本日の徹子の部屋ゲストは伊藤俊人さん

2001年11月21日

黒柳『よくいらしてくださいました。”ショムニ”、”お水の花道”、”さんま御殿”に出てらっしゃるんですが。メガネなんですけど』

伊藤「ドラマとかにですね出るときに監督にお尋ねするんですよ”メガネはどうしましょうって”すると”外してみて”、”はい”、”うわ~目つき悪いねえ”メガネをかけると”それでいこうかバカぽいよね”とか言われて。」

『メガネをつけるのとはずすのではあなたずいぶん眼光が鋭くなるのね外すと。外したときは犯人とか多いの』

「そうですねやっぱり目つきが悪くなってしまうんで」

『でもハンサムでいらっしゃるから。目がずいぶん大きいんですねえ』

「メガネをかけるとやさしくなるんですかね」

『普段はかけてらっしゃる方なんですか』

「はいかけてます。コンタクトの方が楽だとは思うんですがソフトもハードも持ってたんですが合わなくて。2週間ほど続けなくてはいけないらしいんですが続かなくて”辛抱足らないね”と言われて止めました」

『芝居のときはメガネがあってもなくてもかわらない』

「舞台ですと最前列から4,5列目まで見えちゃうんで上がっちゃうんで」

『じゃあ無い方が』

「はい舞台は無しでやってたんですかテレビは目つきがあれなんで”伊藤さんはメガネでしょ”って言われて」

『今舞台とおっしゃいましたが三谷幸喜さんの”東京サンシャインボーイズ”でずっとやってらしたかたなんんですけど(伊藤さんがいつのまにかメガネをかけてるのを見て)あなたメガネをおかけになったのね、そうすると突然違う人と話してるように思えて』

「よく言われるんですそれ」

『そうですよね振り返った時「わ~びっくりした(会場笑)」違いますよね。お家の中ではどうなんですか』

「かけてます」

『奥様は慣れてらっしゃる』

「そうですね」

『別に私みたいに驚かない(会場笑)』

「はい」

『お父様はあなたを野球の選手にしたかった』

「僕の”俊人”の”俊”と言うのは父親は”俊慈”というんですがその”俊”から来ているのですが”人”は南海の鶴岡一人の”人”をとって俊人となったんですが私は球技が苦手で玉が怖くて怖くて」

『お父様もビックリしたでしょ』

「はいすぐにしたの弟に託したみたいで」

『お実家は酒屋さんで場所は?』

「新潟市です」

『お父さんは映画が好きで』

「はい映画音楽がラジオから流れて気に入ったのを見に行ってたみたいです」

『あなたは映画館に行くのはいいんですけど2本立てというのが気に入らなかったんですって』

「はい。これみたいなあとおもっても同時上映がはあ~みたいな」

『例えば』

「”ゾンビ”が上映されてたんですが同時上映が”ケンタッキーフライドムービー”だったんです。」

『その時間に行って1本だけ見るっていうのはいやなんですね』

「はい」

『”007”が見たかったのに”エマニエル婦人”が同時上映だったんですって』

「中学1年の時に正月映画で007が公開されたんですが同時上映の”エマニエル婦人”がふさわしくないと言うことで我が校では見に行ってはいけませんということになりまして」

『校内放送で流れて』

「はいガクっとなりました」

『エマニエル婦人を見たかったでしょ』

「はい、いや」

『日大の芸術学部にお入りになったんですけど家族には違う学部に入ったと』

「両親にいってもうまく説明できないんでうちは酒屋なんで商学部に入ったといいました」

『その後お父様が亡くなられて』

「大学4年のときに亡くなりまして死因が肝臓ガンで」

『お酒をお飲みになってた』

「はい大好きで」

『じゃあ酒屋を継げと言われて』

「はい大学を卒業しろという意見と直ぐに止めて酒屋を継げと言う意見に分かれましたんですけどわがままを言わせて貰って卒業しました。大学を卒業するときに進路って書くんですけど僕は未定とかいたんですが教授から問いただされて進められた所に就職しました」

『アナウンサーとか俳優さんを養成する学校そこの先生に』

「でもこっちの世界に生きたいというのがありましたので1年3ヶ月で止めてしまいました」

『それでいよいよ高層ビルの窓拭きをされるんですが。あれは中とかみえるんですか』

「みえます。ですが我々は見えてないよと言う風にして。とんでもない所に出くわしたりしました」

『事件とかには』

「ありました。銃を見たことがありましてでも見てませんよおって感じで下に下りていって」

『ずいぶん高い所。何階ぐらい』

「僕がやってたのは17階」

『ずいぶん長くやってらした』

「10年弱。きついですから辞めていくんですね。冬は寒いし夏は暑いし。でも時間的に融通がきいたんですね早く終わったら早く帰れたり。ずいぶん長くやったものですから独立しないかって」

『これにならないかって』

「はい」

『でもその内ゴンドラの揺れかたが変わってきたんですって』

「横揺れは当たり前なんですけど縦揺れしてきましてこれはワイヤー部分に問題がありまして辞めさして下さいといったんですねするとホテル側が困ると言われたんですけど窓拭き会社の方から我々は人命を尊重しますということですったもんだがありまして1つ現場を失ってしまいました」

『それから俳優の方にいかれたんですけどタップが大変お上手』

「お上手と言うかすきですけど」

『ドラマでやったことあります』

「ないです」

『タップダンサーの犯人とか駄目かしら』

「いいですよね」

『新婚なんですけど奥様は衣装のほうをやってらした』

「”ショムニ”という番組で衣装のほうをやってまして僕の一目ぼれです」

『結婚していろいろなものを捨てられちゃったんですって』

「全部2枚重ねで着てたんですね半袖の上に長袖を着てたんですがお願いだから止めてといわれて全部捨てられてしましました」

『奥様若いの』

「5つ下ですね。34歳です」

『テレビに出るようになったらお母様に誰かが息子さんが出てるみたいっておっしゃたんですって』

「母親もそういう仕事に関して理解がなかったものですから”お前は東京で何をやっているんだ”といわれて7転8倒してたいへんなことになりました」

『今はお喜びしょう』

「なんとか」

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