本日の徹子の部屋ゲストは大澄賢也さん

2002年11月15日

黒柳「まあしばらくでございました大澄賢也さんです。ダンサーとして本当にご活躍でいらっしゃいます。ご活躍でなによりなんですけども私が初めてお会いしたのはさっきも申しましたようにベストテンでこの方がマイケルジャクソンになって出ていらしたときだったんですよ

大澄≪そうですね僕が21歳から22歳くらいですね。それが僕の初めてのテレビの仕事だったんですよ。ダンサーとして。

「あらそうだったんですか。

≪カウンターテーブルの中からマイケルジャクソンの格好して出てくるという(笑)

「そうそうそう。前の毛を垂らしてね。でも面白かった。まあそういうことがありましてあなたもダンサーにおおなりになって随分になりますよね。

≪そうですね今年で20年目ですね。

「もうそんなに。

≪17歳から始めましたので。

「そうですか大変ご活躍でなによりと思うのはとにかくダンサーとしてはブロードウエイの人たちと一緒にねぇ本式の方たちというのは変ですけどもまあダンスのああいったダンスの源のところの方たちとねもボウスィーという天才的な振り付けの人のものができたというのは嬉しかった。すごかったな日本の人驚いたでしょうあなたが1人だけフォッシーの中から入って出てくることになったら

≪そうですであの自分ではまさか一緒にできるとは思ってなくて。フォッシーというのは僕が踊り始めたときにいろんなフィードチャリキーとかオールザッツジャズとかを見ていていつかこの人のふりをやりたいなと思っていたんですけども。

「今おっしゃったようにスゥートチャリティー、シカゴ、パジャマゲーム、キャバレー、ヤンキース、オールザッツジャズいろんなものをあのたくさん振りつけていらっしゃるしご自身も昔を持ってらしたんですけども急になくなったんですよねこの方がね。割とお年だったんですけども。それでこの方の奥さんがブロードウェーの女王といわれたブエンバードンという人でアンランキーという本当に素晴らしいダンサーがまあ後年のガールフレンドといいますかね。でも2人で力を合わせてこのフォッスィーというのをつくったんですよ。いい話ですよね。本妻の人とそれと1番彼が愛したといわれる恋人が2人で力を合わせて彼が死んだ後この彼のいいものばっかりを集めて作ったのがこのフォッシーというので私は3年前にブロードウェーで見たんですよ

≪僕もちょうどそのころですね初めて見たのが。

「そのころアンランキーと出ていたんですよ。まあフォッシィーの愛人だったといわれる人なんですけども。その人はとにかくとしてその後日本にきたんですよね。それであなたその後今年またはフォッシーが評判がよかったんでまたやったんですけども。その前にNHKで3人で

≪そうですね。あのリーバライスというブロードウェーでも活躍している方と

「女の人

≪実際にその当時ニューヨークでダンスキャプテンをやっていたビルバーンズという方と僕と3人でこのアイガッチャという曲をNHKで踊ったんですけども

「すごいですよねこれどのくらいのけいこ日数があったんですか?いきなりみたいな話だったんですって

≪その時には振り付けが2時間しかなくてって、次の日本番だったんですよ。

「じゃあなたは本当に大変でしたね。

≪そうですねぇでもとてもフォッシーの振りが

「あっている

≪本当はダンサーからするとフォッシーの振りというのは全部逆のことというか。本当は背筋がきちっといいんですけどもこう猫背で内股で肩を下げたりというのがフォッシースタイルと言われているんで

「あなたが合うんでしょうね。きっとぴったり多分合うんだと思いますよね

≪すごく覚えやすかったです。

「そうなんですか。じゃそれほどのあれもなくまあそれだけ思ってらっしゃるんだからまあ2時間でも。でもそれにしても向こうはずっと踊り続けてフォッシーをという人ですから。でもNHKでおやりになってこれからフォッシーをやりますからということでやって踊ってちょっとNHKなので皆さんにビデオをお目にかけることは、いまの写真でご覧になったようなことだったんですが。その後本当にフォッシーが日本に来てやるということになったとき今度はロンドンでけいこだったんですって?

≪そうですね2週間ぐらいロンドンにいまして。

「心細くなかったですか?あなたひとりで、それはほとんどアメリカの人たち?

≪今回はヨーロッパバージョンだったので全部ヨーロッパでオーディションしたメンバーばっかり。

「そう。

≪でも僕その時に仕事でその前にケニアに行ってたんですよ。

「アフリカの?

≪アフリカのケニア。ケニアで井戸を掘るという水がないので水のないところでボランティア活動ということでみんなと一緒に井戸を掘るというそういう仕事があったんですよ。で僕ケニアという国に行ったことがなくて想像がつかなかったんですよ。でまあもまローマ字にするとKENYAなんですよ。ケニアと同じセームスペルなので、なにかこう意味があるのかなと思ってでケニアに行ってまあナイロビというところは本当に都会なんですけどもちょっと離れてカロレミというところにいたときに本当に女性の方が(頭)ここに水の

「壷?

≪はい。頭に乗せて1日に10キロぐらいのところ2往復ぐらいして水を汲みに行く。

「それもしかもきれいな透き通った良い水じゃないんですよね。そんなに

≪いやもうちょうど水たまりがあったんですけどもカエルが泳いでいるようなそういう水をくんでそれを生活用水としているという。そういうところでその家にも泊まったですよ実際に。

「そう。土でしょうだいたいの人

≪屋根がなかったですよ僕の。

「屋根がない?

≪で本当に土の上に寝ていて電気もなく何かそういうところでも彼らは卑屈になるんじゃなくてその自分たちの環境をエネルギーに変えている。明るく前向きに生きているという姿を見たときにとても純粋な自分になれてそういう自分でこうロンドンのリハーサルに行ったので

「その井戸掘りからすぐにロンドン

≪はい。ナイロビからロンドンに行ったんですけども。実際に日本から直接ロンドンにいたとしたらこう構えちゃったりとか、こう変に肩に力が履いていたかもしれないですけども。本当にもナチュラルな自分で純粋な自分で振り付けを受けたりすることができたのですぐにメンバーとも打ち解けることができて

「でも東洋人はお一人でした?

≪はい僕だけなんですけども。最初にリハーサルの初日にいきなり着いてリハーサル室に入ってすぐにそのアイガッチョという先ほどの曲を戻れといわれて。それが結局はオーディションというか

「ああ決まってはあっても一応見てみようという。

≪君がどれだけ、大澄賢也といっても全然知らないダンサーだからどういう踊りができるのどれぐらいの踊れるのという感じで

「みんなが見ているの?

≪みんなが見ていてこういう感じで全員出演者が見ているですよ。その中で踊ってで終わった時にすごい拍手をしてくれてやっとウエルカムだよという

「じゃそれでみんなは仲間としてこれからずっと一緒に踊っていくという人たちだったわけですか。

≪その時のやっぱりこう目というのはすごいプロ同士のなんかこう感じましたけどもね。

「そうでしょうねオーディション。あのオーディションの中をくぐってきた人たちですからね。本当にすごいですよね。私もブロードウェーに行って勉強しているときもあのオーディションのすごさにね本当に命がけですものね仕事を取るということは。ブロードウエイなんか特に90%は失職しているという状態ですから。この中で自分が仕事を取るというのはどういうことか。私なんか結婚してなくて1人で暮らしているというとみんなうらやましというのね。だってみんなサラリーマンかなんかととにかく結婚して女の人は女優さんはあのよっぽどの人じゃないと1人でなんか暮らせないわけだからサラリーマンのだんなさんの月給で暮らして女優をやるしかないから1人で暮らせるのて羨ましいわねって誰か月給をちゃんとをもらえる人が家にいないと暮らしていけないのよって。オーディションをしょっちゅう受けて大変なのを知っていましたからね。それでオーディションも命がけで受けて受かった今度は他に入ってくる人たちがどんなのかってみんな見ているわけですからね。

≪そういう意味では役の取り合いというのがありますからね。

「日本はもっと穏やかですよねそういうところは

≪あの自分の踊らないパートも全部覚えているんですよ。一緒にリハーサルをやっていて。人が踊っているところこうリハーサルの隅の方で全部見ながら覚えていて。

「すぐに変われるように。

≪すぐもし怪我とか何かがあったらすぐチェンジできるように。

「自分よりいいのにはすぐ変われるという。すごいですよね。その中でこの方はどういうわけだかずいぶんいくつかのナンバーの中で中央で

≪はいあのそのフォッシィーのラストのシングシングという

「シングシングという1番いいやつですよね。

≪それでセンターパートというか。センターで踊らしてもらって

「そうなんですよ。すごいんですけどもちょっとVTRでまず最初この方が出てらっしゃるその前にやったこのナンバーですと衣装をつけるとこんな具合いになってセンターではこういうふうに踊っていらっしゃいますというVTRをまずちょっとこの方は入ってないんですけどもこの後にこの方がリハーサルでお見せするんですけども。とにかく出来上がりはこういうものですということをちょっとご覧ください。~VTR~おお!じゃあいよいよリハーサル風景を拝見しますかね。でこの方が中央に入って1番最後の1番盛り上がるところであなたずいぶんみんなからうまいダンサーだと思われただと思いますよね。光栄なことですよね

≪そうですね

「じゃお稽古ですから衣装は着ていらっしゃらないんですよ。でも想像して今のあの感じだなと思って大澄さんのお稽古ご覧ください。~VTR~わああ(拍手)本当にねぇでまあこれのできあがりを皆さんが日本でご覧になった。これはあなたのダンサーのいろんなものの中でも本当に思い出の

≪まあ本当に自分が目指していたというかブロードウェーの実際のブロードウェーの舞台ではないんですけどもブロードウェーの人がじっとやるというのがやっぱり夢でしたから。この舞台に立って本当にその回りのダンサーがみんなからやっぱりエンジョイするということすごい教えてもらえたというか。すごいそれが自分が今までこうちょっと忘れかけていたものだったかなと思うんですね。楽しむ気持ちというが。でもそれは踊りを自分が始めたころに何か鏡の前でけいこしていることがただ踊るだけで楽しかったその時の気持ちにすごく似ているんでまた原点に戻れたのかなっていう気がして

「じゃ本当にいいお仕事でしたね。

≪はい

「まぁ本当にダンスが好きな方がいらっしゃるんですけどもダンスというものほど本当におけいこをしなければ人前に立てないし、毎日やっていなければダメでそして出演料がブロードウェーでも1番安いといわれているんですよね。それを上げたのがボブ・フォッシーやなんかなんですよね。みんな踊れないでしょうダンサーはこれだけ踊れるんでしょ。だから今の若い人たちが出ていなくてダンサーが歌うことはあっても全部がダンサーでそうするとダンサーというのは本当にずっと生まれつき声のいい人とか顔のいい人とはいきなり出ても何かできることはあるんですけどもダンサーだけはもうずっとやらなければできなくて、それでずっとやっていなければ続けられなくてね本当に大変なんですけども。本当にまあなんていいますかねダンサーの格を上げたボブ・フォッシーまあコーラスラインとかダンシングとかすごいものがどんどん出てきて踊りってこんないいものこんないいのってブロードウェーでどんどんどんどんやっていって。特にそのフォッシーというのはねもフォッシーの全部いいものを全部集めてその中でできたのはよかったですね。

≪そうですね。あの本当にフォッシーのダンスというのが大人のダンスなんですね。でもやっぱり大人というのはいろんな経験があってそのダンスの技術的なことじゃなくてその人の人生経験だったりそういうのがすごく出るという。僕も、僕自身もリハーサルに行った時にロンドンに行った時に言われたのがフォッシーのスタイルを踊るんだけども同じフォッシーの踊りを踊ってもみんな違う。それでなくてはいけない。同じ振りを踊ってもその人の人生とかそういうのが出てくるからみんな違うもの。でもそれでいいんだ

「あなたも随分いろんな人生経験があったから(笑)ずいぶんたっぷりとよかったんじゃないかと思いますけども(笑)

≪(笑)

「ちょっとコマーシャルです

黒柳「あなたは結婚はしていらっしゃらないの?

大澄≪いまは独身です。

「何か離婚なさってどのくらいですって?

≪あのも3年近くなりますね

「ひとりで暮らしているとどんなものですか?

≪すごく楽です。

「(笑)。

≪楽というかやっぱりあの自由じゃないですか時間の使い方とか。部屋に自分のマンションに帰ってきて真っ暗というが安心するんですよ。

「逆に(観客笑)

≪帰ってきた時に

「誰かがいない

≪パチッと電気をつけるときにほっとそういうのが。

「そうですか。でもあれだけ忙しくしてらっしゃると家に帰ったら寝るだけの生活みたいなのが多いでしょうから

≪そうですねここ何ヶ月かはロンドンとかケニアとかに行っていましたんであまりいなかったので、まあ1人でしばらくは1人ですね。

「この間こちらにルミコさんがいらっしゃってルミコってお名前もお。そして変えになってねぇこれからこういう風に歌っていこうと。それからいろんなこと今まで比較的身につけていたもの全部変えていってシンプルにやってみようと思うのよっていうふうにおっしゃって自分は変えられるようにやっていこうと思うとおっしゃっていました。それでちなみに賢也君はお金はずっと払っていてくれてますとおっしゃっていましたよ(笑)。本番の時におっしゃっていたんで申し上げてもいいんですけども。

≪コツコツと頑張ります(笑)でもあの本当にいろんなことがあったんですけども僕にとって結婚とか彼女の存在とか離婚したこともすべて自分の血や肉となってそれがあるから今の自分があると思っていますから非常に感謝していますねぇ。

「そうですよねそれからまああなたもダンサーとして踊ってらしたんですけども小柳さんと一緒になってもっといい仕事が来たということも事実だしそれから踊りながら2人でお料理やっているのあったじゃない。あれ毎日毎日稽古しないとできないって言って。あんなのやったらずいぶんいいじゃないですかねぇ。ここ1番見せなければいけない場がずいぶんあったとそういう意味ではねぇ。

≪そうですね仕事の上ではとてもプロ意識の強い方だったのでそばにいて非常に勉強になりました。

「私もねぇ離婚することがあっても小柳さんとあなたとはずっと踊っていてほしかった。こんなにぴったりするコンビってないのにねって私ずいぶんいろんな男の人と司会とか何かコンビでいくつかやってきましたんでコンビというのはどれくらい難しいのか分かっているので。背の大きさとか顔の大きさとかも全部関係があるんですよね。そういうことであっているのになと思っていて残念と思っているんですけども。将来で何かいいことがあったら思っていただくのもみんなみたいと思っているのでと思っておりますけども。でもまぁ本当に小柳さんがいろいろ教えてくださったこと、あちらが先輩ですよね。ですからそういったことではねぇよかったしあなたがいいお仕事をなさるのきっと喜んでらっしゃると思うんですよね。

≪そうですねぇやっぱりそれが彼女にとってもいいことだと今の自分ができることの上ではそう思っているんで。やはり自分がエンターテイナーとして成長していくことがやっぱり大切だと思うので

「そうですよねそう思っております。あなたはお掃除が大好きだそうですので家に来てやっていただけないでしょうか。ちょっとコマーシャルがありますのでコマーシャルです

≪(笑)

黒柳「大澄賢也さんは何といってもお忙しいときは別でしょうけどもお家をきれいにするのが好き

大澄≪はい。

「みんなホテルみたいというでしょうあなたのところに来たらば

≪うちはフローリングなのでホコリて結構目立つじゃないですか。ですから1日に必ず1回は家に帰って掃除機をかけないですけども1週間に1度かけるんですけどもウエットシートみたいなのがあるんですけどもそれでもっと見たいにフローリングの床をきれいにしてその後にワックスが効いた紙に変えてまたそれでやって

「あとは?

≪ハンドモップとかでテレビのこう後ろ側の網目みたいになっているところはありますよねあそこのところもきれいにしたいとか

「ホコリなんかは絶対にないわね。

≪はいなるべく

「絶対というとあれだけでもほとんどないわね。モノとかもごちゃごちゃ置いてないの?

≪はい。置いてないですね。まあちゃんとクローゼットとか大きいクローゼットとかあるんでその中に全部洋服とか詰めて

「でも入りきれないものとかあるじゃないどうしても、そういうものは何も出てないの?

≪出てないですね。

「すごいわね。あるとどうするの捨てちゃうの?

≪後輩のダンサーの男の子にあげちゃったりとか

「欲しい人があればね。そういうのはいいかもしれませんね。今ちょっとコマーシャルの間に話してたんですけど夜遅くテレビをやっているとお掃除の器具を売っているじゃありませんかあれを見てねこのごろ見ているんだけどもすごい熱いお湯が出てきてピシと出てきて何でもキレイになるやつ。あれいいのかなと思って見ているんですけども。あなたも見ているですって?

≪ジェット噴射みたいになってバーとでるやつでしょう。すごいいいですよねあれ。

「階段なんかもすごいきれいになって、あとガスのレンジのところなんかもすごい元々汚れているんだけどのああいう人たちが汚れているというのはどうして汚すんですかね。いかにもずっと油物なんかでやって汚れているみたいにはなっているけども、でもやるとすごいきれいになるじゃない。あんなに綺麗になるんだったら欲しいなっていやっぱり欲しいと思う?

≪あの洗剤というか

「あれは使ってないので

≪使っていないのでだから非常に

「すごい隙間もきれいになるとか言っているでしょう。でもあれは水蒸気になっていなくなっちゃうの?その出たものはどこにいっちゃう?

≪出たものはどうなんでしょう(笑)僕持ってないのでわからないですけども。多分汚れを浮き出してそれを風呂場だったら流したりとか、ふき取ったりとかするんじゃないでしょうか

「じゃああとはふき取る。ああいうので見るとチャットきれいになっているからもそのままでいいみたいですけどもあとでふき取るのか。ああいうふうな私今はあんまりしないんですけどもこうやって見ているとああいうのいいなと思っていつかも何か買ったんですけどもジャムでも何でもこぼしてもすぐにきれいになるというのね。それで買ってお手伝いさんがこういうのはいらないんですといわれて。いつでもお手伝いさんがきているわけじゃないんですけども汚したのは私で触らないでね、触らないでねと言ってますものですからすごいことになっているんですけどもさがないから。いつか私がやるからといっているんですけどももう全然慣れてませんからね。まあ何でもかんでもしまっちゃうところがある場合はいいんですけどもマンションというと収納場所が少ないから。本とかそういうものね。あなたはいつもきれいにして疲れていても一応きれいにやって

≪そうですねやりますね。お風呂とかも結構。洗剤をつけてあったりとか

「疲れていてフォッシーのこういうのをやった後も

≪そういうときはできないですけども(笑)朝とかね

「朝とか!

≪起きて仕事行く前とかにやったりとか。たまにですけどもね。

「じゃピカピカ

≪はい

「感心しちゃう

≪(笑)

黒柳「何といっても私たちはコマーシャルの間に話があっちいったりこっちいったり今バンジージャンプの話をしたんですけどもあなたは世界で1番すごいバンジージャンプをおやりになったんですって?

大澄≪はいドイツのハンブルグというところにテレビ塔の展望台の上からなんですけども高さが130メートルで。だいたいビルの35階くらいの高さのところから。

「でそのあなたがおやりになったんですか?

≪はい。飛びました

「あなたは嫌いじゃないの。

≪高いところはあまり得意じゃないんですけども。

「あれはあれがでしょう足首のところに何かひっかけてあるんですって。

≪そうですねぇここにゴムというかひもをつけてとぶんですけども。絶対に自分の意志で飛ばなくてはいけないですよ。

「そうなんですってね。自分の意志でねぇ。それでその紐はどんなに伸びても絶対に地面につかないという保証はできているのね。

≪はい

「そうじゃないとゴンと行っちゃうものね(観客笑)

≪そうですね。

「あれが恐いのね

≪一応エアーマットがあるんですけども130メートルから見るとマッチ箱をみたいに見えて絶対にそこには落ちないだろうという感覚なんですけども。一応エアーマットがあるんです。

「だってプールだって1番高いところから飛び込み台からプールを見るとプールってこんなに小さく見えますものね。あの中に絶対に飛び込みないという感じ。そんな感じ。それでやってみてどうでした?

≪いやその落ちている感覚がすごい長いんですよ。引っ張られるまで。

「あら自分の重さで落ちているときが

≪ずうっと落ちてひもで引っ張られるまでが長いのでたくさん130メートルですと。だから今まであったいろんなこと考えちゃいましたね。

「よく走馬灯のようにとか本当にそう。

≪それで引っ張られてああよかったって

「それで引っ張られるとき上に戻るんですか?

≪また戻っているんで、また同じくらいの高さまで戻るですよ。また落ちるんでそれを3回ぐらい繰り返してやっととまるんで。

「止まってどこで止まるですか?

≪途中で

「中ぶらりんになって

≪そのまひもをしたまで降ろしてもらって

「じゃあ地面の方に。じゃあその時足がしっかりつけます地面に。ふわふわしてません?からだが。

≪してます。

「さかさまですものでからだが考えてみれば

≪身長が伸びたような感じですね。

「あれは伸びるでしょうね。伸びると思います考えれば。あれだけ足を引っ張ってもらえれば。

≪はい(笑)

「何かあなた今日から

≪はい伝説の女優という舞台をあのアートスフィア、天王寺アートスフィアでやります。アサオカルリコさん、木の実ナナさん一緒にやります

「じゃあダンス

≪ぼくは黒人のストリップダンサー役なのでちょっとストリップもしてしまいます。

「まぁあなたはすごいいい筋肉。さっき拝見したんですけどもいい筋肉ですものね。全然わかりませんねえこうやってみるとねぇ。今度裸できていただこうかしら

≪(笑)

「ありがとうございました(笑)

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