本日の徹子の部屋ゲストはKONISHIKIさん

2002年6月28日

黒柳「コニシキさんです。よくいらしてくださいました。お元気で何よりです。」

KONISHIKI≪(前回出演したのが)ちょうど4年前ですね≫

「そうですお相撲をお辞めになってすぐの時でお相撲を16年おとりになった感想とかを聞いてあれからタレントにお成りになって大変なご活躍で現在はCMを3本もやってらして、ラジオはFMをやってらして講演も多いんですってね」

≪そうですテーマソングも歌った事あるし。≫

「講演ではどういう話を?」

≪いろんなことをやってますからね家庭の話とか、相撲の自分の歴史の話とか。家族の話結構やりますけどね。≫

「前向きの生き方の話とかいろいろあるそうなんですけども。今日はお花の石橋さんがねせっかくだというんでこれはゴクラクチョウというんんですかこのオレンジがピッピとしたのは?。」

※石橋さん=黒柳さんとゲストの間に置かれている花を毎回アレンジする方

≪これはバード・パラダイスっていうんです≫

「本当に極楽鳥ですよね。それに葉っぱが極楽鳥の葉っぱで竹みたいになってんのがバンブーと言って大きくはならないんですけども竹の種類で。あじさいがあります。それで飲み物はお茶なんですけども葉っぱのお皿も極楽鳥の葉っぱのお皿になっております」

≪思いっきりハワイの感じですね≫

「でもあれなんですってねえ着る物や何かが全部特別オーダーなんでお金がかかるんですって?」

≪その分お金がかからないように考えてる。たぶんもっとやせていたらもっと金使っていたかもしれない≫

「ああそうか」

≪すぐ買えるから。もっと物を大事にしていつでも着れるようになっちゃう≫

※体が大きいと全部特注で何を買うにも注文しないといけない。しかし体がやせていると既製品を買うことができるためにもっとお金を使っていたかもしれない

「でもダイエットはどうしたのかってみんな心配してると思うけどもずいぶんダイエットをおやりになったんですってねえ?」

≪すごいバーンと1ヶ月ぐらいやったのが多かったからそれが良くなかったね。割とすぐにやせるものですから。普通の生活ではなかなか運動とか時間をさけないからね。すぐ戻っちゃうし≫

「もっと困るのは元々大食いの方だったら何とかなるんだけども元々食べてらっしゃる方じゃないんですってね」

≪特に食べ方が変わってきてねだからこの2年ほどは魚食の方が多いですよ≫

「朝だって普通の方よりも少ないぐらいなんですよね?」

≪普通に食べてね≫

「目玉焼き1つなんですってね」

≪目玉焼きとトーストとか納豆とご飯とかそういうものが好き≫

「ご飯も何杯も食べないんですってねえ。」

≪何杯も食べない≫

「そうなんですって。好きなのがコンビニの」

≪おにぎり≫

「シーチキンのおにぎりなんだけども、それも」

≪2つぐらい≫

「ほとんど変わんないのね普通の人と」

≪元々スポーツ選手で硬いところ(筋肉)が多いからね。太ももの筋肉とかね。だからやせるためには普通の体になって柔らかくなってからやせるんだったらいいけど≫

「こういうところは(※ふともものあたりを指して)筋肉なんですか。ちょっとさわってもいい?あら!!すごい。うわすごいグット指が行かないもの。私達はぶにょぶにょだからすぐだけどもそんなに硬いの。」

≪相撲辞めて筋肉落ちましたけども≫

「サッカーのボウル触ってるぐらい硬いの。あら~じゃあここ筋肉じゃちょっと減らないかもしれませんよね。」

≪日本の米はおいしいし、なかなかいらないって言えない人だからね。残さないしできるだけ全部食べるようにしてるんです。逆に嫌いなものはないですし食べるものを変えていく状態でね。内臓とかは健康で≫

「いいんですってね。1月に一遍病院へ行って見てもらってるんですって?」

≪親がね2人とも糖尿がある。恐くて、気を使って毎月そういうプロフェッショナルの先生に調べてもらってる≫

「血液なんてサラサラなんですって?」

≪サラサラです。今はね若さで勝てるって思ってるけども40過ぎたら恐いんじゃないかなって≫

「でも大変だと思うのは日本にいらして20年、お相撲をおとりになって16年でまだ38もうじき39になる。38ぐらいでこんなに大変なご苦労とかいろんなことがあって考えられない世界ですねお相撲って」

≪16年があったから今の時代にこうしてのびのびと楽しく仕事が出来て、辞めた後の仕事が経験も新しいし始めてこういうことをしたのが多くてあの~自分なりに楽しくできたからね。16年間我慢することとか多かったから。それがすごくためになった≫

「責任とかねえ。我慢・忍耐とかあらゆることがお相撲やってるときに、だからお相撲さんて大変だと思いますよね。」

≪それがすごくいいとこで相撲に対して。強くなんなきゃいけない。自分の事もちゃんとやんなきゃいけないし他の人のこともやんなきゃいけないし。常識的なこと相撲はすごく勉強になる≫

「集中してやんなきゃいけないとかいろんなことがあって16年間は今のタレント生活の素になってるからいいんですけども38ぐらいでこんなに大変なお相撲の時は毎日勝ったり負けたりとかいろんなことが一杯あってマスコミの人も一杯来るから、あなたは特にアメリカ人でいらっしゃるから。でもそういうことを経験して38だからすばらしい良くできた大人になっていくんだろうなって思いますけども。」

≪すごく勉強になったしその16年間に比べたら今の方が全然楽だし。まあそれなりに悩み事も今の仕事に一杯あるし他の人に迷惑かけないようにしなければ。自分らしさを出すためにどうやってどうやってだすようにしようか。たまに自分を出すためにテレビ局も欲しくないし、もうちょっと違うところをみたいとか。ある程度自分を残すためにテレビ局の要望に対して出すために≫

「自分自身を残していって流されないようにしながら」

≪自分自身の個性が上がればその個性を見たくは無いからって≫

「その個性は見たくないからって」

≪芸能界で売れるためにってそういう所に入り過ぎないようにしないといけないしそういうところは結構難しい。≫

「でもタレントにお変わりになってみなさんあなたのことが好きだからCMも沢山でてるんだと思うけどね。それはあなたの努力だと思うけどね。それは良かったですね?」

≪良かったです。すごくラッキーな人間だと思うし、16年間の相撲があったからこうやっていろんなことをやらしてくれるようになったしありがたい話ですけどもね≫

「ドラマだって今度あれでしょ朝のテレビ小説の”さくら”にだっておでになるんでしょう?笑っちゃ悪いけども(笑)」

≪僕も笑いたいぐらい。一応エンターティナーで出てるからね。歌手ででてハワイアンバンドで出て≫

「学園祭かなんかなのよね」

≪学園祭ででてハワイアン歌手みたいに≫

「ハワイアンは昔やってらしたんですってね?」

≪自分自身も高校時代にそうやったことが多いから音楽もすごい好きで今年新しいCD出したりとかハワイアンの歌を出そうと思ってるし≫

「おやさしい穏やかなハワイの歌って。みんなそういう歌なんですかね」

≪やっぱりイメージ的にやさしいこうハワイのイメージが強くて、今年20年の記念に何か無いかな~って時に良く考えたら僕の歌を出せばって。また違うハワイ風のCDを出そうと思ってます≫

「朝のテレビ小説7月の17、18日に学園祭みたいなところでハワイの歌を歌う人ってことでドラマに初めておでになる。ドラマは初めてですか?」

≪はじめてですねえ≫

「それは楽しみですねえ。さてコマーシャルを挟みましてガールフレンドがいるっていう話なんでちょっとその話しを伺いますんで」

≪はい≫

黒柳「ガールフレンドがお出来になってとてもお綺麗な方で私もテレビで拝見したんですが感じの人いい人で」

KONISHIKI≪感じのいい人だし地元がすぐ近くなんでね。下町で浅草橋という僕も新弟子の頃ずっと浅草橋だったし、話し聞くと昔塾が近くだった。その通り道毎日前を通っていた子供の頃。彼女と僕十何歳違うんですけども。いつも飴とかあげてたらしいよ≫

「あなたが?」

≪ちょうど部屋の前通るから。≫

「その時新弟子の頃で」

≪いやあもう関取になってた頃で。彼女の兄貴とキャッチボールもやったことあるんだって。≫

「お相撲さんとかが中で練習したりしてるけども暑いと表に出てきて通りのところに居るじゃない」

≪みんな(飴)もらったよとか話してて。出会い本当に面白いなと思って。たまたま僕も腰が悪くて治療に彼女が働いてるところに行ってそこで初めて出会った≫

「ああそう。そこで昔飴貰ったんですよって話になって」

≪話聞いたら浅草橋に住んでたよとか≫

「じゃあいろんなことで共通の話題があって。」

≪まあ一応性格的に似てるから明るいし音楽とかすごい好きだし、彼女自身も元々専門学校に舞台の。踊りとか歌とかやっていて最近音楽に夢中になってるから楽なんだね≫

「じゃあエンタテェーメントのことではよくお話が合う?」

≪話も良く合うし僕が歌を一生懸命覚えようと思ったら彼女が先に覚えちゃうね。≫

「あそう。若いの?」

≪まだ25ですからね。で歌がすごい好きで逆≫

「あなたが教えてもらうのね。でも彼女がお勤めになっていた治療院ですか?お辞めになったからみんながもう結婚だと思ったじゃない」

≪今一緒に住んでるし別に辞めさした・・・≫

「ちょっとごめんなさい。一緒に住んでるってあなたと?」

≪はい。治療院やめて≫

「お宅に一緒に住んでらっしゃる」

≪近くに住んでるから。歩いて10分のところに住んでるからいつでも来れる。マスコミがうるさいから辞めた方がいいよって≫

「別にいつ結婚するんですかってみんな言うけど」

≪もう日本のマスコミ騒ぎすぎだよ。≫

「すぐに結婚ていうことを騒ぐからね。」

≪結婚したら騒がないけどね。結婚してから騒いで欲しいよ。≫

「でも結婚したらいつ離婚するんだって騒ぐじゃない」

≪そういうもんでしょ。それぐらいしないと番組も売れないからね。そうい日本のところがしっくりこない≫

「アメリカはそうでもない?」

≪あまり聞かないね。雑誌とかは出るけどもそんなテレビは芸能ニュースとかはほとんど無いからね。≫

「みんながあまり見ないようなのではあるけどもメジャーな番組には無い」

≪あのETVという番組があってワイドショーみたいなもの。そこでも有名な女優さんと俳優ができたって本当に何秒かで終わりだけども日本では何週間たっても同じことをやってるからあれがしつこいなって≫

「あなたがハワイかなんかから帰ってらした時に「結婚はどうするんですか」ってみんなすごく言ってたから」

≪日本では当たり前にするけどね≫

「でもまあ彼女と(結婚)しないわけじゃないけどもいつかは」

≪でも今の時間を大切にする事が大切ですよね。いろんな段があるし彼女も無理やりに引っ張ったらうれしくないし≫

「彼女が25であなたが38という事になるとあなたが13歳上だから本当にこれから一緒に」

≪居られるかが問題だからね。僕もそうやって見てるからね合わないかもしれないし、住んでみたら合わないかもしれないし僕も嫌がるかもしれないし。僕は失敗したくないから。そういうことが気になって長く付き合ってるんですね≫

「そうですか」

≪そんな問題ですよ。人間は。あせってもしょうがないから≫

「あなたは20年もいらっしゃるからかもしれないけども”あせってもしょうがない”とかおっしゃってたけども本当にそう思いますよね。現在上手くいってるんだったら」

≪現在もバリバリ≫

「バリバリ。」

≪バリバリラブラブですから≫

「ああそうですか。彼女は自分の家のほうに連れて行ったことがあるんですか?ハワイの」

≪ありますよ2,3回も。僕別に隠してないけどねマスコミが隠してるみたいなことやってるから。外国人だから隠そうとは思わないから。いつでもオープンに≫

「みんな結婚するんですかって言うとあなたが「さあ、判りませんね」なんて言うからしないのかっていうことになっちゃうから」

≪いいんじゃない適当にマスコミでも。適当でいいんだよみんな適当に≫

「まあねあなたが一緒に暮らしてみてラブラブで・・・なんだっけもう一度」

≪バリバリ≫

「バリバリでラブラブだそうですから」

≪こういう風に上手く通じてしゃべればいいけどもただマイクを突っ込む突っ込むでそんな大人気ないなと思うね≫

「バリバリでラブラブって言ったら”バリバリラブラブ”ばっかしになっちゃう」

≪僕も20年も日本に居たからマスコミ何回も相撲時代からありますからあんまり気を使って結婚するとか言わなくていい。適当にいえばいい、みんな適当に話し聞いてますから≫

「彼女が治療院を辞めたから結婚するために辞めたんじゃないかって思ったんだけども別に家が近いんだししょっちゅうあなたのとこに行って彼女も幸せなんだから。勤めてるとこの人にも迷惑ですものねしょっちゅうマスコミが行くから。」

≪それが気になってやっぱり普通の人じゃないですか、芸能人でもないし家族もいるからね。僕は何本もマイクさしてもいいけども自分が周りの関係深い人にそうやると傷が深い≫

「それでも彼女はあなたの健康の事とかを考えてくれていいですよね。でもそういうとこにお勤めだたらいろんなことも分かるだろうし」

≪結構いろんなこと知ってるみたい。≫

「将来ずっとこのままバリバリラブラブが続けばいいなって思ってる状態」

≪突然バーと結婚したじゃないって≫

「いっしょにすんでんだから結婚するんじゃないかって思うかもしれないけども上手くいくように準備してるってとこですか?」

≪まあお互いに確かめ合う事が大切だからね。≫

黒柳「それであのメガネとか全部特注だそうですけどもみなさん親切に作ってくださるんですってね」

KONISHIKI≪そうですね相撲辞めてから着物と雪駄から変わって洋服に変わりますからやめて5年目ですけども靴を作るところが見つかったり服を作るところが見つかったりやっと去年か一昨年かにメガネもちゃんと作ってくれるところが見つかったり。≫

「近眼だってことがわかんなかったんですってね?」

≪しばらく(相撲を)辞めてから頭が1ヶ月ぐらい痛くて病院で調べても脳に異常は何にも無いですからと言われて、ある先生が目を調べてみればって言われて本当に目が悪かったんでビックリしました。六本木の町良く見えたんだ≫

「メガネかけたら。女の子も良く見えて」

≪きれいになる。≫

「14回メガネドレッサー部門で受賞もされているんですね。とってもコニシキさんはボランティアも一杯やってらっしゃるんですてねえ」

≪個人的にKONISHIKI KID’Sというプログラム≫

「子供のために」

≪それも地元の子供たちね。(※写真登場)これ今年の1月にきた子供たち。≫

「貧しい中で育ってる子供たちがたくさん」

≪地元的には8、9割りの人が国から援助を貰ってる子供が多いね。この中でも車の無い家の子供たちがいたり、電話の無い家の子供たちがいますからね。もっと夢を大きく持つためにこういうプログラムを始めたんですね。≫

「で雪を見せてあげたりとか」

≪1週間ぐらい旅をしますからね。あといろんな日本の文化とかを教えたりします。あと(日本に)いる間に老人ホームとかまわったりいろんな施設を回ったりして≫

※餅をつく子供たち。書道をする子供たちの写真が登場

「観光なんかもするんだけども老人ホームとか日本のいろいろなところにいろいろな人がいるとか、日本の文化・日本の子供たちと交流生け花なんかもとっても好きになって」

≪普段子供の頃からボランティア知らないうちにやってたの。自分が中学生高校生になった時に「ああこれがボランティアなのか」って。僕も高校生になった時に個人的にボランティアの団体を作ろうと高校生だけの悩み事を毎週水曜日に30分だけ聞こうとみんな聞きますよ。親と合わないとか、麻薬に手を出して中々辞めないとか、悩みが多くて誰と話していいかわからないとか。みんなで助けようとかそういう問題ハワイでは結構多いから今年も夏にスペシャルリピックというのがあって僕も応援団を担当してますけども≫

「脳に障害があったり体に障害があったり」

≪今年の夏やるし、歌作ってやってるし。仕事やりながらこういボランティアやりたいなと思ってる。≫

「コニシキという名前があるときにそういうことをする事が重要な事ですものね」

≪一番今のうちにしないと何十年先に誰も相手しないかもしれない≫

黒柳「あのさっきの朝のテレビ小説の中におでになって学園祭におでになって歌われるハワイアンちょっと(※コニシキさんが歌うハワイアンが流れる)。本当に感じでてんねハワイらしい。これ”Ei Nei(※スタジオに流れている曲名)”て言うのはどういう意味なんですか?」

KONISHIKI≪It’s you by sweet hunny。ラブソングです≫

「とっても昔からやってらっしゃってCDも出されてるんですけども。それから自分のお生まれになった地域に図書館を作りたいと今思ってらっしゃるそうなんですね。私トットちゃん英語になってるから差し上げるって言ったらもう読んでくださったんですってうれしかったですわ」

≪いやいやもうだいぶ前に読みましたよ≫

「最初に読んでくださった本だったんですってね日本で。そういうことで英語になっている本をたくさん下さる方がいらっしゃると思いますよねこの方がハワイに図書館をお作りになったらね。」

≪ぜひみなさん≫

「ほんとにありがとうございました」

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