2002年1月16日
黒柳「なんといても宮迫さんのほうが大河ドラマで」
宮迫≪死ぬまで大変だったんですけど≫
「あれは大きい役でしたね」
≪そうですね最初はちょっとした役ということだったんですけど段々大きくなって最終的には京都をまかされたりして≫
「あなたが!それは大きい役ですね。見てたけど知らなかった」
蛍原『見てたんですよね』
「見てたけど全然知らなかった、まあいいや。でもあなたはあなたで(蛍原)色んなものに出てらっしゃるんでしょ」
『僕はあんまりないんですけどちょこちょこでてます』
「あの方のお芝居にお出になたでしょ。ええと野田秀樹さん」
『はい4月ぐらいに』
「もともとは宮迫さんの方が俳優希望で」
≪この世界に入る前はそうだったんですけど≫
「お2人は吉本のNSCの7期生」
≪『はい』≫
「ダウンタウンが1期生」
≪『はい』≫
「それで99が2期生」
≪『いや違います。ぼくらより後で9期生』≫
「私もねえおかしいなと思ったの。あなた方が13年やってるのに99のほうがふるいのかなって思ったら違うんだ」
≪『はい』≫
「宮迫さんの方が切れるって言うか朝一番の新幹線のやつ」
≪新幹線に乗ってて寝てなかったんですよ。そしたら後ろのほうで1+1は2とか子供の声がしたんですよ。見たらお父さんと女の子が乗ってて算数のお勉強をしてたんですね。でも我慢しようと≫
「まあね」
≪で怒るわけにはいかないんで寝ようと思ってカーテンそ閉めたんですよ。そしたら子供が後ろから僕の髪をつかんで”なんでカーテンを閉めるの”って言われたんですよ。正直家の家系ははげてるんですね。毛根がか弱くて。で子供を怒るわけにはいかないんでお父さんのほうを睨んだんですよ。で子供を怒ると思うじゃないですか≫
「うん」
≪”~ちゃん4+5は”って算数のお勉強を始めちゃった!!≫
「御免なさいとか無く」
≪無くですよ。お父さんのほうをデッキに連れて行って怒ってしまいました≫
「なんや!!あやまったらどやねんって」
≪お父さんをいじめないで見たいな事を言われまして。子供は無邪気ですから≫
「お嫁さんが怖いって言うのはどちらなんですかね」
『宮迫さんです』
「新婚のころ夜帰ったら」
≪新婚のころその日はハードなロケで疲れて帰ってきたんですよ。夜中の3時に。ドアをあけるとベットが見えるんですけど嫁がベットからちょっと顔をだして”あんた私のヤクルト飲んだでしょ!!”って。さんざん疲れただんなに向かってそれも嫁のために働いて帰ってきたんじゃないですか。≫
「奥さんも飲もうと思ってなかったんでずっとお昼から言おうと思ってたのね」
≪こんなものですよ。≫
「息子さんがいらっしゃる」
≪9ヶ月です≫
「なにかあなたになつかない。ハハハハハハ」
≪いや笑い事じゃないですよ。笑ってくれないんですよ≫
「お母さんには」
≪なついてます≫
「おかしいですね」
≪最近は笑ってくれるようになりましたけど≫
「でも可愛いでしょ」
≪そうですね。まだ歩けないんですけど物をもって立って≫
「蛍原さんもそのことならコンビを組みたいって感じ」
『そうですね。その子とならもっと一生懸命やれるかなって』
「今年のお正月にテレビ番組で和田アキ子さんとパチンコで勝負をしましてその私と和田さんの間の取り持ちがこの雨上がり決死隊で大変でしたね。あなた(宮迫)が和田さんの担当で」
≪そうですね大変でした≫
「和田さんが全然でないのね」
≪どんどん機嫌が悪くなって来てねえ≫
「私はのん気に焼きイモなんかを食べながらやってたのにねえ。パチンコやんのに焼いもが一番いいって。アイスクリームみたいにだらだら溶けないしねえ。私がたくさん玉が出てねえ大きな箱で5箱も出て。和田さんにここでやらないって言ったら私は情けは受けたくないって」
≪黒柳さんが出すたんびに和田さんが怖い感じになっていって≫
「首をしめられてなかった」
≪しめられましたしビンタもされました≫
「和田さんは私と会う前にあそこのパチンコ屋さんで稽古をされてたんですよ」
『そうですね。ちょっと好きになったんじゃないんですか?』
「いやいやいや。いつもあんなに出るわけじゃないんですから。私ああいう所で1000円でも取られるのがいやなの」
≪うれしくないですか≫
「特にそんなんじゃなかった」
『ぼくらやったら無茶苦茶喜びますね』
「来年もやってもいいかなって思いますけど」
≪その時はまた僕らで≫
「宮迫さんはなんといってもサッカー少年」
≪そうですね≫
「そうすると吉本の舞台にもおでになることもあるんでしょ」
≪『はいありますね』≫
「体を使ったもので」
≪ただ弱冠30をすぎて体が重くなったなって≫
「13年ってコンビとしては長いほうじゃないですか」
≪そうですね若手って言うほどじゃないですね≫
「人気が出てきたのは最近じゃないですか」
≪『そうですね』≫
「じゃあ10年近くは貧しかった時期が」
『そうですね楽しかったですけど』
「最初から一緒に組んでたわけじゃなくてアルバイトかなんかで一緒に」
≪養成所を卒業してから一緒に≫
「たくさんのアルバイトを」
『肉体労働はお金がいいんですよ。その日にお金がもらえたり』
「でもバブルの時だから色んな仕事があったでしょ。穴ぼこをうめるのって」
≪砂利を穴に入れていくんですけど邪魔くさいんで砂利を運んでる振りだけをしていて監督が来た時だけ本当に運んだり≫
「でも大丈夫なの」
≪人数がたくさんいるんで≫
「吉本に入った後もそういう仕事をそういう仕事を」
≪『はい、してました』≫
「マンスリー吉本っていう雑誌ですかそこに連載なさったものを」
≪コラムがですね本に≫
「面白いですか」
≪面白いです≫
「雨上がり決死隊のにんきはどういう所にあるとお思いですか」
『そうですね地味にコツコツ続けたのが良かったんじゃないですかね』
「13年ですから」
≪ぶっちゃけていうと僕だけの才能みたいなとこありますけど≫
『はあ~』
「2人の結束は固いですかねえ」
『長いですからね。』
「漫才ですか」
≪基本はコントですね≫
「ここでやってもらうわけにはいかないですね」
≪ていうかもう無いじゃないですか≫
「さよなら」