本日の徹子の部屋ゲストは船越英一郎さん

2003年1月24日

黒柳「まあしばらくでございました

船越≪本当にご無沙汰していました。

「この前においでいただいたは10年前になるそうです。

≪そんなになりますか。

「そうなんですか船越英一郎さんなんですけどもね。俳優でいらしてサスペンスドラマの帝王といわれている

≪(笑)

「とにかくサスペンスドラマにはなくてはならないこの方が帝王。で女王というのが片平なぎささんでいらっしゃるんですね。お二人で一緒にお出になることもたまにはある

≪僕ずっと30作を数えるシリーズやっていまして

「30作を数えるシリーズ。

≪はい

「あれって2時間ドラマってサスペンスドラマっていろいろあるんですけども私たち知らないんですけどもシリーズになっているものを時々に時々出ているのが多いんですね。それでいくつもいくつもシリーズに出てらっしゃるからしょちゅうででいらっしゃるということになるんですね。ちなみにご結婚になりましたおめでとうございます。

≪ありがとうございます

「奥様は松居一代さんでいらっしゃいます。松居一代さんがさっき家内がお世話になりましたとおっしゃったのはこの前出ていただいていろいろお話しをうかがったんですけどもね。

≪写真が着物でおじゃました。

「こんなふうにをきれいにして出ていただいてね。

≪徹子の部屋に出るのが夢だったそうなんですよ。

「でもそれにしてもこの方はお強い方ですね。あれだけの苦難を乗り越えてね。あとでお話しはうかがいますけどもその時もどんなに船越さんがおやさしいかという話をしてくださったんですけども。お父様は船越英二さん。私が若いときなんか本当にお父様の映画をどれぐらい見たかわからないですけども。お名前もあれなんですってちょっとを替えになりました?

≪ちょうど5年くらい前になるんですかねこの仕事を始めて15年目という節目にあのまあ変えたというほどでもないんですけども英一郎の英という一字だけを漢字を変えたんですけども。

「お父様と同じ字になさったのね。お父様は英ジというので英一郎という。前は栄えるだったんですね。

≪それから英雄の英に変えたんですけども。

「何かお父様って本名お父様の時だったんですね。栄える。

≪そうですうちの父親をも本名は栄ジ郎というんですよ。うちの家族ってすごくイージーな名前の付け方をしていましてね父親は栄ジ郎で、父親には兄がいるんですけどもぼくの伯父はエイタロウというんですね。僕の祖父はエイイチと言うんですよ。

「ややこしいねちょっとね。

≪エイちゃんというと全員「はい」というんですよ。

「そうですよね。

≪それで妹が結婚した相手がまたエイイチ君というんですね。

「ずいぶん偶然ですね。

≪はい。

「エイイチ君と英二郎さんと英次さんといっぱいらっしゃるんですが、芸名を英雄の英になさったのであなたもこのたびちょっと前に芸名の方お父様の本名をいただいていらっしゃったんですけどもこの英の方におかえになった。サスペンスドラマの帝王というんですけどもこの2時間ドラマのサスペンスというのがいかにたくさんあるかということ調べてみましたのですけども。その中で刑事もおやりになればたまには犯人もおやりになるしいろんな役をおやりになる新聞記者もおやりになるということで。ファンだったら毎週実はこの方を見てらっしゃるということになるんですがこの局でやっているのが土曜ワイド。これはすごい古くからやっているんですね。それからあと火曜サスペンス。ちょっとグチャグチャですけども月曜日がですね月曜ミステリー劇場というのがありまして、で今の火曜サスペンスがありまして水曜日は女と愛とミステリーというのがありまして木曜日はこのテレビ局が再放送でやる木曜・・・木曜サスペンスというのですね。金曜日が金曜エンターテインメントというのをまたよその局でやって。だから月曜日から金曜日まで全部どこかで

≪月曜日から土曜日までですね。

「土曜日もある!土曜ワイドがありました。だから月火水木金土。そうですね土曜ワイドがそうですから。月土2時間のものがあって。

≪日曜日だけちょうどお休みをしているんですね。世の中に合わせて。

「なるほどね。犯人も忙しいですからね。(笑)刑事さんもお休みしないといけないからということかもしれませんけども。そういうことでこの5日間、6日間ですねまあ再放送がありますから厳密には5日間になりますか。でも同じことですけどもどこかには出ていらっしゃるということになるから。あなたの場合ね。

≪そういうことになりますね。

「土曜サスペンスはこの局であるにしてもよそのにもお出になっていらっしゃるのでどれかに出ていらっしゃれば1週間のうち毎週どれかに出てらっしゃるということになるからそれで帝王というお名前になったんだと思います。なぜあなたがそんなに土曜サスペンスおよび他のものにサスペンスものに向いていると思いますか?

≪自分ではね分析しか出ますけども。そのへんにいそうだからじゃないですかね。見ている方たちが自分に重ねやすいじゃないですかね僕は。

「だからいろんな人になれる。

≪ええ。こういう人がそのへんにいてその人が事件に巻き込まれるとなると何となく感情移入がしやすいんじゃないかと思うんですよね。あまりずば抜けていい男でもありませんし。ヒーロー然ともしていませんし、隣のお兄ちゃんというかおじさんというか事件に巻き込まれてなんとなく頑張って解決していくんというのがいいのかなと思うんですけども。

「でもそれにしても大変な帝王でいらっしゃるんだから。それだけ皆さんのご要望が多いと思うんですよね。それで片平さんは女王と呼ばれている。あの方もいろんな役をなさるというんだけども。だいたい殺人とかがあるんですよね大概の時って。

≪そうですね。サスペンスですから殺人がつきものになっちゃいますよね。

「そうですよね私も考えてみたんですよ。あの子をそんなふうに出られるんだったら老後で今舞台でしか女優をやっていないんですけどもをテレビの女優をやるとしたらサスペンスの乳母というの私考えたんですよ。帝王と女王ではなくてね。

≪(笑)

「サスペンスの乳母というので何ができるかというともちろん家政婦さんができますよねそれと姑、それから探偵事務所の所長、尼さん、御茶屋の女将、陶芸家、踊りやお茶のお師匠さん、旅館の仲居頭、それから身元不明の老女、それから新興宗教の教祖、ホームレスのおばさん、ちょっとあげただけでもこれぐらいできるですよ。

≪10越えましたね。1週間全部出られますよ。

「そうですかこれで2週間分はありますのでこれでやって行くとね老後いいかなと思って。(笑)

≪ぜひ共演させていただいて

「それは冗談ですけども。まあそんなふうにしたら面白いなと思って。いろんな役ができると思って。楽しみながら。ただロケーションがあるので大変だとは思いますけどね。

≪そうですね。どうしてもサスペンスというと地方ロケというのが多いですし。

「岸壁みたいなところが多いですよね風が吹きそうなところが。

≪多いですよ。僕ねこの間クイズで岸壁の絵を出されてこれを当てろといわれて全問正解してしまいました。写真を見ると思い出すんですね。これでこの辺で格闘したなって。だからここだとか。

「なるほど多いですよ。だいたい波がドーンとしているところが多いですよ。岸壁というのが圧倒的に多いです。断崖絶壁とかね。

≪断崖絶壁で告白を聞く。

「だいたい告白を聞くんですよね。それでかわいそうにという感じでお洋服を着せかけあげたり

≪僕もずっと何で完璧なんだろうと思っていたんですよ。岸壁だと何でこんなふうに犯人はペラペラしゃべるんだろうと。これ心理的に何か関係あるのかなと思っていて。何年か前にそれこそ土曜ワイドで犯人をやったときに。初めて岸壁で自分が告白する立場になったんですよ。喋っちゃおうかなという気になったんですよね(観客笑)

「何なんですかね。

≪やっぱり自然だし、そして見て下は奈落の底じゃないですか。

「もう逃げられない。

≪追い詰められたという感じとそれとあの雄大な海と空。これでなんて自分は小さいんだろうというところ。自分の罪を悔いるという気持ちが一気に波のようにそれこそ押し寄せてくる。

「あと寒いから早くしゃべっちゃおうと思ちゃう。

≪それもありますね(観客笑)

「風が吹いているから早く喋ってあったかいところへ行きたいなと思うのでしゃべるのかなと思いましたけども。外国のものもわりと多いですよね。

≪多いですね。ヒッチコックのものも多いですよね。

「多いですだいたい観ているとね。だからロケーションする人も大変だと思いますけども。だいたいそういう生活をしてらっしゃるんですけども。その中でご結婚になりましておめでとうございました。この間松居一代さん奥様こちらにいらっしゃっていろんなことが次々にあったんですけどもあなた様のことですね「彼ほど心がきれいで優しくて人いやせる人に会ったことはない」と。それからお子さんが中学1年生におなりになったそうなんですけども非常にあなたに何て言うんでしょうかかわいがっていただいている。そういうことがあって、あの方が苦しんだひとつに顔面まひというのがあってあんなおきれいな方がすごいことになっちゃったんですけども。またあの方もすごいんですけどもそのすごいことになっているときの写真をおとりになってそれを見せ下さってこんなになっちゃうんですって顔面まひになると。それをあなたがずっとさすってくださってね、絶対大丈夫だからね必ず治るんだからねっておっしゃってくださったんでそれがとっても力になったとおっしゃってましたけども。

≪いやだんだん暑くなってきて汗が。

「でももともとお優しい性格なんですよねきっと。

≪どうなんでしょうね。

「お母さんは女優の長谷川ユミコさん。お父さんは船越英二さんですけどもお母さんは長谷川ユミコさんで長谷川一夫さんの

≪姪に

「おかあさまという方はお父様と結婚して割とすぐに仕事をやめになって

≪それでも僕が小学校の4年生になるぐらいまでは続けていたんですね。

「それぐらいまでで。まあ随分ご活躍の方でしたからね。あのあなたは初婚でいらしたんですって?

≪そうです。

「それでいきなり息子ができたわけですよね。

≪はいもれなく息子がついてきました。

「そうなんですよね。そのもれなくついてきた息子とあのこれからうまくいくのはなかなか難しいだろうから

≪ええ

「だんだん徐々にお父さんになれればいいなとあなたは思っていらした

≪それは一気には難しいなと思いますよね。だから本当に時間をかけて少しずつお互いスリ寄っていけばいいかれればいいじゃないかなと。と僕は思っていたんですけどもね。

「そしたら

≪やっぱり息子はそうはいかないんですよね。

「息子があるとき帰ってきたらいきなり自分の

≪いきなり自分の船越リュウイチが帰ってきましたと言って帰ってきて。それまでね

「信じられます。お父さんの名前ですからね。それは自分のお母さんの名前じゃないんですから。

≪はい。あの打ち明け話をしますと半年以上前から一緒に暮らしてはいたんですよ。入籍をするね。でもその間彼はずっと父親が欲しい欲しいと思って

「わりと小さい赤ちゃんの時にお父さんもご存じないぐらいのときにお母さんはお別れになったんでしたっけ?

≪そうなんです。だから父親と暮らした経験というものが彼の意識の中にはないものですから。でずっと切望していてまあ一緒に暮らすことになって結婚するんだから家内の方は「パパと呼んだら?ずっと呼びたかったでしょう」でたまにねをしゃべっているとパパなんて間違えていたりするんですよ。

「でも間違えてなのそれは?

≪そうなんです。そのころボクのことは英タンと呼んでいたので。

「今ちょっと(船越さんの)のどが悪いのはですねあのこれは仕事のせいでも風邪でもなくてですね(笑い)そのお坊ちゃんをどうなりすぎたんですって。すごいですね子供をどなると。そんなになりますか?

≪1回もね、僕は仕事で20年ぐらいになるんですけども1回もこんなにのどをからしたことはないんですけどもちょっと息子とエキサイティングにやりあいをしましてこんなになってしまって(笑)

「普通の芝居のときとは違う声がきっとどっから出ているんでしょうね違う感情で。だから今エヘンとやってらっしゃるのは先うかがったが息子をちょっとどうなったそうです。でもまぁ話がはっきり言ってあのあちらのお子さんなんですから、お母さんのもれなくついてきたにしてもその子がこんなに声をからしてねテレビにおでになってエヘンとやるほど怒鳴れるというのもお幸せだと思うんですけども。

≪でもそれは息子に感謝していますよ。

「まそれはともかくまあパパと呼びなさいといってもなかなか間違ってぐらいでしか言わなかった子供がある日帰ってきたときにちょっとそういったわけです。ちょっとコマーシャルがあるのでコマーシャルをはさんでなんてすてきな話なんでしょう、皆さんも泣いちゃうような。

黒柳「先程のお話を総合すると入籍をなさる率は半年ぐらい前から一緒に暮らし始めてはいたんだけどもその時にパパと呼んだらといっても息子はパパと呼ばない。

船越≪彼なりに決めていたんですね。

「あなたは10年でもかかってゆっくりでいいやと思ってらしたら入籍をなさった日

≪息子はずっと言っていたんですよ証拠を見るまで俺はパパとは呼ばない。

「すごいわね(笑い)証拠見るまで、かわいいんだけどほとんどサスペンス(笑)

≪その証拠というのが婚姻届。それを要するに出してきた日に学校から帰ってきて第一声が船越リュウイチが帰ってきましたパパといって抱ついてきたのでこれはちょっときましたね。

「泣いちゃったでしょう。

≪ええ。

「なんてかわいいんでしょうね。なんて子供ってかわいいんでしょうね。そんなこと考えるなんて。その時出来るんならその前だってできるとおもちゃうけどもその前にきちんとした方がいいと思ったんですかね。

≪自分の中でけじめをつけたかったというのと、不安だったんじゃないですかね。

「その証拠を見るまではね。お母さんがだまされていてはいけないとか思ったんでしょうかね。たとえ言い方出会ってもね。やはり証拠見るまでは。それで船越という名前にお母さんもなったということになったときに本名がね。自分の名前を言って船越

≪船越リュウイチ

「リュウイチ君なのね。船越リュウイチ帰ってきましたといってパパといって。それからもパパというのドンドン?

≪最近は中学1年になったものですからパパからお父さんに変わったんですけども。

「そう。その時に彼女もないちゃったでしょう

≪もんで恥ずかしいんですけどもそうですね。しばらく何かね。

「それが1番のことですものね。あなたになつくかどうかということが彼女にとって自分の幸せと同時に子供のことを考えたでしょうからね。

≪ええ。彼にしてみればお父さんパパとを呼んでみたものの自分のパパじゃなければだめなんですよね。要するに欲しいのは家内の亭主じゃだめなんです、おかあさんのだんなさんじゃだめなんです。僕のお父さんが欲しいわけですから

「ましてやボーイフレンドなんかはいらないわけですよね。よその家に住んでいるおじさんなんかもいらないわけですよね

≪絶対入らない(笑)

「要するにパパが欲しかったわけね。だから今はパパだと思っているわけね。

≪だからお試し期間というのが結構大変でしたよね。

「なるほどね子供はちゃんと考えているんですねかわいそうにいろいろとね。

≪そうですね。それは胸に迫るものがありましたよ。オレがこんなひどいこと言ってもこんなことしてもお前はパパでいられるかというね。だからぼくはゆっくりのんびりと思っていたんですけども彼の中ではとんでもない今が勝負なわけですよ。今ちゃんと答えを出せというの毎日突きつけられているような気がして(笑い)

「それであなたをちょっと怒鳴ってきたというのでこの声になったとおっしゃったんですけども。中学1年生ぐらいだとやはりどなることがあるんでしょうね。きっとねいっぱいね

≪そうですね。いろいろ失敗もしますよ僕は。自分自身も激高して彼と向き合うので買ったばっかりのいすをけったらボキっと折れちゃったとかね。

「あなたがけったんですか?

≪はい

「(笑)

≪息子を叱責するたびに家の中が少しずつ破壊されていくという

「なるほどね。でもアレですよねあなたがお優しい方とは伺ってはいたんですけどもいすを蹴って壊れるぐらいのイスってそれは椅子が弱かったのかしらね。安いイスとか分からないけども

≪(笑)この体ですからね。

「でも本当にお幸せで奥様もきっと大泣きになったんだろうと思うんですけども親子3人でね、親子3人で出かけたりもするの?

≪ええ、旅行によく行きますね。

「どういう旅行?例えばどういう旅行中学1年生の子供を連れて

≪あのまああったかい島に行ったりですね。子供が思いっきり自然の中で遊べるところに連れていくのが多いですね。どうしても母親と2人で育って来ているのであまり乱暴な遊びってしてないじゃないですか。なるべく乱暴な遊びができるところに

「お相撲したりとか走ったりとか

≪たとえば海の中でパラセーリングとか

「そんなすごいの

≪50メートルパット飛ばしてみたいね

「喜んでいるでしょうね。いいなお父さんって。

≪いいかどうかは分かりませんけども。

「でもまあ本当に松居さんも本当に次から次とその子がアトピー。もうアトピーはすっかり良くなったんですかね?

≪お陰様で

「アトピーの話もをうかがったけど、もう怖いぐらいのねお坊ちゃんのアトピーのこととか、前の旦那さんのお金のことかあとお家のの天井が落ちてきたとか。その時に顔面まひとかなって。いま本当に幸せなところに来たのでこの前もおっしゃっていたのでよかったわねと言っていたんだけどもましてや息子と旦那様がうまくいくということは1番の彼女の結婚に関しての

≪まあ始まったばっかりですからね。

「ご結婚なさってどれぐらいですか?1年は

≪ええ1年は経ちました。

「そうですかでも1年ぐらい。でも毎日毎日わね365日一緒にご飯食べたりしているわけですから。

≪この1年は凝縮された1年でいろんなことがありましたから僕は今までさぼった人生を1人きりで気ままに歩いてきたのでそのシワ寄せが一気に来たというか。本当に10年分ぐらいの

「それがのどにきた。子どもどなったときの。全部そこに出てできっとね。でも芝居でもどんなに刑事さんで犯人に叫んでも、海で断崖で叫んでも声が悪くならない方がですよ補息子さんを怒鳴ったが本当に声が悪くなったというんですからやっぱり本当に違う感情で違うところから声が出るんでしょうね。本当に怒る時ってね。

≪ですからこっちも本気でぶつからないとどこか構えているところがあったらね

「それはそうですよ。

≪動かないですよね心がね。

「でも本当の親子のようでいいですよね。それはね。

黒柳「先程土曜サスペンスの

船越≪土曜ワイド劇場

「土曜ワイド劇場のサスペンスドラマの帝王だと申し上げましたけどもそれはこの局でやっている土曜ワイドなんですけどもその中で今度初めてといっていい単独主役。今までだって主役をやってらっしゃると思っていたんですけども単独主役というのは初めてなんです。

≪そうですね僕にはそういうことになります。

「それは女の人の主役が出ていて

≪コンビものとかだいたいそういうことでずっときましたので

「じゃ単独主役というときはほかにそういう人がいなくてあなたが主役でお出になる。

≪タイトルに僕の役名が入っているものですから

「そうかそうなの。このクレナイレンジロウというのはあなた何ですか。それがさっきおっしゃったシリーズのひとつなんですかね。

≪シリーズにしていきたいなと。思っております。

「それの第1回目なんですか。そうか。あの明日放送ですね。

≪明日ですね。

「土曜日の夜ですから。明日放送なんですが火災調査官クレナイレンジロウ。火災というから火事なんですかね?

≪火事現場の鑑識みたいなもの。

「名前がクレナイというのもこわいですね。紅蓮の炎のくれないですよね。じゃあその子持ちのやもめ。

≪家内をなくしていて

「しかも亡くし方が火事の

≪これはもうドラマを見ていただきたいなと。

「そうかそうか言ちゃいけないんだ。でもそれはもちろん最後の方じゃないんですからいいんですけどもそれでやっぱりそのことから犯人を追い詰めていくという話だと思うんですけども。やはり自分が帝王と呼ばれていても単独主役のものでこれがシリーズになるかどうかの第1回というのはやはりプレッシャーってあるものですか?

≪そうですね。あのただ出来上がりを見たんですけども自分で言うのもアレなんですけども納得のいく大変いい作品になっている

「そうですがこれだけ出てらっしゃる方が納得いくってまあご覧ください~VTR~おお今の顔とずいぶん違うお顔なので驚きましたけども。役柄というのはそういうものなんでしょうね。

≪そうですね(笑)

「「じゃ2時間ドラマの帝王という名前をかけてクレナイレンジロウがまで明日うまくいくことをお祈りしいたしております。

≪ぜひご覧ください。

「それとあの何でしょうたくさんやってらっしゃる中でもご自分がその単独主役というものを今の見ていてもそうなんですけどもやっぱり奥様を亡くした1人物が子供を育てながら生きていくのはなかなか大変なんだけどもそういう中でのお話しなんでね人間的なことも出てくる

≪そうですね。サスペンスもありホームドラマの要素もあり、でかなり派手なスペクタクルもありますのでこれは十分エンターテインメントとして楽しんでいただけると。

「それは家1軒建てて燃やしたんじゃすごいですよね。

≪はい。

黒柳「さて船越さんは今まで趣味はないと思いだったそうですけども

船越≪無趣味なんですね。何か趣味を作らないといつもあせっていたんですよね。

「今趣味はというご質問があると

≪家族ですと

「そうなんですって

≪(笑)

「それはすてきなことだと思うんですよね。14年前にこちらにいらっしゃった時に私が何かしつこく質問でご結婚のこと聞いていたみたいなんですよ。どういうタイプが好きか?とか。あまりよその人にはうかがわないのにね。その時にね優しければ思いやりのある方ならばどなたでも結構ですとおっしゃっていた。

≪そんなこと言っていましたかね(笑)

「そうなんですよ。それがあてはまる思いやりのある優しい方でしたかね。

≪はい。はいなんて言ってる。

「いいえ。よろしいじゃありませんか。でも朝ご飯飯上がらないで急いでいらっしゃることが多いですよね。だから愛妻弁当でも朝ご飯の愛妻弁当持ってお出かけになる。

≪そうなんですよ。

「それはずいぶん違いますよね。その冷たいと言っては悪いですけども全体としては冷たいじゃないですか。出るお弁当って。おうちの愛妻弁当だったらね栄養もいいだろうし。

≪もの凄く食に気を使う人ですからね。ずいぶん健康になったような気がしますね。

「やっぱりねぇ1人だと食べ物もそうですし、勝手な食生活になっちゃうので今は随分おかず何かもいろいろな

≪充実した食生活を送らせていただいております(笑)

「その点はね。趣味は家族でよろしいんじゃないでしょうかね。今度お目にかかるときはどんなニュースをうかがえるかそれが楽しみです。本当にありがとうございました。

≪こちらこそありがとうございました。

「どうもお父様にもよろしく。もちろん松居さんにも

≪はい

タイトルとURLをコピーしました