本日の徹子の部屋ゲストは高橋真美さん

2002年3月12日

~結婚して間もない高橋真美さんを迎えて(テレビ番組「欽どこ」のわらべでデビュー)~

黒柳「仕事の中で今のご主人とお会いになった」

高橋≪そうです。≫

「ディズニーランドの」

≪そうですディズニーランドを経営している会社に勤めているんです≫

「しかも広報担当で素敵な旦那様ですね。11歳年上」

≪そうです≫

「こんなハンサムな方がよくここまで独身でいてくれましたね」

≪そうですね一応初婚は初婚なんですけど≫

「きっかけは朝の番組をやってらして」

≪そうなんです朝の情報番組をやってましてお天気を毎日私が中継していたんですね。でディスニーランドで中継をした時に広報なんで対応してくれたのが主人で何回かディズニーランドはイベントがありますから中継をやった時にまあ顔見知りになってということで≫

「見た瞬間にいいなって思った?」

≪そーうですね≫

「ここで衝撃的なのは一緒に暮らしてらっしゃらない」

≪そうなんですよ2000年の4月には入籍はしたんですけどその時に家は探したんですがちょうど彼が忙しいときでなかなか決まらないうちにその延長線上で彼は千葉に私は東京の実家にいるんですけど。≫

※:ディズニーランドは千葉県にある

「彼の家に行ったらどうだって彼の家はディズニーランドからさらに奥にはいるんですって?」

≪彼はサーフィンもするので今のところが便利なんですけどねえ≫

「あなたはお仕事もするので東京が便利。でも通えないわって言ったらば西川峰子さんが」

※:西川峰子さんは隠岐島(おきのしま)に住まれている方と結婚された/隠岐島は島根県の北西部にある島

≪千葉ごときでゴタゴタ言うなと私を見なさい隠岐島よと近いじゃない早く一緒に住みなさいと怒られました(笑)。たしかに西川さんに比べれば車で1時間ぐらいの距離なんで≫

「会いに行こうと思えば行ける。でも西川さんの気持ちも分かりますけどねえ。あの人は年の半分くらいは向うですまれてますから。彼はハンサムで素敵だしでも会うときは靴はピカピカだしハンカチにはいつもアイロンがかかってる」

≪何回かあって私がいい方だなって思ってる時期に新品ではないんですけどハンカチにいつもアイロンがかかってて11歳上ですしちゃんとした方がいらっしゃるんだろうなって思ってちょっと残念だなと思ってたんですけどなんてことはない自分でかけてたんですよ≫

「みんなで遊びに行くって言うんで彼の家に集合って行ったらミシンがあったんですって」

≪そう、またかけてくれる人がいるのかなって思ったら自分でミシンはかけられると≫

「お布団カバーのチャクが壊れちゃったんですって」

≪そうなんですよ。私は新しいのを買おう思ってたんですけど次に彼の家に行ったらきれいに直ってたんですよ「どうしたの」って言ったら自分でファスナーを買ってきて縫って直したと。彼は1人暮らしが長かったのでまた彼のお母さんも仕事をもってた人なんで≫

「彼は仕事に理解があるの?」

≪はいそうですね。彼の両親も理解がある方なのでそれはありがたいなと。ですからいろんな人に甘えての今の状態だと思うんですね≫

「3人の中で一番最後だって」

≪そうですね「欽どこ」で一番早くに結婚するって言われてたんです。結局私が一番遅かったんですけどねえ≫

「ご主人はあなたのことをご存じなかったんですってねえ?」

≪欽どこで出てた時のことをまったく知らなかったですねそれが楽ということもあるんですけどねえ≫

*:マライアキャリー/世界中で大人気の歌手。日本にもたびたび来日

「マライアキャリーがディズニーランドに来るってことでみんなが大騒ぎになるってことになったら」

≪彼の上司がマライアキャリーのことは知らないけど私のことは知ってるということでああ結構有名なんだねと思ったらしいんですけど(笑)≫

「彼が上司に彼女と結婚しますっていったら」

*:たまえ/欽どこでの役名

≪「ええ!!たまえちゃんと」って≫

「上司の方にとってはマライアキャリーよりも」

≪私の方が有名で(笑)。芸能界音痴で≫

*:嵐/ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ名。スマップ・TOKIOの後輩

「こんどディズニーランドに嵐が来ることになったらば」

≪後輩の方が「明日嵐が来るんですけどどうしましょうか?」って言ったら「やべえ明日ゴルフに行くんだよ」って(笑)。そのぐらい芸能界音痴なんですよ(笑)≫

黒柳「結婚式はディズニーランドの有名なホテルで」

高橋≪そうですアンバサーホテルで。ちょうどオープンしたてだったので≫

「あそこですると白雪姫の格好とか貸してくださるんですって」

≪そうですねドレスなんか貸してくださるところで。でもそういうのは一切やらず。彼が勘弁してくれと照れくさいんでしょうね≫

「まあ奥様がそういう格好をしたら彼も王子様の格好をしなくてはいけませんからねえ(笑)。結婚前に彼の家に言ったら電話もならないし携帯電話も持ってない人で」

≪そうですね家に行ってもほとんど電話はならないし「この人友達いるのかな」ってちょっと心配になったんですけど結婚式になったら400人近くの方がいらして下さってびっくりしまして。アンバサーホテルということで彼にほとんどお任せしてしまてって私はウエディングドレス選びだけをしてたんですけど(ドアが)開いた瞬間にたくさんの方がいらして下さってていやあーびっくりしましたね≫

「結婚式が始まって神父さんがいらしてキスする段階になって」

≪普通みなさん指輪の交換をしてベールをあげてキスをしますよね。やりましょうということになってどこにしますかということになって彼が恥ずかしいからということでホッペにすることになって私の右側にしてくださいそしたら左側から写真が撮れますからという事になったんです。で式が始まって指輪の交換をしてベールをあげて一番夢に見たシーンですよね≫

「そう」

≪「さあキスをして」って待ってたら待てど暮らせど何もしてくれないんですよ薄目を開けてみたら彼は落ち着いちゃってるんですよ。忘れてるんですよ。しょうがないから「チュウしてよって」≫

「そしたら旦那さんが思い出した」

≪ああってしたんですけど打ち合わせと逆をしたんですよ*:反対側のほっぺにキスをした。逆~って言って≫

「彼の頭だけが写っちゃって」

≪私が逆逆って言ってやっと撮れたんですが涙とかそういう状態じゃないですよね。彼いわく神父さんがキスをどうぞって言ってくれるのかと思ったんですよね。大爆笑のうちに終わって≫

「でもうれしいものはありました」

≪まあ明るく楽しくみんなに祝福されてるなっていうのはありましたね≫

黒柳「芸能界のお父さんである萩本欽一さんからもし結婚するようなことがあったら結婚する前に旦那さんを見せなさいと」

高橋≪そうなんです。いいなって思ったら見せなさいと≫

*:付き合う前にあわせなさいと萩本欽一さんは言っていた

「15ぐらいの時からいわれてたんですって」

≪ずっと会うたびに言われてて自分が見てあげるからと。男は顔ではわかんないから中身がどうか見てあげるから連れてらっしゃいと。でも事後報告になってしまったんですけど≫

「どんどん決まっていって結婚式の日取りまで決まってしまってからお会いになったと。萩本さんのことをお父さんといっているの?」≪はい≫

「で連れていったらどうでした?」

*:高橋真美さん、旦那さん、萩本欽一さんがはじめて会うことになって

≪はいパーティーの時は萩本の父は仕事が前もって決まっていったので食事をしようということになって渋谷で父がセッティングしてくれて。やっぱり緊張したんですよねなんて言われるんだろうって「ダメだよあんな男」って言われたらどうしようって、で2人で待ってたら萩本の父の方が緊張してるって伝わってきて普段と違うなって私が普段会ってきたお父さんと違うなっていうのが感じられてやっぱり花嫁の父のような心境だったんですかね≫

「なんか旦那さんにいろんなことを言ってらっしゃるんですって」

≪時間通りに帰ってくるような旦那はダメだ、家で毎日ご飯を食べるような旦那はダメだ、土曜日曜家にいるような旦那はダメだ、イベント(誕生日など)ごとを覚えているような旦那にしちゃいけない。≫

「あなたにもご飯なんか上手に作っちゃいけないとか」

≪そうですねようするにお友達とかお付き合いに声がかからないような旦那にしてはいけないということ何ですけどねえ。なんか分かったような分からないような感じですけど≫

*:萩本さんは結婚式には仕事で出席できなかったためビデオレターを送った

「当日は結婚式にいらっしゃらないということなんですけどその日VTRを送ってくださって私萩本さんすごいなって思ったんですけどギャグとか入ってなくて割とまじめだったんですって」

≪ちょっとうるうるしちゃってる感じで≫

「でセーターが」

*:VTRの中で萩本さんの着ているセーターが

≪実は最初で最後に一枚だけ手編みのセーターを高校のときに編んだことがあるんですけどそれを父の日かなんかにプレゼントしたんですよ*:萩本さんに手編みのセーターをプレゼントした。今見ると大変へたっぴだと思うんですけど。成人式のときも着物姿を見せに行くときに着て待っててくれたんですけど、であの時のセーターだって「そうだよ」って言ってくれて「これはへたくそだから家で着てるんだよ」って言ってくれて、でそのセーターをその結婚式のビデオレターの中でも着てくれてたんですね。だからそれは私だけしかわからなかったと思う≫

「泣いちゃったでしょ」

≪はい、多分皆さんは私がそのビデオレターの内容で私が泣いてると思ってたと思うんですけどセーターをみて「ああ!!あの時のセーターだ~」って≫

「本当にお父さんみたいでやさしいかたですね」

≪しょっちゅう会ってるわけではないんですけどそういう時には会って≫

「奥様がきちんとしている方なんですかね」

*:セーターをきちっと管理していたという意味

≪どうですかね~≫

「17歳から現在まで長くありません?新婚でも1年ちょっと経ってるわけですよね*:セーターをあげてから。その時に着てくださるというお気持ちがね」

≪私の方が忘れてたぐらいで≫

黒柳「普通の主婦の方にはあれなんですけどごみ捨てが今の悩みのタネで」

高橋≪両親と一緒に住んでたので30何年以上ごみ捨ての経験が無いんです(笑)。ごみの曜日とか全然知らなかったんですよ。結婚してからは私の仕事が入ってなかったら私は週末彼の方に行ってるんですけど土曜日は燃えないごみの日なんですね。≫

「土曜日の朝に出す」

≪朝8時までにださなければいけないんですよ。それが木曜金曜日あたりから頭にあって≫

「夜出しちゃいけないんですって」≪はい≫

「金曜日とかはロケとかで遅くまで仕事があるんですって」

≪金曜日が朝4時おきで夜までロケということで寝坊したいなっていう気持ちはあるんですけど出さなくてはいけないって。こんなに頭を悩ませるとは。実家のゴミ捨て場は近くにあるんでパジャマで行けばいいんですけど彼の方は遠くにあるんでパジャマで行くわけには行かないんで≫

「でも赤ちゃんができたら一緒に住もうと」≪はい≫

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