本日の徹子の部屋ゲストは未唯さん

2002年3月26日

黒柳「ピンクレディーのミーさんですけど解散してもう20年になる」

未唯≪そうです≫

「ピンクレディーの時代って結構短いんだっておっしゃいましたね」

≪4年7ヶ月です≫

「4年7ヶ月!!すごい人気でしたね」

≪何だか覚えてないんですよ。≫

「私の姪がねピンクレディーの消しゴムを箱一杯持ってて「あんたこんな一杯持っててどうすんの」って言ったら「持ってお嫁に行くの」て言ってたんですけど。」

≪かわいい≫

「こないだあなたが写真集を出された時の記者会見でのお洋服がSEXYだということで記者の方が目が点になったというんですけどずいぶん大胆だって言われたでしょ」

≪そうなんですよ≫

「お綺麗なんですけど何をしてらっしゃるの?」

≪肌がすごく弱いんですよ。エステにも行きますしクリームとかも本当にいろいろな種類を買って自分に合うものをやっと見つけてっていう≫

「体操なんかは?」

≪まったくしてません≫

「本当なの。でんぐり返しとかはベットの上でやってますって」

≪そうなんですステージの前になってくるとちょっとはやったりするんですけど普段はまったくやってなくて、でもウェイトコントロールが必要な時もあるんですねお正月で4、5日お休みの時があると50キロ以上になる時があるので≫

「身長はいくつでしたっけ?」

≪166(センチ)です。入浴美容法で汗で流してコントロールするんです≫

「半身浴みたいに?」

≪そうです≫

「写真見てもたるんでないっていうか下がってないって言うか」

≪下がってるんですよ上手に撮ってもらってるだけで≫

「お綺麗にするのがお仕事だといえばお仕事ですよね」

≪そうですね。まあそれが言い訳になってお金使えてよかったですけど≫

「写真集をお出しになったんですけど初めてなんですって出すのが」

≪いえ19年ぶりなんですよ≫

「ああそうお出しになったことあるの」

≪解散した直後にやってるんですね。社長とかマネージャーとかに言われてこれからソロになるんだったらこういうこともできなかったらどうするんだって言われたんですけど自分ではやりたくなかったなていう気持ちが強かったです。自分の意思が通るようになってからはずーとお断りし続けてたんです。ここのところ結婚した後どんどん自分が解放されていっていろんな顔があるなって自分でも気付けるようになってきてぜひ写真で見ていただきたいなって自分で思ったんです≫

「いい方と結婚なさったからでしょうね。解放されたっていうのは」

≪そうですねー≫

「音楽ディレクターの方ですよね」

≪はい。アニメタルレディーとかを作り上げた人なんです≫

「アニメタルレディーというとひとつの言葉という風に思うかもしれませんけど」

≪まずアニメソングをヘビーメタルに乗せて歌うという≫

※ヘビーメタル=1つの音楽ジャンル

「そういうのもやってらっしゃる。あの衣装もすごい衣装ですよね」

≪アニメということでアニメの衣装をコスプレをもじってハードロックにしたんですけど≫

「アニメの歌を歌いたいと思ってそれで出合ったのが今のご主人」

≪小学生の頃はアニメソングを歌う歌手になりたいなって思ってて一人でソロになってから自分がやりたいことってなんだろうて親子に対して母と子供というのに対して何か出来ないかなって対したこと思いつけなかったんですけどアニメの歌歌いたいって。7年前ぐらいですかねいろんな知り合いのプロデューサーやディレクターにお話してたところ佃氏(つくだ・今のご主人)が手をあげてくれて≫

「いろんな所に声かけたところご主人だけがやってみようかと。(結婚式の写真がでて)あら、素敵な方ですね。背が高くて。これはハワイで」

※ハワイで挙式をあげられた

≪主人の両親が海外に出たことないっていうんで歳を取ってる新郎新婦なので親孝行もかねてということで≫

「ご両親はお喜びになりました」

≪はーい≫

「あなたのご両親はお父様がとっても厳しい方であなたが歌手になることをすごく反対して。ご結婚にはどうでした?」

≪本当に喜んでくれました。両親に安心してもらえるということが一番大きかったですね≫

「あなたがご主人の両親に挨拶しに行く時にピンクレディーのミーちゃんが来るっていうんで大変だったんですって?」

≪お家に行くということで普段どおりにしていただいていいわけじゃないですかでもネクタイしてスーツで待ってて下さって(笑・黒柳笑)「親父なんだよ」って≫

「ご主人がね。でも息子さんが音楽プロデューサーをやってらっしゃる方で海外に行かれた事の無い方って珍しいかもしれませんねえ」

≪そうですねあまり長崎から出られない方みたいで≫

「あなたのお父様は厳しい方であなたの帰りがちょっと遅くなるとすごく怒られて」

≪そこの反対を押し切って母の応援もありまして。(両親に)心配をなるべくかけないように結婚も望んでくれてたんで早くいけるものならって思ってたんですけど≫

「あなた結婚願望ってあったの」

≪ずーとあったんです。20ぐらいから結婚したいなって≫

「でも結婚しようと思う方に会えてよかったですね」

≪結婚遅くてよかったなあって思うのは自分に見る目が出来たのもありますし自分が成長しているのでつまらないことでケンカしないですよね≫

「ご主人のいいところは結婚されて無い頃”結婚する相手はお互いが高めあってお互いが影響しあってという夫婦がいい”って前からいわれてたそうで」

≪そうなんですまだお付き合いする前仲間だった頃に「どういう風な子が好きなのよ」て聞いてそういう風に聞いてたのでね≫

黒柳「アニメタルレディーをやってらっしゃる時にバンドの人たちと一緒に今まで行ったことのないような居酒屋とかそういう所にいらっしゃったんでっすて」

未唯≪ええ、何かというと飲みたがり屋の仲間たちなんでレコーディングとかが終わったらさあ飲みに行こうって。それであるところでお靴を脱いでビニール袋に入れて≫

「はじめビニール袋を渡されたんで何するものかと思ったら自分の靴を中に入れるために」

≪そうなんです。そういうお店はその時が初めてだったんでこういうお店もあるんだーっていうこととすごく楽しかったですね。仲間ーって感じで≫

「その時に今のご主人になった方も一緒にいかれて。今もアニメタルレディーを続けて」

≪最近復活したんです≫

「どういうものか見てみましょう」

~アニメタルレディーライブのVTR再生~

「すごいですねお客様ものって」

≪アイドルのお客様もすごいと思うんですけどヘビメタルのお客様は特別ですねもうとって食われるんじゃないかと思うぐらい≫

「こういうかっこを考えるのも楽しいでしょ」

※アニメタルレディーの衣装

≪たのしいですね違う自分が出てくるみたいな感じで≫

「女優もやってらしてピンクレディーもやってらして全部が蓄積されてああいう形になってるんでっしょうけど」

≪もう26年仕事しているんでいろんなプロの方から教えてもらったことがどんどん蓄積されて自分でこういうことをやってみようというアイデアとかを一杯いただいてきましたよね≫

「今でもピンクレディーのファンという方って多いんじゃないですかね」

≪多いですね。ホームページなんかもあるんですけど時々見にいったりしていまだに熱狂的に応援してくださってる方がいらして≫

※ピンクレディーのファンサイトを未唯さんは時々訪問される

「ベストテンって”ペッパー警部”の後からだったんですね」

※”ペッパー警部”後にベストテン(TBSの歌番組)始まる

≪4曲目のUFOからベストテンに≫

「もっと早くベストテンが始まっていればペッパー警部から出ていただけたんですけどねえ。踊りが一杯入ってたからみんな好きだったのもあるのよね」

≪でもねえ当時レコードがたくさん売れたとかコンサートの動員数の記録を塗り替えたとか振りがすごいねとかキャラクターがすごいねとかは言われたんですけど私たちの評価はどうなんだろうって歌はどうなんだろうってそういう言葉が聞かれなかったのが当時寂しいなって思ってましたよね≫

黒柳「あなたはチューリップが好きで昔のピンクレディーの頃から好きって。変わってないのそのまんま?」

未唯≪はい≫

「18歳から23歳ぐらいでピンクレディーで23歳で頂点を極めちゃって実感はつかめないんだけど有名だったらしいと。それからですからそれからが長いんですねえ」

≪最初は元ピンクレディーのって付くことが私きちんとお仕事できてないんじゃないかって思ったり。≫

「そうでしょうね23歳ぐらいでこれ異常ないって言うぐらい有名になっちゃったら後は本当に大変だと思うんですけどねえ。でも今までミーちゃんって”MIE”ってこれお名前お変えになったの」

※”MIE”から”未唯”に改名された

≪字画がよくないと言われまして≫

「英語でもローマ字でも」

≪で主人がパソコンをよくやるんですねで主人もみたらよくないから変えたほうがいいんじゃないって。でも何かきっかけがないと変えにくいので結婚を機に変えようということで≫

「ああそう。おもしろいですよねこれで”未唯”って。私もねえこれ見たときまだゲストが決まってないのかなって(未唯笑・会場笑)」

≪字画だけ見ていただいて文字は自分で決めたんですけど≫

「可愛いですよね絶対にない名前でものね」

≪ジュディオングさんにはいい名前付けたわねって”一の来”であなたしかないって≫

黒柳「ああそうなの向うの方から見ればねいいお名前で。結婚したからできたという写真集なんですけどこれは女性のカメラマンがお撮りになった」

未唯≪女性のカメラマンが男性の目を意識して取ってみましたって≫

「なんという方ですか?」

≪原田さんです≫

「題名は?」

≪”FUTURE LADY”という。ストーリーを考えましてねストリッパーなんてのもあるんですけど私乗り乗りでやっちゃいました≫

「本当に。今でも恵ちゃんと仲が良いんですってねえ」

※恵ちゃん=ピンクレディーのもう一人のメンバー増田恵さんのこと

≪そうなんです話出すと止まらなくなって≫

「そうだと思いますつらい時も全部一緒だったんですから。恵ちゃん結婚してうらやましいとか言ってない?」

≪彼女は結婚する気はないって言ってたんですけど「しようかな」なんて≫

「あなたの見て。おきれいでなによりです。」

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