2003年2月20日
黒柳「黒澤年男さんとお嬢さんのレイラさん。よくいらしてくださいました
黒沢レイラ@よろしくお願いいたします
黒沢年男:よろしくお願いいたします
「レイラさんはいって世界不思議発見のレポーターをなさったときにお会いしましては黒澤さんのお嬢さんということでみんなでまあおきれいねといってなんですけどもお父様は11年前ですが命拾いをしたお病気になって髪の毛をソったりなんかをなさってあれからは
:まあ常に人生はいろいろなことがありますよね。
「でもお元気で
:元気は元気ですね
「それからお父様にですねこのごろ顔が似てきたような
@みんなに会う人みんなにお父さんそっくりだねって言われちゃうんですよ。妻に見ればよかったのにっていうのでねえ
「時々お父さんのポスターがあったりするとご自分かと思うちゃったりするんですって?
@そうですね。口の回りがそっくりだなって。
「それとお母様に似ればよかったなという話が今でましたけども実はですねレイラさんのお母様黒澤さんの奥様は今もモデルを続けになってらっしゃる街田リーヌさんという大変におきれいな方で今中年のモデルの方いま必要ですものね。とてもお忙しくしていらっしゃって主婦の方たちのファンが多いそうですね。とっても。
:女性のファンが多いみたいですね。
「ですからお仕事をずっと続けになってらっしゃるとてもきれいなモデルの奥様でいらっしゃいますお母様でもいらっしゃるのですがもう結婚なさって26年。だそうです。この徹子の部屋に出てくださることが決まったときにお父様はお嬢さんと奥様とお呼びになって緊急会議をしたんですって
@そうなんですよ。何をしゃべるかとかちょっとお前前に座れとかいわれて母が間に入るんですね。父は私に直接いろんなことを言えないんですよ。だからどうしても
「なんで?
@どうしてなんでしょう気を使うですかね。だから間に母が入って全部母の方を通って話が。
「こんな話をしたらどうだみたいなことを
@最初に俺はこう話そうと思っている。いやそれもちょっと話したくないなどうするんだどうするんだとあわてて。
「一人っ子なのねあなたねお嬢様ね
@心配でしょうがないんですね。黙ちゃうんですけども。
「面白いですね。お父さんは心配ではないと言いながら物凄い心配。
:そうですね。男に生まれればよかったかなと思うぐらいに非常に行動できなんですよ。大学時代からチョコとだけお金ができると安い切符で向こうにユースホステルにとまってイギリスとかに1人でいろんなところに行っちゃうんですよ。
「それがもうお父様としてはあれなんですってねちょっと教えてほしいと。いろんなことを
:心配でしょうまだ16、17で。どこへでも行ってしまうんですから。
@最初の時も心配で両親とも成田まで付いてきました
「でもボーイフレンドなんてものすごく心配だと思うんですけどもそういうことについてはお父様は。
:ボーイフレンドとかなんとかというよりもある程度の年に来たら心配だけども心配してもしょうがないかなというのがありますね。
「でもアレですってね1時お家にお連れになったんですってね。
@そうしたら自分の若いころの20歳ぐらいの写真をいっぱい持ってきて「どうだ?どうだ?」ってと私のいわゆるボーイフレンドに見せるんです。だから張り合っているんでしょうね。
「(笑)
@私も見たことない写真なんですよ。
「でその彼はどうしました?
@「あ・・はいすごいです」。
「その後どうなりましたその方とは
@もう家に来ないです
「(笑)。この番組は徹子の部屋が始まりました28年前、今年は28年目になるんですけどもその本当に直後にお出でいただいたときのお父様をちょっとお目にかけます。約30年前ぐらいですがこんな感じ。
@そうこういう感じの写真をいっぱい持ってきましたね。
「そうでしょう。全部こんな感じで真っ白のおズボンも白だったんですよ。これでずっと俳優は夢を売る仕事ですからとおっしゃっていたんですね。
:僕は
@何で昔はああいう髪型をしていたの?
:いやビートルズがはやったころで髪の毛は皆長くて。このころの僕はあまり好きじゃない。
「どうして?
:すごく突っ張っていましたね。それでこのときですねどういうわけか僕はこっち側に座っていた(黒柳さんの座っているイス)
「何かねこちら側の顔の方がいいとおっしゃってで私と場所を変えましょうとおっしゃってですね、ちょっともう1回うつしていただけますか。こっち側の方がいいとおっしゃってじゃあかえましょうということで。本当よ。
:あのでどういうわけか右にいると話しやすいんですよ。だいたいバラエティー何かはMCが右にいるんですよ。
「そうか今お嬢さんがいらっしゃる側のほうに人がいた方が話しやすい
:その方が何か話しやすいんですよ。こっちというのはどうも話にくくて
「顔がいいわけじゃないんですね。
:顔はだいたい良くないですから僕は。
「いえいえ。あの頃は俳優は夢を売る商売ですからと何回もおっしゃったんですけども。それも5分ぐらいでしたね。その後お父様のこと話して下さってとてもいい話をたくさんしてくださってね、お父さんはそのころガードマンではなくてビルのお仕事してらっしゃいましたよね。
:それはずっと後の話ですよ。
「だけどあとですけどもその自分がどんなに仕事しなくてもいいじゃないかといってもいや自分は仕事するんだと言って父は仕事をしているんですというようなことをお話、あなたのおじいさまの話をしてくださってとてもいい話をしてくださっていたんですけども初めはやっぱり場所がそっちがいいとかそれから白と黒とどっちが衣装がいいでしょうとかいろいろ大変だったんですけども。ああいう写真をボーイフレンドに見せたりなんかして、そうしたら男の子はあなたの家に遊びにこなくなる。
@そうですね。あまりテレビなんかではいや娘の彼なんていうのは気にしませんよと言っているんですけどもちょっと知らない男の子の名前が話しているときに出ると「誰だ誰だ」って私には聞かないんですけども母に聞くんです。
「あなたとお母様と話をしていらっしゃってお父様が隣にいらっしゃってテレビか何かを見ている。
@テレビを見ているんですけどもテレビの音がどんどん小さくなっていくんです。
「そうですねこっちで男の人の名前が出たりするといきなりこっちへ来て
@こうやって前で座ってくるんですよ。話に加わりたいんですけども聞きたくない親心ですね。
「それで男の人名前が出るとすーっと中に入ってきて今の名前は何だ?とか気になったりして。
@私がかわいい笑うとかわいい人が好きとか言うとこうやって笑うんですよ。
「あなたの好きなイメージになりたいというお父様のお気持ちね。でも今同じ事務所なんですってお嬢様と何か。
:まあいろんなところにね入っていたんですけど仕事が全然なくてそれでまあいろんなところに頼んだんですけども
「無くてなんて失礼じゃない
:いや本当になかったんですよ。正直言って。なくていろんなところに知人もいますから紹介してもらったんだけどもどうしても採用されないで本人は小さいころから親の姿を見ていますからそれでやるかということで他にやってくれるところがなかったのでうちでやっているんですけども。身内の中でやってるのは本当は僕はよくないと思うんですよ。ただやっぱりねなんていうのかなもうひとつガッツが欲しいんですよ。ガッツというのは彼女は人を傷つけたくないとか人を押しのけてでもという性格がいやなんですよ。
@そうでもない。
:でもそれがないとこの世の中は生きていかれないし。
「だけど10何歳から1人で計画を立ててリュックサックを背負って外国に行ってらっしゃるんですからそれはガッツはありますよお嬢様いざとなれば。
:ガッツはあるんですよ
「あるじゃないですか今ないて言った。ないと言わなかった(笑い)
@でも私もやっぱりなんでしょう私はこの役をやりたいというのをもし私の友達が撮っていたらそれは穏やかじゃないというかあなたが・・・お父さんが思うほど私はそんな子じゃないですよ。
:根性はあるんですけども
「何なの?
:あのひとつひとつの仕事を、もし1つの仕事があったら例えばここに出ているとしたらこれを100%200%利用しなければだめなんです。あの子いいな黒澤さんいいなと思ってくれてオファーが来るってをわけですよ。僕なんかは百%オファーですから。
「そうなの、あなたをご覧になった方がこのごろバラエティーで確かに出てらっしゃいますけどそれを見て黒澤年男ってこのごろあのバラエティーにも出ているんだ面白いからといってそういうふうに自分の方から売り込んだりはしないでもオファーが来るということですね
:はい。それでその番組に合わせたように自分がやっていくという。
「だけどまだお嬢様は若いじゃありませんか。
:だめ若いとか年とったとかだめ。そういうことはダメなんですよ。チャンスをいかに大事にするかはいろんな人がいてもそのチャンスひとつを10倍にも20倍にもするような。
「それはわかります。あのねやっぱりお父様もお母様も有名。その中に出てらした方というのはやっぱり遠慮とかやっぱり自分の立場というのお考えになりますよね。誰もいなくてはい上がってきた人はね何が何でも自分でここでやらなければみたいなそれは初めから出発点が違うところがあると思います。その代わりおっとりしてらっしゃる良さとかそういうのがありますよね。
:それを認めてもらいたいんだけどもでもねこの世の中で芸能人の娘だから売れる息子だから売れるということはないんですよ。全くないぼくらの力なんて微々たるもの。やっぱり自分がひとつの仕事をもらったときにはどんなことがあってもというね
「じゃ世界不思議発見のとき頑張ったもの。
@ありがとうございます
「メキシコでしたっけ?
@はいそうです。
「そうでしたよねとても頑張ったんだけども。でもお父様は20歳になるまでとにかく女優も何もいけないとおっしゃっていて
:僕の生き方は要するにいろんな人を見ているから15、16のころに会ってあいさつもできないすごく生意気そういうの見たくないんですよ。だから20歳まではちゃんと人と接してもあいさつもできる何かをやったらありがとうございますそういう人間にしてから送り出したかったんですよ。それが間違っていたのかなと思うんですけども。
@そんなの今になって(笑い)
「ね20歳になって宝塚にお入りになりたいとかいろいろご希望があってもまあその10何歳からでは入れなくて、お家がいけないとおっしゃって20歳になったんですけどもを学生の時分をお内に門限があってお母様がまたすごく厳しく貴方をお育てになったそうで
@門限は6時ですね。もし男の子と一緒に出かけるんだったら5時には帰ってきなさい。
「6時ぐらいになるとお母様はどんなに寒いときでも玄関のところに立ってらっしゃるんですって
@結局すごく厳しくて例えば私が何か間違ったことをすると外でも殴ってくるし
「おかあさまが
@ええ、ただ本当にバンと飛んでくるんですよ。で私が母親を悲しませちゃいけないなと思ったのは私のことを心配してよる私は帰りが遅くなったら犬をだっこして待っているんですよ。
「寒い日だったんですってねその日が。
@ママ心配していたんだと言われた時にはやっぱり早く帰ってこようと思って。
「しかもお母様きれいなお顔のお仕事をしてらっしゃるわけだからそんな寒風の中で顔なんか肌が悪くなっても困るようなことじゃありませんかお母様にとっては。でもそうやってあなたのことを心配して表に
@本当に体全部で育ててくれたんですよ。
「なるほどもう1回お母様の写真を。あの奥様の街田リーヌさんがモデルの仕事をなさるのはご主人はずっと続けていても構わない
:全然ってやっぱりいつまでも素敵でいてほしいし
「本当に綺麗な方なんですよね
:いえそんなことないですけども。
@でも私も友達にほめられると嬉しいですよお母さんきれいだねって。でもレイラはお父さん似だよねって。
「でもいつかお母様の腕に、あなたの腕か歯形がかみつき歯形
@まだ本当にうちけんかしてたんですね私と母が。で1回お母さんにかまれて、いいのかなお母さんに怒られないかな
:いいもう殴る蹴るですよ。すごい。
@歯形がついていて
「お母様の歯形が
@翌日学校に行ってみんなにどうしたの?って言われてまさか母親にかまれたとはいえないのでちょっとぶつけたて。
「おかあさますごいんですよかみつく。
:だから要するに僕が見ていると学校で友達もいいし先生にも評判がいいし「いい子いい子」で生きていたから家に帰ってくるとその反発が出るんだと思うんですよ。そうすると女房と2人でいいあって殴り合ってケリあってそれを僕はどうしようもないから2階に逃げるんですよ。そっと見ているとそのうち抱き合って笑いあってそれを見ていると俺は入れないなとおもって。
「(笑)そうかご自分は入れないという嘆きで。その歯形がかみつくお母さんて
:厳しいですよ。
「ほかに武器がなかったんですかねきっと(笑)やっぱりたたくのもいやなにするのも嫌かみつくのね
@そんな感じで育ったので今でも母とは兄弟のように仲良く
「そうですてね。お母様がお友達みたいな感じ。お父さんは何なのそれじゃ?
@そこに入ってきたいんでしょう?
「あなたにとってお父様はどういう存在?
@私はお父さんはお父さんでいてほしいんですよ。というのは友達とかお友達というのは他にもできるけどもお父さんというのはお父さんしかいないじゃないですか。
「そうよね。だから時々お父様にお母さんがお仕事で行ってらっしゃるときにでもメモを書いてこれをチンにして食べてくださいとかちょっとしたこと
@絵をいれてお父さん今日は何時に帰ってくるのかなと手紙を置いておくんですよ。今日は何時に帰りますので冷蔵庫に何が入ってます。そうしたらそれをおとうさんが全部日付を書いてとっておくんですよ。
「ほとんどラブレターですよね。その気持ちもほとんど恋人の気持ちですよね。そんなこと恋人しかできないですよ普通はね。
:(娘は)みそ汁も沸かせないんですよ。みそ汁を沸かしているときに作っていたやつをわかしておきますよね。そして見ているんですよ最初、いつも沸騰してしまうから。ちょっといいだろうと他のことやっているうちに忘れてしまう。バリバリバリバリと音がする。それはフライパンとかが使えなくなってしまう。忘れちゃうんですよ。
「でもとにかくその手紙は日付を書いてとっておく。
:全部取ってありますね。
黒柳「外国にいらっしゃるためにはお金をためているそうするとお父さんは娘はケチだと思っている
黒沢レイラ@
黒沢年男:今まで一円玉を勘定して、10円玉を勘定して何をやっているのかと思ったらものすごくそういうところきちょうめん。
「そのお金を全部ためて
@はい。やっぱりものが欲しいとかそういうのはあまりないんですけども今の若いうちは経験が欲しいなと思って父も多分若いころにイタリアとかよく旅行していたのではそれを受けついじゃったのかな。
:男と女は違うからそれは。全然違う。
「女の子はさらわれたりすると嫌だから。
:いやそれは男はどこでも寝れるしどこへでもいかれるけども女の子が1人でねイタリアだあフランスだそんな裏道を通ってユースホステルで5人部屋10人部屋で寝るわけだから、だって飛行機代も全部ひっくるめて10万そこそこでいっちゃうんだから
「しかも自分でためたお金で親にくださいとか言わないんですって
@あんまりねだれないんですねなんだか。
「じゃ少しお金を出してあげてもいいからちゃんとしたホテルに泊まってもらいたいというのがおとうさんの希望
:それはない。だめ。
@(笑)
「何なの(笑い)
:そういうことをしたら人間ダメになりますよ。若いころからブランドもったりね、何かぜいたくをしたり。だから僕らは旅行するときには僕はファーストクラス、彼女とあれはエコノミーと決めているんですよ。
「奥さんもエコノミー
:そうなんです。
「そうなのへえ。小さいときから旅行してらして小さいときのとてもかわいいお嬢さんのがあるんです。ちょっとお待ちいただいたんですけどもそれを皆さんにお目にかけながら話をうかがうんですけども。そうすると大事に大事に1円5円10円とためたお嬢さんは旅に出かける。だけどもうお父様は心配だけどもお金は出してはあげないそこがすごいじゃありませんか。じゃあ行ってほしくないわけ?なるだけなら。
:もうしょうがないですね。
「お嬢様そうやって1人でリュックサックを背負ってひとりでどんどんいろんなところに行くのが。
@それが楽しいんですよね。
「今まで危ないことはなかったですか?
@ひとりで旅行するときにはやっぱり女性ですので夜8時以降は出掛けない。朝早くに出掛けるようにしてあまり綺麗な格好しないで帽子をかぶって
「顔があまり見えないような感じでね。そういう外国からおうちにお手紙をお出しになるときは絵はがきなんかお父様とお母様別々にお出しになるんですって。
@別々に出して母に先に着くとやくんですよ。俺に来ない来ないって
「でもいずれはくるんでしょう
@きます
:バスなんかにアメリカになんかに行ってバスに乗るのに後ろに乗ってはいけないんですって。な
@うん
:ドライバーのそばに乗らないと危ないんですって。
「離れているとね。確かに危険はありますよね。かわいいお嬢さんだと。
@今の歳でも1人で映画館に言ったら刺されるとか言うんですよ。
「それはちょっとね(笑)日本の中ででしょう。まあこのごろは何があるかわからないですからおうちにいたっていきなり何かが飛び込んだり自動車が入ってきたりするお家があるじゃない。
:この間も何度かスプレーを持って歩けと言って渡したんですのも持って歩かないですよ
@持ってますよ。
:持って歩かないとだめだよ。
「あれ持っていてもすぐでないとダメなんですよね。ああいうものでポケットにすぐに入っていないとダメなのね。そういうことが心配なんですけども今黒澤さんは随分お父さんはバラエティーにお出になる。そのもともとはお嬢さんの発言がもとになったんですって。
:それもひとつありますね。あの僕今から12年前ぐらいに非常に低迷していましてまあ回りではわからないだろうけども若い人が全然僕のことを名前も知らなくなっちゃってこれはこのままいったらナツメロ俳優で終わってしまうなと思ってこのままではだめだと。どうしよう
「ずいぶんベストテンにも出ていらしたのに。
:あのあとだんだんダメになっていったんですよ。仕事をポツポツポツポツでだんだんなくなってきて毎日ヒマだから彼女(娘)をのっけて車で学校の正門手前まで送っていく。
「小学校ぐらい?
:中学1年2年ぐらい。そのころずっとヒマだったから送っているときにあるとき信号で止まったら「パパどうして最近テレビに出ないの?バラエティーとかクイズ番組とかああいうのにみんな私たち若い人が見ているんだよ。だから遊んでいないで出た方がいいよ」ってそれでこれがショックだったの。「あそこに出ている人達は本当にバカなのか利口なんだけどもばかぶっているのか私たち視聴者はみんな分かっているんだよ。だからきっとパパにもできるよ」とこれはグサときましたね。
「なるほどねそれは本当に一般の人の気持ちですものね。
:子供だから人が傷つくことを知らないでそれをいったんです。実は僕は傷ついたんだけども考え方がプラス志向だからそれを良い方に、俺は本当にそうだ最近ねいい人に見せよういい大人に見せようといい格好をしている。このままで生きなければ俺はほとんど忘れられちゃうよ
「しかも見ている人は本当にそうなのかどうかというのがはっきり分かっているんだということ彼女は見抜いていたんですものね。それは正しいと思いますよね。ちょっとこの話続くんですけどもコマーシャルがありますので。
黒柳「それでひざをたたいてそうか!
黒沢レイラ@
黒沢年男:まあそれにはあの最澄さん弘法大師、最澄さんという比叡山の1番そこの末裔の比叡山のヤマダケイカさんという人と1番偉い人とお話しをしたときに対談があったんです。それが前後してそうしたら弘法大師さんがいろいろ修業した中でその中のひとつにダイグンのスズメというのがあるんですよ。愚かなとおバカということですけどもそしたらヤマダケイカさんという人も同じように人間はいかにバカになれるか、バカになると人生は楽ですねと言ったんですよ。それと娘のセリフがぴったりあったからそうだ世の中達観した人はいかに自分が大馬鹿になれるかよく考えてみればみんないい人に見せよう、頭のいい人に見せようと思ったが俺もそうだ。よしオレはこれ以下でもこれ以上でもないよし好きなようにやってやれとどう思われてもいいと思って自分を変えたんですよ。
「さんまさんの番組に
:1番最初にさんまさんの番組でいつもは「はい黒沢です(低いトーンで)」でも「はい黒澤です(高いテンションで)」といったらそうしたらどんどんどんどん仕事が増えて今は連続ドラマもいただいているし、またレギュラーの連続ドラマをいただいたし舞台の主役もいただいたし
「舞台の主役で地方にいらっしゃってもお客さんがいっぱい入るんですってね。
:面白いです。今はディナーショーなんかをやっているとホテルに電話がかかってくるんですよ若い人から。黒沢さん歌手ですか?歌も歌えるんですか?て僕は歌手もやっているんですよ。
「ベストテンのころで。もうお若い方は。お父さんベストテンで歌ったのをご存じないでしょう?
@ベストテンでは。
「ご存じないでしょう。何回もお歌いになったんですけども。そういうバラエティーにお出になっているお父様間あなたがおっしゃったことからお出になったようですけどもお父様をご覧になってどうですか?
@うーん。父の素が出ていて嬉しいですね。
「でも格好のいい役をやれと言われたらいつだってできるわけですからねはっきり言ったらば。
:格好いい役が1番楽ですね。
「あなたにとってはいいと思うんだけども。でもそうでないのもおできになるようになったのはやっぱりそれはお嬢さんの
:そうですねその言葉を娘に送りたいですね。すごく難しいことですけども。早くそれを感じるように人生というのは早く気がついた方がいいですね。
「でもお嬢様の年はおいくつ?
@25です。
「やっぱり25の若さと25のやっぱりその知的さというのが必要とされているんですから。おまえばかになれと言われたってそんな25でね。それは難しいですよやっぱり。
:そうですかね。
「お嬢様ははっきりものをおっしゃる方だけども。これ以上何を・・もっとガンガン自分を出してほしい?
:そうですね。それといろんな人がいるわけですから
「でもアレでしょうあなたハリウッドの映画にお出になったりしたんでしょう。
@それはちょっとした役なんですけども。あの最初全然お手伝いみたいな感じで友達から話を聞きましてそれだったらぜひエキストラでもいいから出してくれと。その現場に行きましてそしたら現場に行って向こうの俳優さんがシーンの中で
「有名な俳優さんですよね。
@ビル・マーレさんなんですけども話しかけてくれて私がセリフをかえしたらそこでシーンが成立して採用してもらえたんです。
「まあゴーストバスターずにお出になったお一人ですけども。あなた英語はどうしておできになるようになったの?
@英語は昔からしゃべりたくてお父さんもできるんですけども
「じゃ勉強した?
@自分で勉強しました。
「すごいそうですか。でお嬢様はですねジャンヌモローさんにインタビューもしてらっしゃる。そのVTRがあるんですちょっとコマーシャルをはさんでそれをご覧いただきます。
~VTR~
黒柳「今のジャンヌモローさんは「マリグレッド・・・の半生を描いたデュアンス愛の最終章のがプロモーションのために日本にいらしたときのインタビューだったそうですけども。その時何を何かあれプロフィールを
黒沢レイラ@はいあなたのプロフィールをくださいと言われて
「その時フランス語でおしゃべりなったの?
@ちょっと私のフランス語を勉強したことがあって会話ができて。そういうチャンスがあってうれしかったですね。
「でもあの方は監督ですからとても日本が好きだから日本の女優さんをもしかしたらどこか心の中で探しているかもしれないじゃない。でそうしたらまたそのアメリカの映画のゴーストバスターズの人とアドリブでなんかやれたりしたら
黒沢年男:だからそういうチャンスがひとつひとつ乗っていけば最高なんですけどね。
「国際女優におなりになって。
:今はウルオイセンゲンに出させていただいていますからねこのテレビ局のね。チャンスがあるんだからもっとアピールして視聴率をあげないと。あなたが出だから視聴率が上がったのよと言われるぐらいじゃないとだめ。
@毎回チェックしてくれるんですよ。
「あなたの放送は必ずご覧になって
@顔の向きがよくないこう笑えって。
「ああそう。じゃそれだけの方が黒幕で付いていてくださるんだから
:黒幕って(笑)
「いいじゃありませんかでもねとても元気に育ってお父様も元気だし何よりですよねますますこの親子から目が離せませんありがとうございました