2003年1月13日
黒柳「まあよくいらしてくださいました
長谷川≪どうも
「アメリカ大リーグでご活躍でピッチャーでいらっしゃいまして今この方のいらっしゃるをマリナーズではこの方がいらっしゃって中継ぎでもってほうらないとうまくいかないというぐらいのものなんです。それで皆さんまた私も関心を持って野球がこんなに分からない私ですら面白いと思うんですから最後までご覧いただきたいと思うんですけども。まあ英語がすごくお上手でべらべらということであとでVTRがございますのですけども。なんとびっくりしたのが吉本興業
≪そうです。
「これが私すごいと思うんですよね吉本興業はね。吉本興業スポーツ部門。
≪はい
「それでアレですってねあのちなみにピッチャーの石井さんてもう1人いってらっしゃいますよね。あの方も(吉本興業)
≪彼と僕とは対照的なんですけども
「カズヒサさん。
≪僕はよくしゃべるんですけども彼は静かなんですけどもまあ吉本興業というとお笑いというところがあるんですけどもそうではなくて、スポーツマネジメントというところをやっておられるので。
「まあ小室さんも入ってらっしゃるぐらいですからね
≪そうですね。だから何もお笑いとかなしに全体の困ったところというところを解決してくれる
「で日本の中でいろんなものにお出になったりするときのことは全部
≪そうです
「野球に関しては違う方が
≪そうですね。野球に関しても石井君の場合はごまかしていますけども僕の場合はもアメリカにベースボールエージェントというのがいますから仮に全部まかしていますけどもね。
「長谷川さんはですね何で英語がお上手かというとずいぶん前から向こうにいらっしゃるをと思っていらした
≪そうですね。あのですからオフシーズンには日本でもオフシーズンてありますけども
「今現在がオフシーズンですね
≪日本のプロ野球でもオフシーズンがあるんですけどもその間は日本にいずにアメリカの方に旅行して1カ月そういう生活をしてねあのそういう勉強してたというか
「ああ生活も向こうでなさっていた
≪だから1カ月ですけどもその間ホテル住まいではなしにあの普通のレンタルアパートみたいなところを借りてそれで生活をしていたんです
「だんだん体を慣らしていって向こうで生活したらどうだろう。
≪そうですね頭も体も慣らしていって
「言葉も
≪自信ができてきて行ったんですけどね。
「それであのわりと早めにあちらにはいらっしゃったんですよね。
≪そうですね。も早くから
「もう6年
≪6年です。野茂君が1番でその次に僕がいって
「そうなんです97年に行ってらっしゃるんですね。だからイチローさんよりも4年前、大魔神の佐々木さんよりも3年前に行ってらっしゃるですが。チームがアナハイムエンゼルス
≪そうです
「そこでやっていらっしゃってそこに5年間いらっしゃったんですよ。初めて向こうでやってご覧になってどうでしたか?
≪そうですねまぁあのアメリカ人て力と力の勝負って思うんじゃないですか
「ええ
≪それがまあそうでもないんですよね。意外とアメリカ人でもメジャーリーグというところは細かいこともやりますし、あの力ばっかりではなしに合ったものを使ってやっていますからやっぱり世界のトップのレベルだなと思いましたけどね
「野球を始めた国ですものねあの国はね。
≪しかも今はもう本当に世界から集まっていますから
「そうか日本人だけではなくて。私たちは日本人が出ているのばかし見ているから日本人しかいないように
≪だからみんなアメリカ人と日本人と思うんですけどもそうではなくて南米の方もそうですし今はヨーロッパもそうですし
「イタリア人とかいろいろ。
≪後中国とロシアもきていますから。
「そうなんですか。
≪そうなんです。意外と知られていないんですけども本当に世界から野球というので集まっている
「ロシアからも来ているんですか
≪何人かロシアからも選手を集めています
「ロシアは野球はどうなんでしょうねもともと?
≪いやまだ全然ダメですけどね。
「まだこれからというところ。
≪素質はみんなありますからスポーツできますからね。
「みんな体いいですものね。で野茂が1番最初にいらしゃったので本当に野茂さんが開拓なさってのもさんお元気でなによりなんですけども、のもさんは日本にいらっしゃった時から行きたいねて話をしてらした
≪そうですねぇ彼とはアマチュアの時からも知り合いだったので彼はオリンピックに出たりとか僕もまあそういう世界大会とかに出させてもらってねそういうところで2人でそうなったらいいな将来なんて言ってたんですよね。
「お2人とも関西の方なんですね。
≪そうですねはい
「そんなことでいきたいねと言っていらっしゃったんです。野茂さんが向こうで成功なさったのを見て始めうれしかったでしょう?
≪そうですね。まあ僕が言っていたのは僕が先に行くと思っていたんですよね。というのもずっと先に僕が言い出して野茂君の場合は近鉄球団というところだったんですけども僕の場合はちょっと無理だということを言っていたら急にパッといっちゃったのでちょっと悔しいところもあったんですね。
「それはそうですね。日本ではそうなんですってね前例がないというのはやるのがとても大変なそうなんですね。それであなたがいらっしゃりたいといっても前例がないと。それと向こうからのお話しもあったそうですけども年俸が日本よりも悪くなっちゃう。
≪そうですねそういうのも考えてあのすぐにでも行きたかったんですけども。僕も結婚してすぐだったのでとりあえず家庭のことを考えないといけなかったので夢は少し1年2年遅らしてねそれからちゃんと話し合いをしてからきちんとした形でいこうと。
「なるほどですから野茂さんと行きたいねと言っていてでもあなたの方は英語の勉強もしてらしたりなんかしてらしたんですけども野茂さんがいきなり行ってしまってそれでね野茂さんがすごくなってテーマソングみたいなのも向こうでできちゃったりしたんだね。それは確かに悔しいというのも確かにあった
≪だから僕は本当にBSの5時とかからあったじゃないですか。試合がそんなに朝早かったんですよね。でもそういうのでも僕は日本の野球をやっていたんですよそんなときでも朝起きて試合を見ていましたけどね。野茂君の試合は。
「そうですね。野茂さんがいらっしゃってBSやなんかで向こうの野球が見えるようになってから日本もすごく向こうの野球を見るようになったんですよね。
≪そうですねぇ
「私も向こうの中継を見て野球が分かったんですよ
≪(笑)日本のプロ野球じゃなしに
「どうしてかというと私が思ったのは日本というとこうやって打つでしょうボールを追うんですよ球を。カメラマンがうまいから球を追うんですけども、メジャーの方を見ているとバーと引くんですよ。
≪そうですね。
「ボールをうつさなくてもみんなが走っていっているんだからボールがどこにあるか分かるじゃないですか
≪なるほどね。
「それで1塁の人のところにどうやって走っていくかというのが私がわかったんですけども。前はそれがなかったものですからアンパイアが先に走っていくと長い間思っていたん
≪(笑)
「それでアンパイアが走っていて1塁にいってセーフとか言っているんでアンパイアの方に足が早いんですねといったら「なんで?」と言われて僕はこんなものをつけて走れませんでアンパイアの方がおっしゃったぐらいなんですけども。それは日本の中継を見ていたからなんですよ。もうね向こうのを見たらすぐに引くんで、それでとっていないかといったらすごいいっぱいとっていて今のは滑り込みがどうだとか何方向からも。おお!すごいと思って。
≪見せ方ですね。
「日本の中継の方の悪口を言っているんじゃないんですよ。ただね野球が分かったというのが向こうのを見ていてわかったんですよ。で野茂さんがいらっしゃってからやけに向こうのが入ってきて、ヤケにって当然ですけどもそれで皆さんがいらっしゃってだんだん写るようになってきたんですけどもそれであなたが先にご紹介したように中継ぎというのでこの方はいらっしゃらないとマリナーズはだめだとおっしゃるんですけどもそこのところがなかなか
≪マリナーズがだめだというわけではないんですけどもやっぱりねぇこういうテレビの世界でも何でもそうですけどもやっぱり表に出る人があれば裏方ではないんですけどもそういう
「日本にいらっしゃった時は先発
≪そうですそうです
「で日本では先発がいいとみんなが思っていた。大魔神さんのように抑えというのが
≪でもねやっぱり間のつなぐ人がいないと成り立たないんですよね。
「はじめ先発でお出になったんですよね。
≪そうですそうです
「初めのころは。
≪それでまぁやっぱりアメリカのレベルというのも高いですしでも自分の生きる道というのも探さないといけないですからその中で何かというとセットアップという中継ぎなんですけども
「セットアップという。
≪はいセットアップという言葉なんですけども。まあそれがアメリカでは地位が高いと
「そうなんです皆さん。ここをよく聞いていただきたいんですけども中継ぎ、先発がよくて抑えがいいとみんな思ってらっしゃいますけども。もちろんそれはいいんですけども。中継ぎというセットアッパーがとても重要なポジション。それはそれなりのひとつのきちっとした形のもの
≪もちろんそれは日本とアメリカの野球は違いますから。日本の場合は先発が投げてクローズ、それが勝ちゲームというふうになるんですがアメリカの場合はバッターがもっとすごいバッターがありますから先発というのはいつも6回ぐらいで終わってちゃうんですよね。
「ほお
≪それでその間にすぐにクローザーだと無理なんでその間にもう1人
「中継ぎを。クローザーというのは佐々木さんのところ
≪そうですね。先発というのは僕は日本でやっていた仕事なんですけどもその間にもう1人いないとゲームが成り立たなくなるわけですよね。もちろんたまには先発ピッチャーが最後までいっちゃう事もありますけどもほとんどないです。ですからその間にそういうピッチャーがいるそれを僕が見ていてこういう生き方もあるなと思ってそれだとねいつでも投げられますし先発だと三十試合ですけども年間三十試合しか投げないんですけども、60試合も70試合もなければ目立っていいじゃないですか。
「そうですよね。今の場合はたまたま佐々木さんがそこにいらっしゃるものですからあなたが投げたものを佐々木さんにつなげるというそういう大事な御役をやってらっしゃる。私もずっと見ていてねなるほどそういうものかとそういうふうに思って。さっきクローザーとおっしゃいましたけどもあの日本だと何でしたっけ?
≪抑え
「抑えというですか。それがクローザー。やっぱりそこのところでもって閉めるという意味なんですかね?
≪そうですね。ゲームを閉める。あるいはファイアーマンといって火消し役
「そんなふうにも言うんですか面白いですね。まあそれは佐々木さんがやってらっしゃるということなんですけども、英語がすごくお上手で要するにヒーローインタビューとかも受けてらっしゃるところのビデオテープがあるんですけどもそれをちょっとみなさんご覧いただきたいんですけども。やっぱり英語は日本でどうやってお勉強してらしたんですか?
≪いや日本では皆さんと同じような形でやっていたんですけども。
「独学なんですねわりと
≪そうですね。だからしゃべれるようになったのも向こうに行ってからですよね。向こうに行って選手と分からないながらもいつも食事とかに行ったりとかして最初はちょっと大変でしたけどもね。
「そうでしょうね。
≪でもとにかくその野球がどうのこうのというよりも生活を楽しみたかったので向こうに行って向こうに住みたいと思っていたのでで今でも日本に3週間とか4週間しか返ってこないんですけども、とにかく成功するまで向こうで生活をしたいと思っていたのでだから英語が必要だと思ったんですね。
「ちょっと話の途中でごめんなさいね私の悪い癖なんで今その話になっているのにと思いでしょうが私手を拝見していたんですけどもあのね違うんです手の大きさじゃないんです。お話しの最中にいつでも球を握る形に常にね球を握っている形になっている。やっぱりそういう癖がおありだと自分でも思います?
≪よくTVとか見ているときでもこうやって
「わたしずっと拝見していたらねああやっぱりいつも球を握っている手なんだなと思って。今の英語の話をしてらっしゃるときでもずっと右手でねこうやって球を持ってらっしゃるような。私にはほとんど球が見えましたから
≪そうですか(笑)なげましょうか?
「それで英語ですね。みんな現地に行って。その英語がすごいなと思うのはみんながとっても好きなアメリカ人がこう話を英語であるのと同時にですね、インタビューされたときに質問がとてもよくわかってらっしゃるので質問がわからないとお答えがしようがないじゃないですかね。そこを通訳なしにどんどんおやりになるのはすごいなと思っているんです。でこの方が投げていらっしゃって向こうの人が三振をしているのなんかがありますので。そんなこといっちゃ悪いですけども(笑)やっぱりそういうのがでいいですからね。
≪そうですね
「ちょっと悪いですけどもコマーシャルはさんでこの方が同じになって向こうの方が三振をしていて
≪あまり普段取らないですけどもね三振はね普通はそんなにすごいピッチャーじゃないですから撃たせて取るタイプですから。
「撃たせてとる。なるほどね
≪でもいいところを編集してもらって
「もちろんそうですよ向こうの人が三振をしていて嬉しいなと。私も三振をしているのが分かるんですよね。それから投げていらっしゃってイチローさんがとってくださった。
≪そうですよね。
「それであなたが投げたらば残念ながらうたれちゃったんだけどもイチローさんが取ってくれた
≪ファインプレーをしてくれた。
「それぐらいは私もわかるんですこのごろは。それで英語でインタビュー、ヒーローインタビューそこのところのビデオテープとても面白いのでコマーシャルをはさみましてちょっと長谷川さん
≪はい
黒柳「それでは長谷川滋利さんのシアトルマリナーズにおけるご活躍のVTRをどうぞご覧くださいませ皆様~VTR~をでもあのこの間サッカーの人たちの様子も見ていたんですけどもみんなもものすごくベッカムさんでもなんでもサインしたりして大変ですよね。ファンサービスですか。
長谷川≪そうですね。まただアメリカに行ってそういうのを学びましたね。みんな試合、試合直前ですよ。直前なのにベンチの上ボールをもらってサインしてあげてその選手が1分ぐらい後には試合をしているんですけども。
「そんなところでサインくださいっていう人がいるんですか?
≪いますね。できるだけ時間が許す限りサインしてあげて。
「日本では考えられないですね。
≪そうですね
「不謹慎。
≪そう
「これからやろうというのに
≪試合に集中しろって。
「とんでもないことだと思うんですけどもそれだけファンを大事にする。
≪ファンがあってのというところもあるみたいですね。
「でもああいう耳で覚えた英語だろうと何だろうとお話しをできるということは向こうの記者の人たちもとでもあなたに心を許してくださるんじゃないんですか?
≪そうですね。だから何かわからないことがあるときも僕が逆に記者に質問をしたりとか、何があったんだとか聞いたりもできますので。とにかく向こうで成功する秘けつというのは友だちを作ってね向こうに溶け込むのが1番僕自体僕自身よかったんじゃないかなと思います。
「そうですよね。まあいろいろイチローさんのように日本のサムライのように向こうの方は思ってらっしゃるかもしれないような方が時たま笑ったりすると「おお!笑った笑った」なんてね。
≪どちらかがいいかもしれないですね
「そうですよね。それと佐々木さんのように自由に生きてらっしゃるような方があったりしてとてもいいと思うんですけども。それでそちらにお人形があるんですけども、あのこのごろ日本でもグッズが買えるんですってよ。メジャーリーグショップというのができて頭を振るとあなたが(頭を触ると頭が動く人形)
≪僕のがあるとは知らなかったんですけども
「ご存じなかったんですか。
≪みんなのが出ているのは知っているんですけども僕のがあるとは知らなかった。
「ハンサムにできていますよ。また後ろがね長谷川17。17番なんですか?
≪そうですね。NO.17です。
「何か日本にいらっしゃった時も17番だったんですって?
≪そうです。オリックスでやっている時も17。
「だからオリックスではイチローさんともオリックスでご一緒で。
≪そうなんですよ。イチロー君がきた時に僕も先に行っていましたからその時も記者の人にアメリカ人の人にもいっぱい聞かれましたけどね。
「ああイチローさんってどんな人?って
≪はいどんな人かって。
「まあこういうお人形があるということも。それとこのあなたの係りをやってくれたフクウラ君という人は甲子園に出ていたんですね。何か後輩になるですって学校が
≪そうですあの大学の後輩です
「彼は立命館。高校ですかね
≪そうです大学は立命館です僕は。
「それでもって彼は甲子園に出たりしてキャプテンもやってたんですけども。だからあのいろいろうかがったときにあのいろいろ詳しいんですけども何でここにこういうものがあるといいますと、アメリカの選手はチューインガムを食べている人はよくいますよね。そうでなくて何かを食べてプッと出している、あの出すものは何だろうということで彼がお伺いをして皆さんなんだと思いますこれ。ひまわりの種なんです。それとプッと出しているのは殻なんです。その隣に入っているのが中身です。
≪中身ですよね。
「中身だけは皆さんお召し上がりにならないの?
≪そうですね。口が何か寂しいじゃないですか。ですから入れて口の中でちゃんときれいにこうやって分けてですねそしてプッとだす。
「あまりにチョコレートや何かを食べてはいけないんです?
≪そうですねあまりブランド名とかそういうのがテレビに映りますから
「そうかそういうことがあるの。
≪だからチョコレートとかは隠れては食べていますけどもその表立ってこういろいろそういうの宣伝してはだめなんですね。
「だからこういうものだと集中もできると思うんですよね。
≪と思いますね。
「舌でわけながら考えてどういう風にしようかなと思う時に何もないよりはプッとしたほうが。だから中身だけをポリポリ食べているのではなくって皆さんプッと出しているのは衆院が本が出しているのじゃなくてこのひまわりの種の外側をプッと出して中身をカリカリと食べてい
≪日本はないですよね。アメリカは普通でもあるんですけども特に野球でこれをよく食べる
「日本は中身は売っていますけども。日本人はこのごろなんでも中身を出してきれいにしようと。すぐ食べられるようにとなっていますけども向こうではこういうふうにして外側を。そういうふうな細かいことをひとつひとつでも私たちにはわからないことなんでね教えていただくと面白いと思うんですけども。まだ続きますちょっとコマーシャルです
≪
黒柳「長谷川滋利さん向こうにいらっしゃってご活躍なんですけどもどうしたらその自分の力を自分の持っている以上に出せるかということをずいぶんご研究なさったそうですね
長谷川≪そうですね。その僕も体も小さいですしもともと持っているものもたいしたことないのでどうしたら自分の持っている力を百%出せるかということをいつも考えてたんですね。じゃやっぱりメンタルトレーニングだと。メンタルトレーニングを難しく言う必要もなくてようはさっきおっしゃったように
「子供になんかも教えていらっしゃるんですけどもまず呼吸なんですってね。
≪深呼吸なんですよね。それがちゃんとこうおなかがふくらむように複式呼吸もこうやって息できるようになればまあそれを覚えていること自体も落ち着きますし
「今これをいっているのは選手になるとかいうことじゃなくて会社にらお勤めしてこれから面接に行くとかはお客様にお会いするとかということでドキドキしちゃうことありますよね心臓が。
≪をいいんだそうですねあと夫婦げんかの時でも良いですよ。はいあの怒ってしまうときでも1度深呼吸をしてもらえれば怒りだって収まりますし
「よく息が上がるというんですけどもね。ここ(胸)のところに上ってハッハッハッハとこのまま行っちゃうものだからまずかったりするんですよね。
≪そうですそうです。それがまた逆にあのそういう今の呼吸があったじゃないですか。それをまた使えるんですよ。例えばやる気ないなという時にわざとそういうのをするとこう気合が入ってきますよね。
「入ってきますねずいぶん。
≪それでもう1回そのまま行ってしまうとおかしくなってしまうのでもう1回深呼吸すればうまくいくと。
「じゃあうんと深呼吸を1回する。これはどなたでも試験の前でもドキドキして自分の力が出せないなと思うときにはとにかく大きくここで息をしてみるということなんですね。ところがねいざとなると出来ないんですよね。
≪そうまず緊張しているかどうかがわからないですよね。あの今それをしないといけないかどうかテスト前に「ああ、どうなっちゃったんだろう」とそのこと自体も忘れてしまうときがあるじゃないですか。
「頭がカーとなっちゃってね。頭がカーとなる状態の時にはとにかく集中させようと思ったらやっぱり
≪深呼吸ですね。あるいは何かにここに深呼吸をすると書いてあってもいいじゃないですか。
「そうですよね。忘れるといけないから私なんかもこのあいだやっていた芝居がも早変わりが多くてとにかく出たら、間に合って舞台に出るだから舞台で何かをやるということは考えている暇もなかったんですね。でもその前でも私は走りながらでも出る前に1回息を大きくして、そうするとすーっと集中できるんですよね。それがないままだと息が上がっていこのままいっちゃうとなんだかなあと頭がこうなって
≪でも黒柳さんみたいなベテランだとああ深呼吸と思い出せるんですけども、それでも思いだせないときは僕なんかは最初は帽子に深呼吸と書いていましたよ。
「やっぱしそうなんですか。
≪だからそれを見るとここ(帽子のつば)を見ると絶対に書いてあるじゃないですか。ああ深呼吸だ思い出した。
「書ける方は深呼吸。だめなかたはここの手にちょっと深呼吸と書いてとにかく深呼吸をすることがとても大事。それと笑顔ということがとても大事なんですってね
≪そうですね僕は常にしんどいときでもあの。例えば僕の出て行く時というのはランナーがいてとてもしんどい場面なんですよね。大変な時しか呼ばれないんですから。
「それはそうですよね。
≪大変な時に呼ばれるんでその時に
「センターアッパーですから
≪セットアッパー。
「何か実験によると仏頂面して怒って走ると、笑って走るのとでは全然タイムが違うんですって。
≪もうとにかくねそれがポジティブシンキングで積極的に考えるということなんですよね。だからあの後ろに後ろにではなくってとにかく前に前にというのが笑顔の方が出来るんですよね。
「怒った顔をして走るのとワーと笑いながら走るのでは速さが全然違うというデータが出ているとしたらやっぱり笑った方がで観た人は感じがいいんだし
≪以外にね怒った方がよさそうに思うんですよね。でもそうじゃないんですよね。
「怒った方が集中しているように見えますよね
≪でも筋肉のそういうのもあって笑顔の方がいいというのが実験でちゃんと出ていますから
「そうですよね。それからあの本当に不思議なんですけども重い物を持つ方(バーベルをあげる)はやっぱりイヤーって声をお出しになるでしょう。あの声を出すのと出さないのとではすごい違って出すとすごい力が出るんですってね。はいそれとイヤーと言ったときにはどうしても笑い顔になりますよね
≪まあなによりも人生って楽しい方がいいじゃないですかいつもニコニコして
「そうやってずっと生きてらしたんでしょう。
≪僕はずっとそうでしたから。いまだって嫌な場面に出てきてもテレビを見ててください僕は絶対に笑っていますから。
「ああそうですか。
≪それぐらいの感じでやろうと。
「ヒーローインタビューを拝見していてもねやっぱりニコニコしてやっていらっしゃるんでやっぱりそれは野球だけじゃなくて人生できることならみんなだって笑いたいんだけども憂うつになっちゃうと笑おうと思っても笑えないとなるでしょう。だからそこを常に訓練ですよねひとつの。
≪それもひとつの技術なんでみんな技術というと投げたり打ったりあるいは踊ったりとそういうのにすべて集中しちゃうんですけどもそうじゃなくてメンタルトレーニングというのもひとつの技術ということを覚えていてほしいですね。
「そうです皆さん。どんなことにでも応用できる夫婦げんかにでも応用できるそうなので(笑)笑うのなんか全然そうですよね。決して謝りたくない憎たらしいと思っていても「ごめんなさい」と言ってしまえばもうそれですんじゃうことですよね。あるんですよね。それが言えないばっかりにも大変な深みにあるということがあります。
≪そう思いますねありますね。
黒柳「あの何でも応用できる深呼吸のこととか笑って走るなり笑って暮らす前向きなこととかご本に書いてらっしゃるのでもしもっと詳しく長谷川さんのお読みになりたい方は「自分管理術」。まあこれはアメリカの中であれだけの方たちの中に入ってやってらっしゃる方が。土壇場で力が出る。やはり日本人というのはどうしてもよく言われるんだけどもいざというときに自分の力がなかなか出しきれないと言いますよね。
長谷川≪まあ気持ちは分かるんですけども僕なんかも小学校の時ダメでした、それをこうやって技術で覚えて良くしていく。
「なんといっても長谷川さんはすごいんですけども軟式野球で全国優勝してらっしゃるとかドラフト第1位でお入りになった。アレですよねヤクルトの立命館のヤクルトの古田さんが先輩でいらっしゃったんですよね。
≪1年生の4年生で。
「それでオリックスにはなんといってもドラフト1位。新人王にもおなりになるという日本でも成績のいい方だったんですがそれでも自分の可能性というのはやっぱりね
≪そうですねテレビを見ているあのわかるように背が向こうの人は大きいですからそれでも負けないように
「1メートル80あって
≪向こうでは1メートル90ぐらいありますから。
「1メートル80でも小さいと言われちゃうような国に行ってやろうというのですからね。
≪そうですね何かないとダメですよね。
「それはそうですよね。笑顔そしてこの愛きょういろいろ。まあ技術ももちろんですけども。でもアメリカの国内は大きいので移動が大変なんですてね。
≪大変ですけどね。
「そうですね。息子さんは6歳奥様にもよろしく