい

「はっきり言ってあのアホウドリなんかが飛び立つ時もやっぱり遠くの方からほとんど滑走路と同じくらいの長さを走っていきますよね。それを見てると必死ですものね。

≪こんなになっていくでしょう(笑)

「私見たの時々失敗したりなんかするのね。(笑)

≪そうそうあきらめるやつもいるんですよ(笑)

「そうそうあきらめたりするんですよね。白鳥やなんかは見えない水の中ですからね。だからいろんな鳥が飛び立つ時滑走路が必要な長いの必要な鳥見てますけどもアホウドリが1番大変ですね。

≪だからあほうと呼ばれるんでしょうね。

「(笑)。そういうことを観察なさる方でいらっしゃるんですけども、ここのところ毎年1回タモリさんのお宅にお呼ばれしてお食事をこの間もごちそうになってごちそうさまになりました。

≪いいえいいえ

「で私たちねぇここでせっかくですから何年間立て続けにあなたにごちそうになっていますので。名前をつけたんですけどもよろしいでしょうか。

≪よろしゅうございます。

「鉄人タモリが徹子もてなす満漢全席ということにしたんですが。どうでしょうか?

≪いえ結構です。鉄人というのがアマチュアですから。

「鉄人ですよあなた。でもやっぱり一応私は鉄人とみておりますので。で徹子の徹と鉄人とかけて

≪略して鉄徹満。

「鉄徹満。ちょっとゴロが悪いですけどもね

≪いやいいんじゃないですか。

「でそういうことで今年もごちそうになって、去年野際さんをお誘いしたらお仕事がお忙しくてその前もお誘いしたんですけどもお忙しくって。そんなもんですからおととしあたりはちょっと大橋巨泉になちゃったりしたんですけども。あの(笑)その話はともかくとしてね

≪あの人すごいですね。ついてドアを開けて俺の顔を見て最初の第一声が「来てやった」ていうんですからね(観客笑)。

「本当ですよねぇ。

≪私も言いました「だれが頼んだんですか?」(笑)

「そう私が連れて行っちゃったものなんですから。お連れしたものですから。でもをご飯を食べるときに「これ食べるのに$#%&中に何か入れたのか」

≪うるさいんですよ。(笑)ほらやっぱりそうだ。

「それで去年は前橋汀子さんバイオリニストの前橋汀子さんだったんですけども。今年は野際陽子さんがちょうどいい案配にね。あの方もお酒は飲むし。あなたは熟女好きなんですってね?

≪熟女大好きですね。

「この方(野際陽子さんのこと)ぐらいの熟女。

≪ものすごいいいですね。

「でも悪いですけどもあの方の方がちょっとお若いんですけども私も熟女なんですけども私はそんな風に全然見ていらっしゃらない

≪いやいいですね(笑)いやいやもういいですよ(笑)

「いま笑いながらいったところが(笑)

≪いやとんでもございません。理想です。

「(笑)笑っているところが気にいらない。

≪いや笑ってないですよ。

「とにかく熟女が2人でおじゃまいたしましたらその日はシケで。海が

≪そうなんですよ。その前1週間からずっとずっとシケで本当に狙っていた魚が入らなかったんですよね。それ以後1週間も入らなかったみたいです。

「海がシケていたものですから、いきなり前菜抜きでやります今年はということでですねぇ。写真を撮るということだったんですけどもね(笑)私がこれお恥ずかしいんですけどもあのどうしてああいうふうに写真のことを忘れるんでしょうね。

≪いや面白いんですけどもね。食事の前にちゃんと僕にいうんです「あのやっぱり写真をねぇ私取らなくてはいけない」といって言っているのに2品目がでてきたときに「あらまあおいしそう」といって食べているんですから。それでまぁ忘れた野際さんのちょっと頂戴といって取ってるし。それで後に出てくるちょっと冷たいうどんなんですけどもうどんの時もうもう忘れているんですよ。それで食べていろんな盛り合わせが上にあるんですけどもそれをねって散らばったの底の方から上げてきてそれで取り直して。

「あれ野際さんの借りたのよ。

≪借りたんですか。

「私のはグチャグチャになっちゃってねぇ全然もう修復できなかったの。タモリさんが持ってきてくださったのはきれいな形でもったんですけども、グチャグチャになっていたんで野際さんがねぇちょっとだったので。じゃあどんなお料理か前菜抜きといっても10品ですよ皆さん10品。

≪10品全部食べましたからね。

「野際さんも食べましたね。

≪磐さん食べましたで。

「あんなに私何も残さないで食べる方を見たことない。自分のこと言っておかしいですけども私は食べるんですけども野際さんも何も残さなかったですね。

≪10品だしましたけども

「そうですねぇ10品でしたね。ではちょっとメニューを私がちゃんと紙に書いてきましたものですからそれでやらせていただきます。まず最初にお澄ましがでました。

≪お澄ましはいはいはい。

「これはあの銀杏のアマエビ包み。

≪そうですそうです

「これはねぇ一応撮ったんですね。

≪このころまではまだ正気だったんですね。

「そうそうそう。でもまああらと言って(画面の上に撮影黒柳徹子と出たことに対して)やめてよね写真撮影って。1番安いコンビニで買った写真機で撮ったんですけども。これです皆さん。ものすごく細い

≪あのどうせならもうちょっと良いカメラ持ってきて欲しかったですね。

「今度ねぇ私もそう思いましたよこの時ね。ちょっとねぇ。ピントがうまくいかないのね。でもまぁ近くにもよれるというやつでやったんですけども。芽ネギとゴボウとニンジンが針のようになっているんですよね。芽ネギは初めからなっているんですけども。それを包丁で

≪芽ねぎの大きさにそろえるんですけどもね。

「芽ネギの細さにニンジンとゴボウをご自分で包丁で切れるんですってあんな風に。それであられが上に散らしてあるんですね。

≪これは焼き米。

「焼き米!

≪焼き米ですね。

「皆さん焼き米ですって。どうやって作るの?

≪いや米をフライパンで焼くだけなんですけどもね。(観客笑)(笑)

「油とかつけないで?そのままで焼くの。そうですねぇ桜の花びらのようですねちょっと。

≪今ようやく分かりました。これなんだろうと俺思って。あの光っているところがあれが銀杏とアマエビなのかなと思ったら違うんですね。お椀ですよね。

「ああ、全部が

≪来年はちゃんとしたカメラで撮ってくださいね。

「あなたがお盆そのものをお椀だと思った。だから全部がお椀だと思ったって。

≪何かを猫のキャッツアイみたいなのが光っているんで(笑)なんだろうなと思って。

「あの真ん中にうずくまっているものが(笑)

≪あので来年から私が写真を撮りますよ。忘れるしねぇカメラを持って出てきたら置いて食べているんですからね。

「もう次が忘れたんでございますけども(笑)。お次が写真がないんですがご説明だけ。あの牡蠣の

≪はいこれはねもう写真を撮る前にすでにお二方ともおたべになっていました。全部食べた後でレタスの破片しか残っていないときに「あらあら」

「レタスの中に牡蠣が

≪たまごとかたくり粉半々の衣で140度くらいのゆるい油でいったん衣をつけてかきをあげるんです。半生で。その後ソースと絡めるだけ。

「半ナマのカキがとてもすごくおいしくて味がよくついていてレタスの上に乗っていて。また盛り付けがきれいだったんです。レタスが半分にちょっとこうやってね。

≪そうおっしゃるなら写真を撮ればよかったんです。

「(笑)そうなんですよね。物も言わずに食べちゃったんです。

≪ものもいわずに。2品目ですでに写真を忘れているんですよ。

「失礼いたしました。3つ目の時にちょっとコマーシャルをはさませていただいてよろしいですか。

≪ああいいですよ(笑)

「ここでコマーシャルでございます。まだまだすごいんですよ皆さんエビいもなんかあるんですけども。ちょっと写真のときに食べちゃっていたものなんですから半分になっているんですけども

≪エビイモも半分になっていましたね。

「ちょっとコマーシャルです。

黒柳「さて鉄人タモリが徹子をもてなす満漢全席。3つ目がですねエビイモとおなすの炊き合わせ。さてこれ写真がですねまた食べちゃったものですから(笑)

タモリ≪これはねナスを半分かじったんですよ。そのとき初めて「またあら撮らなければ」と言って野際さんのナスを借りたんですね。

「ただこれおなすがですね考えられないような包丁の目が入っていてですごかったですねこれが。あれ手でやってらっしゃるんでしょう。

≪手でやります。

「それでこれはおいしかったです。エビイモというのは珍しい。

≪エビもおいしいですよね。

「お野菜の炊き合わせてございましたからね。それから4つ目がブリかまステーキ

≪ブリかま。このブリがでいいブリが

「これは私がねぇたいしたものだと思いましたのは写真に撮ったんですよ。

≪(笑)

「ちゃんと食べる前にねぇ。

≪それは自慢にならないんですよ。(笑)

「そうなんですよ。この時はねぇ写真を撮らなければとらなければということで思っていたんですけども。ぬけちゃいけないと思ってそしてとったんですけども。入れ物もきれいでしたよね。それからダイコンおろしとポン酢で。これは本当においしいものでございました。それから次がね博多の秘伝うどんという。これまで無茶苦茶になっちゃって。(笑)

≪これはねきれいに盛り付けたのをねを食べて途中で気がついて

「それで野際さんの借りたという。

≪野際さんも半分食べているんですけども。

「それを元に戻してちょっと修復して、元はもっときれいだったんですけども。このあのうどんがあの

≪これはねあの普通は油を使ってあるんですね。油を使ってこうやって手で伸ばしているんですけども。ここのおじいさんだけはどういうわけか油を使わないんですよ。

「何かつかっている?

≪いやそれがで秘密らしいんですけども使っていないんですよ。

「歯触りがすごくねぇ

≪イカそうめんを食べているみたいに。

「そうそうそうそう。

≪ちょっと口に入れるとそのまますっと入っていきますよね。

「おうどんとも違うおそうめんとも違う、ラーメンとも違う不思議なつるつるでしたね。

≪これはね普通申し込むと1年先しか入らないらしいですね。

「大変ですよね。

≪ほんのちょっとしか作っていない。

「いただいちゃって失礼致しました。物も言わずに写真を撮らないで。次にアンキモのフライですね。アンキモのフライ。これが珍しかったのはもこれもちゃんと写真に撮ったんですよね。椿のきれいな寒椿のさらね。ポン酢とマヨネーズソースというのがちょっと

≪ポン酢とマヨネーズが1番合うんですね。これちょっとアサツキを上に乗せて。

「きれいですね。おいしかったですよねこのフライがサクっと言って。その次にちょっとこの間に猫がですね私の用事をよく聞く

≪のび猫が。

「黒柳御用聞き猫パトラ。私がこれをねぇちょっとパトラちゃんちょっとここへきて座りなさいというとすっと。あなたのところにいってもあなたには全然座らない。

≪俺は逃げるんですよ。ちょっとさわろうと思うとすぐに逃げるんですよ。

「もう何でも言うこと聞く。この間も背伸びをしてたんですよそこを撮り損なったんですけどもね。70センチぐらいのびてごらんと言ったらねこの間のびたじゃない。片足で立って。この間をやっていたんですよ同じ所に行って。私にどうという感じでね。そしたら私が食べるのに夢中になって「あらごめんなさい」と言ってとろうと思ったらすっともう辞めちゃったんですよね。残念だったんですけども。その次にですねマグロのトロのあぶりずしというのが出たんですねども。これもうちょっと写真を忘れちゃって(笑)

≪これも忘れたんですか!

「私が2個、2個出たでしょう。私がすごい勢いで食べちゃって野際さんの借りようと思ったら野際さんも食べちゃってなかったの。それでお写真がないんです。2日

≪2人早いんですよ。野際さんも写真を忘れるということをね注意していただければいいのに

「あなたも写真を撮ってないんじゃないのというようなことはなくて。

≪一切なくて

「これはあぶり寿司。あら~おいしそう、といってすごい勢いで食べましたね。この辺ぐらい余裕があって写真を撮ってもいいとは思うんですけどもね。

≪こういう時写真をちゃんと取るということは2つお吸いものと・・

「今度は撮れています。前衛料理タモリ特製カレーなべ。

≪カレーなべ

「これはきれいに撮れてるでしょう。

≪これはでようやく去年の秋に完成させたんですよ。カレーなべというのは。

「どこが違うんですか?

≪普通のカレーの作り方と全く違うのであの普通のカレーライスを薄くしてなべものにしたと思ってもらっては困るんだぜという感じがするんですが(笑)

「ルーは一切使ってないとおしゃっいましたね。

≪ルーは使ってないですね。

「それからタラの白子が入っている

≪タラの白子とカリフラワーとジャガイモが1番おいしいですね。ちょっとポン酢で食べる。ちょっとポン酢を入れて。

「ポン酢も入れている。そうですか本当に。それから野際さんがお喜びで今のヤツを召し上がっているあの前衛料理を野際さんはこんな感じで召し上がってらしたんですねお行儀よく。

≪お行儀よく(笑)

「ここで悪いですけどもちょっとコマーシャルに行かせていただいていいですか。

≪ああそうですか

「もうちょっとコマーシャルに行かせていただいて早くしないとタマちゃんをやっていただくんだからと思って。

黒柳「カレーのなべ物が出たあとはですねこれはお食事といいますか和風あんかけオムライス。これをすいませんちょっと食べちゃったものですから。あの野際さんの借りてですね。これ不思議なんですよねぇとろみのある

タモリ≪そうですでご飯と卵といためたタマネギを一緒にグチャグチャに混ぜるんです。それでテフロンのフライパンでガッと中が半熟のまんまオムライスの形にしては和風のとろみのあるアンを横にかける。

「ただとろみがですねイリコ、カツ節、にぼし、シイタケのだしでとった

≪ちょっと濃厚な。

「大変ですよそれにとろみをつけたもの。それでねそれをあそこで混ぜて両方で食べる。

≪これはいろいろハムを入れたりしたんですけどもやはりタマネギだけがおいしい。

「そうそう野際さんの写真でどんなものだか分かりだと思うんですけども。これも私が食べちゃったのでなかったの。野際さんのちょっとゆっくりしてらしたんで。そうお酒なんかを飲んでいらっしゃったのでちょっと遅かったのでそれで写真を撮らしていただきました。

≪全部食べたんですよね。

「そう全部

≪お二方とも全部

「全部食べました。そしてデザートなんですけども。デザートも写真がなくて本当に

≪また食べたんですかデザートも。撮ってないですか?

「撮ってないんですよ。これが洋ナシの。どうしてこんな物とらなかったのかなと思うんですけどもね。こんなものというかこのようなもの。これは洋ナシのお恥ずかしいですね写真に撮れてなくて。

≪洋なしのそうですねぇアールグレーという紅茶をゼリーに仕立てて上からかけて。

「洋ナシのコンポート紅茶ゼリー添え。洋ナシはワインにつけておいて。

≪3時間ぐらい同じ紅茶、紅茶の中にちょっと赤ワインを入れた中にそれとゼリーと同じなんですけどもね。

「洋ナシを切った切り身を入れておいて。

≪ちょっと3時間ぐらいつけるんですね。これが合うんですよ。

「またこの紅茶がアールグレー野際さんもね「アールグレー」ってすぐにいっていましたよね。アールグレーって何か犬でも呼んでるような感じで(笑)

≪野際さんでも味は本当にわかりますね。ちょっと食べてこれはなになにとかね。

「そうですねこれは絶対にアールグレーとか言ってね。でも本当にすごくごちそうになって。

≪いえいえ全部を食べになりまして気持ちがいいですよ。とっても

「何も残らないものね。

≪確か最初の年は6品か7品ををだったんですけどもこれでよろしいですかといったら「ええ3番目に出たあれもう1回いただける?」というようなことがありましたのでね。

「ありました(笑)

≪ってこれはいかんと思ってそれからだんだん品数を増やしていったんですけども。ついに今年は10品と。びんびん

「ありがとうございましたごちそうさまで。本当に満漢全席という感じでございました。さてほんとうはもっとその話もしたいですけどもなんていったってここにおいでいただいて密室芸というのをを楽しみにしてらっしゃる方がいらっしゃると思いますのでね。アザラシというのですかねぇ多摩川のタマちゃん。

≪たまちゃん。

「たまちゃんになっていただいてあのタマちゃんをやっていただけないかなといまず思うんですけども。たまちゃん。

≪たまちゃんですね(笑)はいアザラシをやれとおっしゃるんですね。

「たまちゃんですよ。私がたまちゃんに聞くから、たまちゃんで返事していただいていいかしら?

≪ちょっとタマちゃんの気分で(横になるタモリさん)

「タマちゃん本当の名前は(笑)たまちゃん本当の名前はなんていうの?

≪あごひげアザラシ。

「ふるさとは懐かしいですか?

≪ええオホーツクオホーツクですね。

「でみんなが知らない人が「タマちゃん~」とか言われるでしょう。あれはどんな気分なんですか?

≪しゃらくせいという感じがします。

「何か気持ち悪い横座りしている。(笑)

≪すみませんこういう姿勢がアザラシの姿勢なので。

「でも普通タマというと「たまや~」とか花火のときなんですけどもね。たまちゃんというのは名前をつけられたことに関してはどうなんですかね?

≪多摩川の主ですからね。

「まあちょっとね

≪今は帷子ちゃんと呼んでいただいても結構なんですけども。

「帷子川にいるんで。今色が変わってね何かあなた大人ぽくなって。

≪じゃちょっとすいません変声期で。

「冬に向かって油を蓄えているので太っているという話ですけども

≪冬なのであまり餌もなくてちょっと長嶋さんに似てきましたけども。

「エサがない。これからあなたは帷子川でどうするおつもり?

≪しばらくいるつもりですけどもね。

「でも1匹じゃ寂しい?

≪いえいえだいたい僕は群れているのが嫌で、氷の上でオホオホ言っていたのがばかばかしくてこっちきたんですけどもね。そしたらタマちゃんタマちゃんといわれて何が玉ちゃんだという気持ちでいましたけどもね。かわいいとは言われてTVで1日中写っていましたけどもね。私が1匹だからかわいいんだろうでもし私が仲間1,000匹に連れてきたらどうなるですかあいつらは。可愛いと言ってくれるんですか?数のもんでしょう結局。

「なるほどね

≪ときも1匹だからみんなははいいますけどもね。あんなの5万羽ぐらいいたらうるさいといわれますよ。

「パンダだってそうですよ。

≪パンダだってそうですよ人間の勝手ですよ。

「じゃタマちゃんこれからも

≪これからも1人でいたいんですよ。ゴキブリだって最後の1匹と行ったらみんなかわいいかわいいというでしょう。ごきちゃんとかいって。

「でもたまちゃん博学ね。

≪ちょっと言い過ぎたかな。

「じゃあお元気で新しい年を迎えて下さい。

≪え!つれないですねぇあなたも。

「まぁそのへんで。

≪写真を撮ってください。

「写真機を持ってこなかったごめんなさいね。最後にちょっと泣いていただこうかしら

≪アウ

「はいたまちゃんでした。コマーシャルをはさみましてあのはとバスのガイドを各国の言葉でやっていただこうかと思います。時間内で

≪今日は忙しいですね。

「ちょっとコマーシャルです。

黒柳「タモリさんのすごいところは私これ何をお願いすると全然言ってないですよ。いきなりここにきてこれからお願いするということにしてるんですけども。何語でやっていただくかも言ってないんですよ。一応日本のはとバスのガイドさんの日本語でまず最初におっしゃっていただいて。その後私は何語といますから好きにやっていただいて。やっていただけます

タモリ≪はい

「じゃお願いいたします日本語で最初に~タモリさん密室芸を披露中~にありがとうございます素晴らしかったです(拍手)本当にまあなんていうんで才能の豊かな方でうらやましい。本当にいいお年をお迎えください。あの徹子の部屋は今年はこれで終わりで本当に1年間ありがとうございました。来年は1月6日は長島茂雄さんゲストで。長嶋さんの物まねは?

≪うんあまりできないですね

「本当にどうぞ皆さん良いお年を。タモリさんも良いお年を。

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